ネズミの特徴
一度住みつくと、まさしくネズミ算式に増加!
衛生的にも問題あり!
ネズミは寒さに弱いため、寒さをしのぐことができる人の住居に侵入してきます。特に冬は、暖房の効いた部屋の天井裏などを好んで住み着きます。 また、ネズミはとても胃が小さく、丸一日なにもご飯を食べなければすぐに死んでしまうため、こまめに何かを食べる必要がある動物でもあります。そのため、食料が豊富な家では、当然ですがネズミが住み付きやすくなります。個人の住居だけに限らず、ネズミが好む環境さえあれば、飲食店やバーなどが入るビルにも住み着くこともあります。特に築年数が20年、30年と経っていて、造りの古い建物では隙間や穴などの侵入経路ができやすいため。特に注意が必要です。
病源菌や寄生虫による健康被害に注意!
ネズミには、サルモネラ菌・鼠咬症スピリルム・レプトスピラ症などとても危険な病原菌を媒介していることがあります。特に、”レプトスピラ菌”は日本でも死亡例が過去に多く報告されています。現在でも、沖縄県で散発的に流行する場合があります。
他にも、ネズミは基本的に寄生虫の”イエダニ”という吸血性のダニが1000匹も寄生していると言われています。イエダニは宿主であるネズミが死亡した場合、宿主から離れて付近の生物へ住処を変えます。イエダニがヒトへ「寄生する」ことはありませんが、新たな宿主を求めるダニが室内に落ちてきて、ヒトを刺すことがあります。ダニに刺された場合、当日~翌日にかけてかゆみや腫れるなどの症状が始まり1週間続くこととなります。