益虫!? 害虫!? ゲジゲジの生態について

生態

噛まれても大丈夫?

ゲジゲジは英語ではイエムカデと呼ばれ、最大15対の長い脚を持つ虫です。
15対もある足には獲物を捕まえる為のトゲがついています。
一般的なムカデとは違って、ひとつひとつの足の長さが異なるので、驚くほど速く走る事が可能です。
また、ムカデと違って凶暴性はないので触ってもなかなか噛みつく事はありません。
もし嚙まれたとしても殆ど痛みはなく、腫れる事もほぼありません。

メスは1度に30~100個のたまごを産みます。
最初は4対の足を持った幼虫は成長と共に脱皮を繰り返し、脱皮の度に足のペアが増えていきます。

どこにいるの?

例えば家の地下やバスルーム等、湿気の多い場所に発生し、食べ物を求めて床や壁を巡回しますが、人が近づくと慌てて逃げてしまいます。

ゲジゲジは益虫?

ゲジゲジはムカデ同様に他の虫を捕食し、好物はゴキブリの幼虫やクモ、トコジラミ、ハエ、蛾、ハサミムシと、実は害虫を食べてくれるのです。
逆に言うと、家の中でゲジゲジを頻繁にみるということはそれらの餌が豊富という事…((;゚Д゚)!?

ゲジゲジの駆除について

①珪藻土を使用する

珪藻土のような天然鉱物の粉末は、割れたガラスのようなギザギザした形状をしており、害虫の関節や触覚の隙間に入り込みます。
バスマットなどに使用されるように、珪藻土には脱水作用がある為、ゲジゲジの体内の水分や脂肪、油などを奪う事で殺虫効果を発揮します。

壁等の亀裂の周囲、ドアの敷居など、特に湿気の多い場所にたっぷりと散布してください。
最低24時間~数日間放置してから掃除機をかけます。
ただし、珪藻土の粉末は薬剤ではありませんが微細な粉末なので、人間や動物が吸い込むと健康に良くありません。
子供やペットのいる家では十分に注意して使用してください。

②彼らの食料供給をなくす

ゴキブリやハエ、蛾のように、ゲジゲジが好んで食べるおいしい昆虫たちを排除することも大切です。
粘着トラップ、酢、重曹などで餌となる虫が家に入らないようにしましょう。

③家の中に入らないようにする

イエムカデは隠れるのに役立つものに引き寄せられます。
家の周囲から湿る可能性のあるゴミ(落ち葉、土、刈り草、雑草など)を取り除くと、侵入を阻止できる可能性があります。

④酢や漂白剤を使って排水溝を掃除する

バスルームやキッチンの排水溝の近く、またはシンクの下のような湿度の高い場所を好む為、その周辺を掃除しましょう。
酢や漂白剤を排水溝に流すと、通常は汚れを防ぐことができます。
コップ1杯のお酢を用意し、半分を排水溝へ流した後、1時間待ってから更に残りの半分を流します。
漂白剤の場合は、水と漂白剤の割合が 50:50 の溶液を使用します。
※酢と漂白剤は決して混ぜないでください。結合すると有毒な塩素ガスが発生する可能性があります。

最後に

どれだけ害虫を食べてくれると言っても、やはりあの見た目の虫が家の中に入ってくるのは気持ちの良いものではありません…。
更にはゲジゲジが多いという事は家の中に他の害虫が発生している可能性があります。
しっかり対策しましょう!

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