シロアリ駆除の重要性について

シロアリは「家を食い荒らす害虫」と言われるほど、家屋に大きな被害をもたらす存在。放置していると、床下や天井裏などで繁殖し、家の機能を内部から破壊し、倒壊の原因になってしまいます。

そのため家に出はじめた早めの段階での駆除が必要です。

 

その特徴や、被害を受けることの恐ろしさ、そして、シロアリの存在に気付いた時にはどんな対策を取るべきなのかついてご説明します。

 

・シロアリの存在を確認するには羽アリが落とす羽をチェック

家のなかにシロアリがいるかどうかを知るには、羽アリが落とした羽があるかどうかです。

羽アリには「クロアリの羽アリ」と「シロアリの羽アリ」がいます。

クロアリの羽アリの場合、体にくびれがあり、前(頭に近い側)の羽の方が、後ろの羽よりも大きいのが特徴です。対してシロアリの羽アリは、体のくびれが分かりづらく「ずん胴」で、羽は前の羽と後ろの羽の大きさがほぼ同じなのが特徴。なので、一見しただけでは、その羽アリがシロアリなのかどうかを判断できません。

しかし、シロアリの羽アリは羽が非常に取れやすいため「半透明の小さな羽が床や玄関・窓枠部分などにパラパラと落ちている」という状況を目にしたら、シロアリの存在を疑いましょう。

 

日本には大きく「ヤマトシロアリ」と「イエシロアリ」という2種類のシロアリが生息しているとされています。どちらもの働きアリ(所謂「シロアリ」)も乳白色の体色が特徴ですが、ともに床下をはじめとした、人目につかない場所で活動します。そのため、働きアリを見つけることよりも、家の中を飛び回る可能性がある、羽アリからシロアリの存在を確かめるべきです。

 

・シロアリはコンクリートやレンガする食い散らかす

シロアリはコンクリートやレンガ、時には金属板ですら食い散らかします。

木でできた床下の土台や床板・屋根裏・柱など、木材に甚大な被害を及ぼすことでよく知られているシロアリですが、実は雑食性。コンクリートをはじめとした人工物にすら被害が及ぶ場合があります。

シロアリの恐ろしさは「家屋内部を食い荒らし、建物に大きな被害をもたらす」の一言に尽きます。我が家が食い荒らされ、機能を失ってしまう前に対処しましょう。

 

・警戒心が強いシロアリは見つけたらすぐに業者へ駆除依頼

シロアリは警戒心が強いため、見つけたらすぐに専門業者へ駆除を依頼しましょう。

シロアリの被害は時と共に、止まることなく進行していきます。気付いた段階ですばやく対策を講じる必要があります。

しかし、シロアリの駆除を素人が行うのは非常に困難です。

多数の市販殺虫剤が販売されているため、誰にでもシロアリ駆除ができるだろうと考えるのは、シロアリの生体をあなどっています。

 

シロアリは、殺虫剤や蚊取り線香などを使いはじめると、その危険を察知して、逃げてしまうほどの警戒心を持っています。そして逃げ出したシロアリは、離れたところにまた巣を作るかもしれません。

殺虫剤のなかには、「ベイト剤」と呼ばれる、餌に駆除成分が入ったものもありますが、この場合でも素人が「どこにベイト剤を仕掛けるか」という判断を下すのは難しいでしょう。

 

これを理由に、やはりシロアリ駆除は、害虫や害獣の駆除を専門的に取り扱う業者に任せるのがおすすめです。

 

・被害再発を防ぐためにシロアリは根絶やしにする

シロアリは生き残りがいればまた増えてしまいます。そのためにも、プロの見立てと腕による的確で確実性の高い駆除によって根絶やしにすることが大切です。

シロアリは放おっておくと、木材はもちろん、幅広い素材に食害を与えます。

確実な駆除を行うためにも、「シロアリの羽アリ」が落とした羽を見つけたら、シロアリが存在するかもしれないと心に留めておきましょう。

地域別駆除実績

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