コウモリの正しい駆除方法 | プロが解説

気がついたら自宅の周辺に黒くて細長い粒が大量に落ちていた、という経験はありませんか。これはコウモリ被害の典型的な例で、エアコンの室外機や通気口の真下に集中してフンが落ちている事があります。このような場合は早めに対策をとるようにしましょう。

この記事では、コウモリの被害に悩む人に向けて、プロの害虫・害獣駆除業者の駆除方法をご紹介いたします。ぜひ参考にしてみてください。

コウモリを駆除する前に知っておきたいこと

鳥獣保護法

コウモリを駆除するにはいくつか前知識として知っておかなければいけないことがあります。まずは、コウモリは鳥獣保護法によって守られている動物であることに注意が必要です。鳥獣保護法によって守られた動物は捕獲を含め直接的な駆除が禁止されています。ただし追い出したり、防除を行うことは許可されています。そのため、被害にあっている場合は追い払って防除作業を行うことで対策を行うことが一般的です。

もし、鳥獣保護法を守らずにコウモリを捕獲したり、直接的な危害を加えてしまった場合は1年以下の懲役又は100万円以下の罰金に処せられます。(参照:環境省)

個人で駆除を行う場合は、コウモリ用の忌避剤スプレーなどを使用してコウモリを逃がして戻ってこれないように対策をしてください。

適切な季節

コウモリの駆除は、

4月~5月、10月

が駆除に適しています。これには理由がありますので解説します。

時期活動内容駆除難易度
1~3月冬眠中難しい
冬眠中は追い出せない
4~5月栄養補給簡単
6~9月繁殖・子育て難しい
子供が自力で動けない
10月冬眠準備簡単
11~12月冬眠に入る難しい
冬眠中は追い出せない

冬の冬眠時期と夏の出産時期に忌避剤を散布してもコウモリが深い眠りから目が覚めなかったり、夏はコウモリの赤ちゃんが天井裏に取り残されてしまったりしますので個人駆除の際は時期を守ることが大切です。

プロの駆除業者に依頼すれば年中駆除することが可能です。ただしその場合、駆除業者は市の環境課に捕獲の手続きをする必要がありますので多少の手数料が発生する場合があります。それでもすぐにコウモリを駆除したいと言う場合は当社のように資格を持っている業者に相談するようにしましょう。

コウモリの駆除方法

コウモリをご自身で駆除をする方法を紹介していきます。コウモリの駆除を実施する際は、しっかりと正しい手順と装備で行わなければ失敗してしまいますのでしっかりと駆除方法を確認してから駆除を開始するようにしましょう。

※コウモリは高所に巣を作る傾向にあります。高所での作業は常に危険が伴いますので最善の注意を払って作業を行うようにしましょう。

装備を用意する

コウモリの駆除を行うにはまず、装備を整えましょう。住宅によって必要な工具や封鎖部材が違いますのでホームセンターなどで取り付けられそうなものを選んで準備しておきましょう。具体的にそろえておけば間違いない工具なども後述で紹介しておきます。

【必要な装備】

  • 防塵マスク
  • ゴム手袋
  • アルコール濃度72%以上の消毒薬
  • ハンドクリーナー
  • コウモリ用忌避剤
  • 殺虫剤(ノミ・ダニ用)
  • 工具
  • 封鎖部材

ご住宅に応じて必要な工具は違いますが、「コーキング」「コーキング用ガン」「万能ハサミ」の3点があればなんとかなります。そして、封鎖部材は人差し指が通らないほど間隔の狭い金網が応用聞きやすいのでお勧めです。通気機能が失われても問題の無い侵入口であれば木の板などでも対策可能です。

またコウモリの巣は多くの場合、通気口や瓦・屋根の隙間に作られる場合が多く場合によっては脚立もあると良いでしょう。

※作業はベランダから身を乗り出したり、脚立の高いところに乗って作業をすることになります。
落下する危険性もあれば、巣穴から飛び出してくるコウモリを避ける際に転落する恐れもあります。
当社では、すべての駆除作業ではなく一部の危険な作業のみ当社で行うこともできますのでお気軽にお問合せ下さい。

コウモリの巣を特定する

コウモリは雨風を凌げる場所と、天敵の猛禽類が入ってこられない小さな隙間を選んで巣を作ります。そのため、ご自宅に侵入される場合の多くは

「屋根の隙間」「通気口の中」「シャッターの中」「玄関前」

などに巣を作っている場合が多いです。コウモリの巣を特定する際、注目するべき点はコウモリの糞がどこに落ちているかを確認することが重要です。
基本的にコウモリは自分の巣の外に向かって糞をしますので巣穴の真下にコウモリの糞が落ちます。
糞が落ちている場所の上に1.5cm以上の隙間や穴が無いか確認しましょう。

シャッターの中や通気口にコウモリが巣を作っている場合は脚立を立てれば手が届きますので個人での駆除は容易にできると思います。しかし、屋根に入り込んでいる場合は最悪です。瓦屋根の隙間と言えば、コウモリにとって非常に広い空間が広がっています。瓦の波打っている部分があればある分だけ忌避剤を注ぎ込む必要がある上に市販の忌避剤スプレーを数十本単位で購入する必要が出てきてしまいます。さらには、最悪の場合天井裏に入り込んでしまうこともあります。そうすると彼らは100匹以上のコロニーに発展することもあります。ご自宅の天井に空いている点検口から天井裏にコウモリの糞が落ちていないか確認しましょう。

屋根に被害が出ている場合は、追い出し作業や封鎖作業がとても重労働になるでしょう。
一人で対策せずにや家族や友人数名に手伝ってもらいながら作業をすると良いでしょう。

忌避剤で追い出す

コウモリは直接捕獲することや殺傷することが禁止されているため忌避剤を巣に吹きかけてコウモリを追い出す形で駆除していきます。忌避剤にも様々な種類を市販で購入することができますが、特にハッカ油スプレーかワサビスプレータイプの忌避剤がお勧めです。

次に忌避剤を噴射する前に、必ず防塵マスクとゴム手袋を装着しましょう。コウモリの糞が細かい粒子として空気中に舞い上がります。コウモリの糞には大変危険なウィルスが沢山付着していますので吸い込んでしまうと大変危険な病気に感染する恐れもありますのでしっかりと身を守りましょう。また、コウモリが巣穴から飛び出してくる可能性もありますので、巣穴を除きながら噴射しないようにしてから噴射ください。

⚠注意⚠
忌避剤を10秒以上噴射し続けないでください。

忌避剤は非常に強烈な刺激物が含まれいます。大量に噴射しすぎると猫でも失神するほど強力であるため、使いすぎればコウモリが気を失ってしまいます。失神してしまった場合、最悪の絶命してしまいますので注意が必要です。どんなに長くても10秒以上同じ場所に噴射し続けることはしないようにしましょう。

忌避剤を一度散布したら10分ほど待ちましょう。噴射後コウモリが自然と巣穴から逃げていきます。静かに待ち、10分経過したら再び忌避剤を散布してコウモリが出てこなくなるまで数セット行います。コウモリがもう出てこなくなったら追い出し作業は完了です。複数個所にコウモリの糞が落ちる様であればすべての箇所に同様の作業を実施ください。※瓦屋根の場合はすべての瓦に忌避剤を散布する必要があります。

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糞を清掃する

コウモリの糞は非常に乾燥している特徴があります。ほんのわずかな微風で糞から粒子が舞います。吸い込んでしまうと非常に危険ですので防塵マスクを着用してから作業に当たりましょう。ハンドクリーナーがあれば簡単に糞を取り除くことができる上に、直接糞に触れる必要がないため非常にお勧めです。※ただし、衛生面の関係で使い終わったハンドクリーナーは破棄した方が良いでしょう。安いハンドクリーナーを購入しておくほうがよいでしょう。

コウモリの糞ってどんなの?

長さ・形細長くよじれている
大きさ5mmから10mmと小さい
(ネズミの糞の大きさは5mm~なので、糞の状態等をしっかり観察することが必要)
黒~茶色
特徴軒下や屋根裏に積もっている事が多い
外壁にくっついている
家の周りに固まって落ちている
昆虫が主食の為パサパサとしており触ると崩れやすい

コウモリの糞の掃除は最も健康被害を受けやすい工程です。
気管が弱い方が掃除をすると、重症を負う可能性もありますので、ご自身での掃除は控えましょう

巣の中を消毒する

コウモリは巣の外に向かって糞を落とす傾向にありますので巣穴の中と、糞が散らばっていた辺りの消毒を行う必要があります。コウモリの媒介するウィルスには様々なものがあり、濃度の低い消毒薬では殺菌できない可能性があります。そのため、高めの消毒薬で確実に病原菌の滅菌を行いましょう。推奨される消毒薬はアルコール濃度が72%以上が好ましく、薬局やホームセンターなどで簡単に入手できます。消毒を散布するポイントとしては、消毒薬を霧吹きに入れて”これでもか!”と言わんばかりにふりかけてください。

上記の絵のように通気口程度の小さな空間であれば簡単に消毒はできますが、シャッターや瓦の中が巣立った場合は消毒作業を奥まで行うのは至難の業です。消毒をするには特殊な機械が必要になりますので、消毒屋さんや駆除のプロにお任せした方が結果的に高価な消毒機材を購入するより安くすみます。

寄生虫を駆除する

コウモリは数百を超えるノミ・ダニ・トコジラミなどを家に連れてきます。これらの不快害虫は、住人にとってはアレルギーの発症原因になるほか、人体に寄生して血を吸う過程で人体に病原菌を植える寄生虫もいます。これらの害獣は駆除しなければ減ることはありませんのでしっかり害虫駆除まで行うことがコウモリ駆除の鉄則です。

では、これらの寄生虫を駆除するにあたって活躍する物が、煙タイプの殺虫剤です。煙を噴霧することで非常に広域にわたって殺虫効果が行き届くためとてもお勧めです。個人で駆除を行う際に特におすすめな商品としては、人類の味方”〇ルサン”です。(権利問題により商品名を伏せております。)用法容量を守る必要がありますが、高い効果が期待できますので個人駆除の際には重宝することでしょう。

煙タイプの忌避剤は、下から上に向かって煙が逃げていきますので、コウモリの巣の下側に殺虫剤を設置すると効率よく寄生虫を駆除することができます。

巣穴を封鎖する

コウモリ駆除で最も重要な作業は巣穴を塞ぐことです。
住宅に侵入してくるコウモリの99%はアブラコウモリ(別名イエコウモリ)という品種のコウモリです。
アブラコウモリは住宅に侵入することができるように、コウモリの中で非常に小型でおおよそハムスターほどの大きさしかありません。

そのため、封鎖部材を購入する際は、
人差し指が通らないほどの目の細かい網を購入するのが良いでしょう。(※金網推奨)

通気口にコウモリの巣があれば、イラストのように万能ハサミでサイズ通りに切り抜いてからコーキングとガンでしっかりと固定してしまいましょう。
コーキングは雨風に強い強力な糊のようなもので建築業者など様々な場面で活躍する品物です。
ただし、一度乾いてしまうと除去するのが難しいため塗る際は注意しながら金網を取り付けていきましょう。
また、コーキング専用のハケがあります。
コーキングと一緒に購入しておくと仕上がりを綺麗に仕上げることができます。

駆除が終わったらやる事

イエコウモリは執念深く、一度巣にした場所に帰ってこようとします。ハムスターほどの大きさであるために、小さな隙間を見つけて再び住み着いてしまうことがあります。再び駆除の手順をはじめからやり直す必要が出てきてしまいますので、ここで挫折してしまう人もいます。しっかりとチェックしておけば、再来しても早期対処ができますので対策も楽に終わりますのでこまめに確認するようにしましょう。

【確認しておくべきポイント】
・塞いだ場所に戻ってきていないか
・コウモリの糞が地面・外壁・屋根にないか
・日没時に家からコウモリが飛び立たなくなったか

コウモリの気配が無くなれば駆除完了です。コウモリ駆除には危険が伴いますので一人での作業は行わないようにしてください。安全と健康が第一ですので、問題が発生する前にできれば当社のようにプロの業者にご依頼いただきたいところですので是非ご検討のほどお願いします。

県別コウモリの被害件数

都道府県をクリックして詳細を確認

コウモリ都道府県生息マップ 北海道 青森県 秋田県 岩手県 山形県 宮城県 新潟県 福島県 栃木県 茨城県 千葉県 群馬県 埼玉県 東京都 神奈川県 山梨県 静岡県 長野県 富山県 石川県 福井県 岐阜県 愛知県 三重県 滋賀県 京都府 奈良県 和歌山県 大阪府 兵庫県 島根県 岡山県 鳥取県 広島県 山口県 香川県 徳島県 愛媛県 高知県 福岡県 大分県 宮崎県 佐賀県 熊本県 長崎県 鹿児島県 沖縄県

(害獣駆除対策センター2021年~2023年統計)

害獣駆除対策センターの駆除統計に基づきコウモリのみの相談件数を表示しています。都道府県をクリックすると詳細が確認できますのでお住まいの都道府県の情報を確認しましょう。このコウモリのヒートマップから確認できるように、全国的にコウモリが分布していることが確認できます。特に愛知県での被害が最も多く注意が必要とされています。

コウモリの被害や、冬眠から覚める時期は都道府県によってそれぞれ違いがありますので是非、お住まいの都道府県のコウモリの活動傾向を確認ください。

ウィルスの危険性

コウモリは活発期に1時間に約1,200匹もの蚊などを食べるため、昔は家庭の周囲で虫を駆除してくれる動物とされていました。しかし、彼らが様々な病原菌を媒介していることが分かるようになってからはコウモリの近くで生活することは危険なこととして知られるようになり、駆除を行うことが推奨されるようになりました。このコウモリの持つ病気には様々な健康被害を及ぼすものがあり、中には致死率が非常に高いウィルスもありますので注意が必要です。

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ニパウイルスはコウモリが自然宿主とされている。感染経路としてはコウモリから「家畜」や「ペット」を介して感染がすることが多いとされています。その多くは、糞尿への濃厚接触で感染しており、一部の症例にはコウモリから直接ヒトへ感染した報告もある。

感染時の症状としては、発熱、頭痛、めまい、嘔吐などの急性脳炎症状がみられる。感染者の内の半数は意識障害、脳機能不全などの症状がみられる。マレーシアにおいて感染症アウトブレイクが発生した際、感染者の40%が死に至っており極めて危険性の高い感染症です。

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感染原因として、噛まれることやひっかき傷で感染する。なお、高密度の糞便の粉塵により気道粘膜感染が感染原因となることもある。

感染時には1か月~2か月ほどの潜伏期間を経て、自我を失うほど強烈な発熱、頭痛、嘔吐、筋肉の緊張や痙攣が起こる。極度に強力な症状がでるため錯乱・幻覚・発狂を引き起こし、治療法もない為ほぼ100%の確率で死に至る非常に危険なウィルス。

発症した場合の治療法はありませんが、噛まれたあとすぐに石鹸と水で洗い流し除菌を行った上で、医療機関で狂犬病ワクチンと抗狂犬病ガンマグロブリンを投与することで発症前に治療できる可能性がある。

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リッサウィルス感染症は狂犬病類似ウィルスとされ極めて狂犬病と似た症状が発症する。病原体自体も酷似しており識別が不可能とされている。

感染経路も狂犬病同様に噛まれることやひっかき傷、媒介動物との濃厚接触で感染する。

潜伏期間は1か月弱~3か月ほどを経て症状があらわれ、強い神経親和性を持つことから発症後、5日から5週間以内に例外なく感染者は死亡している。治療法は狂犬病同様ないため、コウモリなどの媒介動物との接触を避けるほかありません。

コウモリは他にも様々なウィルスを媒介しております。長くなりますのでコウモリの媒介する病原菌を確認したい場合は当社の別記事にて紹介しておりますのでご確認ください。

これらのウィルスに感染しないために、最も優先するべきことがコウモリとの直接的な接触を避けることが重要です。しかし駆除をする際は必ずコウモリの巣に忌避剤を置いたり消毒をする必要がありますので病気に感染する危険性が最も高いタイミングとなります。また、コウモリの本体が巣から出て行ったことを確認した後でも、コウモリの糞だけでもコウモリ同様に様々なウィルスが付着していますので直接触れたり臭いを嗅いだりするのは非常に危険な行為です。そのため、駆除を行う際は必ず、粉塵マスクとゴム手袋を着用の上、アルコール濃度が72 v/v%以上の消毒薬を使用して殺菌消毒を行うようにしましょう。

寄生虫の処理

コウモリには大きく分けて、ノミ・ダニ・トコジラミといった3種類が寄生しています。これらの寄生虫はコウモリの血液を吸って栄養を補給しています。この寄生虫は人間に寄生して吸血することもあります。そのため、コウモリの持つ病気が人体に感染する可能性がありますので寄生虫の駆除を行うことも重要です。

この後ご紹介するコウモリの駆除手順でも紹介しますが、殺虫剤を使用して駆除をコウモリ駆除と並行して駆除するようにしましょう。

プロに相談するのが一番の近道です

コウモリの被害は個人で駆除を行うには健康被害のリスクが高く、併せて装備の購入する資金が必要となります。さらに駆除の事前調査が不十分だったり、そもそも工事しないとコウモリが取り出せない場所にまで入り込んでいた場合個人での駆除ができないこともあります。当社では、年間数千件のお宅の駆除を担当させていただいておりますのでお困りの場合はご相談いただければ無料で調査とお見積りを実施しますのでお気軽にお問合せ下さい。

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最後に

ホームレスキューでは、年間数千件ものお宅のコウモリ駆除を全国的にサービスとして実施しております。
コウモリの駆除全般でも、一部の作業のみ依頼したい場合でも対応することができますのでまずは、当社のお問い合わせ窓口で無料の現地調査サービスと無料お見積りサービスをお求めください。

相談窓口:0120-072-739

<参考>
Bat Conservation Trust

この記事の作成者
害獣駆除の専門家 ケーシーさん

害獣駆除センター
害獣駆除の専門家
元田 ケーシー


害獣駆除センターの害獣駆除の研究員です。害獣の生態や効果的な忌避方法を研究しています。記事で執筆している内容は、自社で試験調査した内容や、国内と海外の学術論文を基に情報提供しています。

地域別駆除実績

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