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大阪府羽曳野市よりアライグマが2匹屋根の上で寝ているとご連絡をいただき、捕獲をしたいと相談頂きました。ご依頼の詳細としては、お客様のご自宅ではなく隣の20年空き家になっている所有者不明のお宅でアライグマが屋根に乗っているという状況でこれを捕獲したいとのことでした。
通常であれば、駆除をする場合は物件所有者よりご依頼を頂く必要がありますが、こちらのお宅ではすぐに連絡・了承を貰う事のできない状況でした。そのため町内会の了承をいただき間接的に駆除の許可を頂く流れて駆除サービスをご提供する段取りを取らせていただきました。
町内会のご協力があり、駆除の許可までのお話が収束し当社スタッフが無事にアライグマが起きて逃げる前に駆け付けつけることができました。
当社スタッフが到着し、早速捕獲に乗り出します。アライグマが寝ていた場所は、人が乗ればすぐに抜け落ちてしまいそうなほど劣化したトタン屋根の上でした。直接的な網での捕獲は非常に難しい状況だったことから、次なる作戦として罠カゴで捕獲する方法となります。
アライグマの好む餌を仕掛けアライグマが引っかかるのを待つ方法になります。
また、このような際はアライグマの通り道に罠を仕掛けることが一般的でアライグマに餌の存在に気付いてもらえる場所に罠を設置します。下記映像ではアライグマが床下に入り込むために使っていた侵入経路も発見されたことからその付近に罠を設置します。
このようにして罠を設置して一定期間、置いてアライグマがかかるのを待ちます。また、アライグマがかかり次第急行する段取りでご契約を頂きました。
しかし、今回現れたアライグマは非常に人慣れしている個体で、我々駆除スタッグが10m近くまで近づいても起きることがなく、無防備に寝続けていることが驚きでした。先述の映像をご覧いただける通り、2匹ともずんぐりと太っており、近所で豊富な食料にありつけていた証拠となります。