コウモリ対策のタイミングや注意点を解説!

冬眠前にコウモリ対策をしておかないと、駆除が難しくなってしまうってご存じですか?
この記事では、コウモリの生態から考えた対策方法をわかりやすくお伝えします!

「コウモリが冬眠してから駆除しよう」と思っている方はぜひ読んでみてくださいね。

コウモリを放置するとどうなる?

まずは、コウモリによる被害にはどのようなものがあるのか説明します。

フン害

ひとつめは「フン害」です。
コウモリは集団で住みつき、大量のエサを食べて大量のフンを排出します。
フンから細菌汚染や害虫の発生などをまねくこともあるため、健康を守るためにも早めに対策が必要です。

建物への被害

もうひとつは「建物への被害」です。
コウモリは大量の排泄物を排出しますが、フンが木材などにしみこむと腐食してリフォームが必要になってしまうことも……!
大切な家を守るためにも、コウモリを放置してはいけません。

コウモリ駆除に適しているのは冬眠前?冬眠後?

コウモリが住みついたら、冬眠前に駆除するのがおすすめです。
「冬眠が終わってからゆっくりやろう」と放置していると、思わぬ被害にあうことがあります。
また、いったん冬眠に入ってしまうと、活動を休止しているコウモリを忌避剤や燻煙剤などで追い出すことは難しくなります。
コウモリが身近にいるようなら、なるべく冬眠前に対策しましょう

冬眠中のコウモリに触れてはいけない!その理由とは

「コウモリを駆除するなら、活動していない冬眠中のほうがいいのでは……?」と思うかもしれませんが、冬眠中のコウモリを捕獲したり殺傷したりすることは避けるべきです。
鳥獣保護法ではコウモリを許可なく捕獲・殺傷することを禁じており、違反すると1年以下の懲役または100万円以下の罰金に処せられてしまうこともあるため、注意が必要です。
冬眠前や冬眠後であれば、忌避剤や燻煙剤などで捕獲・殺傷することなく追い出すことが可能です。

また、家の中の隙間に入り込んだコウモリの侵入経路をふさいでしまうと、餓死したコウモリの死骸からダニや悪臭が発生してしまいます。
衛生面を考えると、冬眠中のコウモリを駆除することはおすすめできません。

コウモリの冬眠について

ここで、コウモリの冬眠についても詳しく説明しておきます。

コウモリにはさまざまな種類がありますが、日本にもっとも多く生息しているのは「アブラコウモリ」です。
市街地でもよく見かけるコウモリで、気温が15℃以下になると冬眠に入り始めます。
「家にコウモリが住みついて困っている」という方は、アブラコウモリの生態を知ることも大事です。

コウモリが冬眠する時期と理由

コウモリが冬眠するのは、だいたい11月~3月です。
通常、哺乳類は冬眠をしないので、冬眠をするコウモリは哺乳類の中では珍しい存在といえるでしょう。

実はこれにはコウモリが蚊やヨコバイなどの小さな昆虫類をエサにしていることが関係しています。
冬になるとコウモリのエサが不足してしまうので、秋に脂肪を蓄えて、11月~3月までは冬眠して生命を維持するわけです。
冬眠中のコウモリは体温が外気温まで下がり、呼吸数や心拍数も通常時より少なくなって、省エネモードで冬を乗り越えているのです。

コウモリが冬眠する場所

アブラコウモリは、暗く暖かく、雨風を防げる場所で冬眠します。
民家であれば、屋根裏や壁のすき間、瓦の下などで越冬することが多いです。
マンションのような高層ビルでは非常口周辺も冬眠場所となりますし、線路の高架などで冬眠することもあります。

秋になってそれまで見かけていたコウモリが姿を見せなくなったら、その場所からいなくなったのではなく、冬眠に入っている可能性を疑ったほうがいいでしょう。

コウモリの駆除は業者に依頼するのがおすすめ

コウモリを発見したら、無理に自分で駆除しようとするより、業者に依頼するのがおすすめです。

コウモリは鳥獣保護管理法によって許可なく捕獲や殺傷ができないため、忌避剤や燻煙剤で効果が得られなかった場合は非常に対応が困難になります。
発見したらむやみに手を触れずに、業者に相談すると安心です。

コウモリが侵入しやすいチェックポイント

コウモリはさまざまな隙間から入り込んできます。
コウモリによるフン害から健康や家を守るためにも、ぜひチェックしてみましょう。

・屋根と壁の隙間
・戸袋やシャッターの隙間
・エアコンの室外機や配管の隙間
・通風口や換気口の隙間

コウモリは冬眠前に対策しよう

コウモリは鳥獣保護法で保護されている動物です。
許可なく捕獲・殺傷はできないため、業者に依頼するか、冬眠前に忌避剤や燻煙剤などで対策するのがおすすめです。

冬眠中は駆除しようとしてもほとんど反応がないばかりか、出口をふさがれると死骸から細菌やダニ、悪臭などを発生してしまうので、駆除のタイミングには注意しましょう。

最後に

害獣駆除対策センターでは、調査から駆除まで全て自社スタッフが担当しております。
自宅のことでお困りのことがありましたら、無料でご相談していただける相談窓口を開いておりますのでお気軽にお問合せくださいませ。

相談窓口:0120-072-739

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