アライグマがガレージに住み着いたら?対策と駆除方法を徹底解説

アライグマは可愛らしい外見とは裏腹に、ガレージや屋根裏などに侵入して住み着くことがあります。

アライグマは1月から9月にかけて繁殖期を迎え、子供を産んだり育てたりするために、安全で暖かい場所を探します。そのため、ガレージに入り込んでしまうことがあるのです。

その結果、ゴミを漁ったり、糞尿を撒き散らしたり、騒音を立てたりするため、アライグマがガレージに住み着かれると大変な迷惑になります。また、狂犬病や回虫などの病気を持っている可能性もあり、人やペットに感染させる危険性もあります。

この記事では、アライグマがガレージに侵入しないための対策と、もし侵入された場合の駆除方法について、詳しくご紹介します。

アライグマの生態は?

アライグマは、北アメリカ原産のアライグマ科の動物です。 日本には1970年代にペットとして輸入されたものが野生化したとされています。

食事は、主に果物や昆虫、魚、鳥、ネズミなどを好んで食べる雑食性な動物です。人間のゴミやペットフードなども食べます。そのため、ガレージのドアや窓を開けたり、ゴミ箱の蓋を外して、食べ物がないかあさったりします。

また、縄張り意識が強く、一度住み着いた場所からはなかなか離れない傾向があります。特に、繁殖期になるとメスは子供を産むために巣を作るため、木の洞や岩の隙間、ガレージや屋根裏などの人間の建物に作ることもあります。

メスは一度に2~5匹の子供を産み、約3ヶ月間は巣の中で育てます。その後、子供は母親について外に出て、食べ物を探したり、遊んだりして1年ほど一緒に過ごします。その後、子供は親離れして生活します。

アライグマがガレージに侵入しないための対策

アライグマがガレージに侵入しないためには、以下のような対策をとることが効果的です。

ガレージのドアを常に閉めて、鍵をかける

アライグマがガレージに侵入するのを防ぐ最も簡単な方法は、ガレージのドアを常に閉めて、鍵をかけることです。

アライグマはガレージのドアや窓を開けることができるので、ガレージに入り込まれないためには、ドアや窓を常に閉めておくことが重要です。特に夜間はアライグマの活動時間なので、忘れずに鍵をかけておきましょう。

また、ドアや窓に隙間や穴がある場合は、修理したり、金網や板でふさいだりすることも効果的です。

光、音、匂いを利用する

アライグマは暗くて静かな場所を好むので、ガレージに光や音や匂いを出すことで、寄せ付けないことができます。

例えば、ガレージに明るいライトやモーションセンサー式のライトを設置したり、ラジオや防犯ブザーなどの音を出す装置を置いたりすることが有効です。また、アライグマは人間や犬の匂いを嫌うので、人間や犬の毛や汗のついた服などをガレージに置いたり、アンモニアや塩素などの強い匂いのする液体をスプレーしたりすることも効果的です。

ただし、これらの方法は一時的なもので、アライグマが慣れてしまうと効果がなくなることもあります。また、火事や感電などの危険性もあるので、使用には十分注意しましょう。

侵入経路の可能性がある場所を封鎖する

アライグマは小さな隙間や穴からも侵入することができます。

そのため、ガレージの周りに侵入経路の可能性がある場所がないか確認して、封鎖することが必要です。例えば、ガレージの屋根に穴があったり、壁にひびが入っていたり、排水溝や通気口が開いていたりする場合は、アライグマが入り込む可能性があります。

その場合は、金網や板でふさいだり、コンクリートやモルタルで補修したりしておきましょう。また、ガレージの外に木や植木鉢などがある場合は、アライグマが登って侵入することがあるので、ガレージから離しておくか、金網や針金などで囲っておくなどの対策を行うとよいでしょう。

アライグマの対処方法

もし、ガレージにアライグマが侵入してしまった場合は、以下のような対処方法があります。

捕獲機の使用

アライグマのおすすめ対処方法1つめは、「捕獲機の使用」です。

捕獲機は、アライグマが好む食べ物を餌として入れておき、アライグマが中に入ると自動的に扉が閉まる仕組みになっています。自治体が貸出を行っていることもあるため、比較的安価で対応することが可能です。

捕獲機のおすすめ設置場所は、ガレージの中や外でアライグマの導線となっている場所の近くで、捕獲機の全容が見えにくいところがおすすめです。また捕獲機を選ぶ際には、アライグマの大きさに合ったものを選びましょう。

ただし、アライグマは鳥獣保護管理法上、自治体に捕獲証明書の発行が必要と定められております。そのため、対処する際は自治体に相談の上行うとよいでしょう。

一方通行ドアの使用

アライグマのおすすめ対処方法2つめは、「一方通行ドアの使用」です。

一方通行ドアとは、進むことはできるが戻ることができないまるで弁のような装置です。

アライグマが外に出ても戻れないように一方通行のドアを設置することで、ガレージに入ってくることを防ぐことができます。

子供が生まれる前の10月~12月ごろに設置するのがおすすめです。ただし、子供が生まれてから設置すると、親がガレージの外におり子供がガレージの中にいることがあるため、子供が餌をもらえず餓死してしまう可能性があります。設置の際は、ガレージ内の状況を確認して設置するとよいでしょう。

アライグマ駆除業者に依頼する

一番安全でかつ効果的に対処する方法は、「アライグマ駆除業者に依頼する」ことです。

アライグマ駆除業者は専門的な知識や技術を持っており、安全かつ効果的にアライグマを捕獲したり追い払ったりすることができます。

また、アライグマを捕獲した際、鳥獣保護管理法上、自治体に捕獲証明書の発行が必要と定められておりますが、その手続きもアライグマ駆除業者が行ってくれることが多いです。そのため、知見がなくても安心できます。

アライグマ駆除業者を探す際には、以下の点に気をつけて探すことをおすすめします。

■ 業者の実績や評判を確認する

■ 業者の料金やサービス内容が明確になっているかを確認する

■ 業者と契約する前に見積もりや説明などを行っているかを確認する

まとめ

アライグマがガレージに入ってきたときの対策、対処方法について紹介しました。害獣駆除対策センターでは、無料で見積もりや被害についての調査を行っております。 アライグマ以外にも、ネズミやイタチ、シロアリなども承っています。少しでもお困りのことがありましたら、問い合わせ窓口よりご連絡ください。

相談窓口:0120-072-739

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