ネズミの足音は放置して大丈夫?自分でできる対策は?

家でいつものように過ごしていると、天井裏から「ガサガサ…ガサガサ…!!」なんて、音がするのを聞いたことはありませんか?

姿が見えないのにそんな音がしたら、「もしかして、ネズミが住み着いているんじゃ…」なんて心配をされる方も多いと思います。

今回は【ネズミの足音がしても放置して大丈夫なのか?】というテーマで詳しく解説していこうと思います。

天井裏のネズミは、放置するといなくなる?

天井裏の異変(足音や異臭)は放置しておけば治まる?という疑問に対してですが、結論から言うと……

”治まりません”

ネズミは、集団で縄張りを作って行動する習性があります。小さい動物ですし、数が少ないうちは気になりませんが、天井裏から足音が聞こえてくるといった状態のときは、すでにかなりの数になっている可能性が高いです。

数が増えるということは、ネズミにとって居心地がいい証拠。そのまま放置していると、さらに数が増え、被害もどんどん拡大していきます。

ネズミは1匹だけ、その考えは危険です!

先述したように天井裏から音が聞こえるということは、すでに多数のネズミが一帯を縄張りにしていると考えるべきです。

天敵が多いネズミは、自然界では音を立てず静かに暮らしています。にもかかわらず、音が聞こえるということは”この家は安全だ”とネズミが安心していると思っていいでしょう。

ネズミは半年ほどで環境に慣れ、音を立てて走り回ったり、室内にまで姿を現すようになるなど、大胆な行動にでるようになります。

またネズミは、半年で約15匹~21匹ほど出産します。音が聞こえる状態を考えるとおよそ20匹のネズミが潜んでいると考えておいたほうが良いでしょう。

ネズミを放置すると、どんな被害があるの?

では数が増えることでどんな被害があるかというと、大きくは次の3つです。

  • 衛生的な被害
  • 精神的被害
  • 経済的被害

ネズミは用水路や下水管の中を移動するため、体毛には感染症の原因にもなるノミ・ダニが付着しています。そんなネズミが室内を移動し始めると、どうでしょう?お部屋の中にノミやダニ、病原菌が持ち込まれることになり衛生的な影響が出始めます。

縄張りを広げ、数が増えると、至る所で足音が聞こえてきます。ネズミは夜行性のため、夜なかなか寝付けない、さらに酷くなるとノイローゼになるなど、精神的な被害につながってきます。

ネズミは前歯を研ぐ動物です。そのため被害があるお宅にお伺いすると、天井裏の梁や柱に歯を研いだ跡を見つけることがあります。しかしネズミが齧るのは木材だけではありません。場合によっては電気配線を切断してしまい、稀ですが停電してしまうこともあります。

梁や柱を齧られると建物の倒壊の恐れ、電気配線が切断されると復旧までの停電、といった経済的な負担や生活の不便を強いられます。

※電気系統に不具合が出た場合はとても危険な状態です。詳しくは別コラムにて解説していますので参照ください。ネズミの正しい駆除方法(5章)

ネズミは、自分で駆除できる?

ネズミ程度であれば、自分で駆除したほうが出費を抑えられます。最近ではホームセンターや通販でもネズミ対策グッズが販売されているので、手軽に害獣対策できる時代になってます。

ただし専門知識がなければ、毒エサやトラップをいくら使っても効果は出ません。しっかり駆除できなければ、結果的にネズミを根絶することはできず、長期的に被害に悩まされてしまうケースも出てきます。

対策が遅れることで、ネズミの駆除は大変になってきます。ネットの記事や動画を参考に対策・駆除をためしてみて、効果が出なければ早めに業者に相談するようにしましょう。

実際に被害が広がる前と重症化した後では業者の駆除費が3倍ほどになりますので、早めに相談だけでもしてみるといいかもしれません。

害獣駆除を業者に頼むと、いくらかかるの?

「専門の駆除業者に頼むと、結構お金がかかるんじゃ……」という心配をされている方も多いのではないでしょうか。

ホームレスキュー株式会社では被害状況を調査後、ネズミ(害獣)の駆除にかかる費用についてご提案しています。そのため調査前に決まった価格を提示することはできませんが、坪数(広さ)などから簡単に見積もりをする業者と比べて確実にお安くご対応いたしております。また、長期的に被害を抑えることを考えられるのであれば、少しでも早いご相談がおすすめです。

ちなみに業者に相談する場合、必ず現地調査を求められます。その際、床下をや天井裏を調査せず見積もりを提示する業者は、割高になると思っておいたほうがいいでしょう。

放置すればするほど、ネズミの被害は拡大する

先述したとおり、ネズミの被害は放置すればするほど拡大していきます。これは、驚異的なスピードで繁殖を繰り返していくためです。

ネズミは一匹のメスから、年間およそ35匹の子どもが産まれます。その後3ヶ月ほどで大人になり、また出産します。ネズミ講の語源そのものといっていい爆発的な繁殖力です。「害獣がいるかも?」と気付いたら早急に対応しないといけないのは、このためです。

ネズミをはじめ害虫・害獣の被害は、早急にご相談を

ここまでで書いてきた通り、ネズミの被害の放置は絶対NGです。1日でも早い対応が必要ということがお伝えできたかと思います。無料のご相談も可能ですので、気になった方はトップページよりお問い合わせください。

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