ダニ刺されを防ぐには?キャンプなどのアウトドアで注意するべきこと

ダニと聞くと、家の中にいる小さな害虫のイメージが強いかもしれません。

しかし、ダニは自然の中にもたくさん存在し、キャンプやハイキングなどのアウトドア活動で刺される可能性があります。ダニに刺されると、かゆみや発疹だけでなく、重症な場合は感染症やアナフィラキシーなどの危険な症状を引き起こすこともあります。

そこで、この記事では、ダニの生態と刺されるメカニズム、アウトドアで刺されないようにする方法、対処方法などを紹介します。

ダニに刺されるリスクを減らして、安全で楽しいアウトドアを満喫しましょう。

ダニの生態とは?

ダニはクモガタ類に属する節足動物で、世界中に約4万5千種もの種類が存在します。多くは体長が1mm以下と非常に小さく、肉眼では見えにくいです。また、高温多湿を好むため、日本では春から秋にかけて活発になりますが、一部の種類は冬でも発生する可能性があります。

ダニは植物や動物の体組織や体液を食べることで生きています。中でも、人間や動物の血液を吸うダニはマダニと呼ばれ、アウトドアで刺される主な原因となります。

マダニは草や木の葉などに待ち構えており、人間や動物が通りかかると体に飛び移ります。マダニは皮膚に穴を開けて血液を吸いますが、その際に唾液を注入します。この唾液には、血液を固まらせないための抗凝固物質や、痛みやかゆみを感じさせないための麻酔物質が含まれています。そのため、刺されても気づかないことが多いです。

また、唾液には感染症の原因となる細菌やウイルスなどが含まれていることもあります。

ダニ対策について~アウトドアに行く前・帰ってきた後にすること~

ダニに刺されると、かゆみや発疹だけでなく、重症な場合は感染症やアナフィラキシーなどの危険な症状を引き起こすこともあります。

特に、キャンプなどのアウトドアでは、ダニに刺されやすいです。そのため、アウトドアに行く前にはダニに刺されないための対策を行う必要があります。また、アウトドアから帰ってきた後もダニを家に入れないための対策を行う必要があります。

ここでは、アウトドアに行く前、帰ってきた後に行うダニ対策を紹介します。

アウトドアに行く前

まず、アウトドアに行く前には以下、対策を行いましょう。

どこにダニがいるかを知る

ダニは高温多湿を好み、水辺や草木などが茂った場所に多く生息しています。そのため、ダニに刺されるリスクを減らすには、これらの場所を避けるようにしましょう。

ダニよけ剤を使用する

ダニにも効果があるとされる虫除け剤には、ディートやピカリジンなどの成分が含まれています。これらの成分を含んだ虫除け剤を服や肌に吹きかけることで、ダニの寄り付きを防ぐことができます。

アウトドアから帰ってきた後

アウトドアから帰ってきたら、以下を実施しましょう。

衣服・体にダニがいないか確認する

アウトドアから帰ってきたら、すぐに服を脱ぎ、明るい場所でダニが付いていないかチェックしましょう。特に、頭や首、脇の下、へそ、股間、お尻などの皮膚が柔らかい部分や、服のしわや折り目にいることが多いです。

体をシャワーで流し、服はすぐ洗濯する

服を脱いだらシャワーを必ず浴びて、服を洗濯するようにしましょう。

体を洗うことで、ダニに刺されたかを確認できます。刺された場所は、赤く腫れたり、かゆみや痛みを感じたりすることがあります。

また、服は高温で洗濯し、乾燥機でしっかり乾かしましょう。ダニは高温に弱いため、これで死滅させることができます。

ダニの駆除・対処方法

ダニを家に持ち帰ってしまい、繁殖させてしまったらどうしたらいいでしょうか?ダニは一度発生すると、繁殖力が強く、駆除が困難になります。ここでは、ダニの駆除・対処方法を紹介します。

ダニ忌避剤の散布

ダニ忌避剤とは、ダニを寄せ付けないようにするための薬剤です。カーペットやふとん、ソファやクッションなどダニが発生しやすい場所や物に散布します。ただし、ダニ忌避剤には有効期限があるので、定期的に散布することが必要です。また、使用前には必ず注意書きを読み、小さな範囲で試してから使いましょう。

カーペットやふとんなどの洗濯

ダニは高温に弱いため、カーペットやふとんなどの布製品を高温で洗濯することで、ダニを死滅させることができます。洗濯機で洗えるものは、60℃以上のお湯で洗うのがおすすめです。また、洗濯機で洗えないものは、蒸気アイロンやスチームクリーナーなどで高温の蒸気を当てるとよいでしょう。乾燥機や日光による乾燥もダニに効果があります。

さらに、カーペットやふとんなどの布製品は、定期的に洗濯や乾燥を行うことで、ダニの発生を防ぐことができます。

ダニ駆除業者に依頼する

自分で対処するのが困難な場合は、ダニ駆除業者に依頼することをお勧めします。

ダニ駆除業者は、被害の状況などに応じて、最適な駆除方法を実施してくれます。ダニ駆除業者に依頼するときは、以下のようなことに注意してください。

■ 業者の実績や評判を確認する

■ 業者の料金やサービス内容が明確になっているかを確認する

■ 業者と契約する前に見積もりや説明などを行っているかを確認する

まとめ

ダニの確認方法、対処方法と対策について紹介しました。害獣駆除対策センターでは、無料で見積もりや被害についての調査を行っております。 ダニ以外にも、ネズミやイタチ、アライグマなども承っています。少しでもお困りのことがありましたら、問い合わせ窓口よりご連絡ください。

相談窓口:0120-072-739

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