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お家の害虫と言えばの「シロアリ」さん。
私たちが主に取り扱っている害獣のネズミやハクビシンに比べ
一匹一匹の個体の大きさは比べなくてもお分かりいただけると思います。
しかし、小さいからと言って侮れないのがこのシロアリです。
床下の木材を食い荒らし、徐々にお家をボロボロにしていくのです。
シロアリは名前に「アリ」とつくことから地面を這うあの黒いアリの仲間だと思われがちです。 じつはそのアリとシロアリは名前こそ似ているものの、分類的には仲間ではありません。
実はシロアリは ゴキブリ目シロアリ科 つまり、ゴキブリの仲間なんです!
皆様は知っていますでしょうか?
阪神淡路大震災で倒壊した家の8割がシロアリ被害があったという調査結果が出ていることを。
シロアリ被害は他の害虫・害獣よりも軽く見られがちですが、お家の根本から壊されていくという点ではとても怖い害虫です。
シロアリは蟻道と呼ばれる
土や排泄物・餌の食べかすで作った「餌場へ向かうトンネル」を 作りながら進んでいきます。
たとえ家の外側が鉄でできていても、蟻道を作って木の部分までやってこられてしまいます。
蟻道は様々な箇所に確認できますが、基礎部分の角に造られることが多いのです。
実際に床下をチェックしてみると、土台や床束(ゆかづか。床下の柱)などに蟻道が確認されるケースがあります。
床下に潜るまではしなくても、家の外回りから確認できる場合もあります。
しかし殆どの場合被害状況が深刻してから発覚します。
つまり業者でない限り被害を初期段階で見つけることが難しいのです。
シロアリの被害は築5年目からが多いです。
使用する薬剤は環境や人体への影響から、効果は5年間ほど 。
つまり予防・対策は5年に1回最低で行うことをおススメします。