コウモリが家に入ってきたら?リスクと駆除方法について

コウモリは夜行性の動物で、暗闇の中で飛んでいる姿は神秘的です。しかし、コウモリが家に入ってきたらどうしたらよいでしょうか?実は、コウモリが家に侵入すると、さまざまなリスクがあります。そこで、この記事では、コウモリが家に侵入した際のリスクと駆除方法について紹介します。

コウモリが家に侵入したときのリスク

コウモリが家に侵入すると、どのようなリスクがあるのでしょうか?ここでは、3つのリスクについて紹介します。

狂犬病への感染

コウモリは狂犬病を媒介する動物の一種です。

狂犬病は人間も感染し、発症するとほぼ100%死亡してしまう恐ろしい病です。コウモリが人間の皮膚などを噛んだり引っ掻いたりすることで狂犬病に感染します。また、コウモリの唾液や血液が傷口や粘膜に触れることでも感染する可能性があります。

コウモリの糞尿による健康被害

コウモリは大量の糞尿を排出します。糞尿は悪臭を放ち、建物や家具を汚染します。

また、コウモリの糞尿には有害なウイルスや寄生虫が含まれています。それらが空気中を伝い、人間の呼吸器や消化器へ病気を羅患させてしまう恐れがあります。

コウモリの糞尿によって引き起こされる代表的な病気はクリプトコッカス症です。

これは、コウモリの糞尿から発生する真菌(クリプトコッカス)が呼吸器から体内に侵入することで感染します。免疫力が低下している人では、頭痛や発熱、嘔吐などの症状を引き起こし、場合によっては重篤化する恐れがあります。

睡眠妨害

コウモリは夜行性の動物です。

そのため、コウモリが家に侵入すると、夜間に飛び回ったり鳴き声をあげたりして、人間の睡眠を妨害することがあります。

睡眠不足は、集中力や判断力の低下、イライラや不安などの精神的な影響を及ぼします。また、長期的には、高血圧や糖尿病などの生活習慣病のリスクも高まります。

コウモリの駆除方法

コウモリが家に侵入した場合、どのようにして駆除すればいいのでしょうか?ここでは、主な3つの駆除方法を紹介します。

燻煙材や蚊取り線香を使用する

コウモリは煙やにおいに敏感な動物です。

そのため、コウモリが潜んでいる場所に燻煙材や蚊取り線香を使用することで、コウモリを追い出すことができます。しかし、この方法は一時的な効果しかありません。コウモリが家に戻ってくる可能性もあるため注意が必要です。また、製品によっては火を使用するため、火災の危険性があることを理解し、扱いには気をつけてください。

コウモリ忌避スプレーを使用する

コウモリ忌避スプレーは、コウモリが嫌う成分を含んだスプレーです。インターネット等で購入することが可能です。

コウモリ忌避スプレーをコウモリが潜んでいる場所に吹きかけることで、コウモリを追い出すことができます。

しかし、この方法も一時的な効果しかありません。また、コウモリ忌避スプレーは人間やペットにも刺激を与える可能性があります。そのため、取り扱い説明書に従って正しく使い、コウモリが再び侵入しないように入り口を塞ぐなどの対応を合わせて実施することをおすすめします。

コウモリ駆除業者に依頼する

コウモリ駆除業者は、プロの技術と知識を持ってコウモリを駆除してくれる業者です。コウモリ駆除業者は、コウモリの生態や習性を把握しており、安全かつ効果的にコウモリを捕獲し、適切な場所に移動させてくれます。

また、コウモリを捕獲した際、鳥獣保護管理法上、自治体に捕獲証明書の発行が必要と定められておりますが、その手続きもコウモリ駆除業者が行ってくれることが多いです。そのため、知見がなくても安心できます。

コウモリ駆除業者を探す際には、以下の点に気をつけて探すことをおすすめします。

■ 業者の実績や評判を確認する

■ 業者の料金やサービス内容が明確になっているかを確認する

■ 業者と契約する前に見積もりや説明などを行っているかを確認する

まとめ

コウモリが家に侵入した際のリスクと駆除方法について紹介しました。害獣駆除対策センターでは、無料で見積もりや被害についての調査を行っております。 コウモリ以外にも、ネズミやイタチ、シロアリなども承っています。少しでもお困りのことがありましたら、問い合わせ窓口よりご連絡ください。

相談窓口:0120-072-739

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