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害獣駆除のサービスを提供するホームレスキュー株式会社の調査によって国内でネズミの被害件数が多い都道府県のランキングが公開されました。調査内容はホームレスキュー株式会社の昨年の駆除実績と相談件数約19,020世帯を元に集計されており全国エリアの集計が公開されています。
ネズミの生息数は人口に比例する傾向にあり、ネズミ都市の1位は東京となり続いて大阪府がネズミの被害が多い都道府県とされています。
最もネズミの被害が多発している東京都内には推計25万匹のネズミが生息していると考えられます。特に飲食店でのネズミの生息域が集中しており他にも、公共施設や企業の自社ビルなどに被害が多く寄せられています。ホームレスキュー株式会社の駆除実績より統計上、約12,500箇所のネズミの生息域が存在すると推計しています。さらに一か所のネズミの平均生息個体数が20匹前後のネズミが確認されており計算すると12,500箇所x20匹 = 250,000匹ものネズミが東京都内に生息している言えます。
ただし、この計算には下水道を生息域としているドブネズミなどのネズミは計算されておらず、ドブネズミを加算すると遥かに多くの生息個体数が生息していると言えるでしょう。残念ながら下水道のネズミの駆除は民間駆除業者の業務範囲外であるためこちらの生息個体数の算出を割愛します。
最もネズミの被害が発生する時期は10月~12月の秋から冬にかけて被害が激増します。冬に入り、ネズミは12月にかけて民家や飲食店の壁内や天井裏・床下に棲みつき繁殖を繰り返すようになります。建物の中に住むネズミは栄養を求めて人の住む屋内に食料調達のために現れるようになります。やがて1月~2月にかけて繁殖して増えすぎたネズミがネズミ同士の縄張り争いで建物から追われた個体が屋外に移住するようになります。このようにネズミは縄張りを作る習性があり時により争い遭うことがあります。天井裏で物音が聞こえた場合は争い遭っているネズミ同士の音であることが多々ありますのでもし足音が聞こえるようなことがあれば危険な信号であることを覚えておきましょう。
そして2~3月ごろに気温が暖かくなることで室内に留まるネズミは半分以下に減ります屋外に出ていったネズミは繁華街やゴミ置き場などの食料が豊富な場所に住みつくようになります。一方では建物内に留まるネズミは5匹~10匹まで減り、ときおり食料を求めてキッチンなどの食料がある部屋に現れ食料を漁っては部屋の隅のほうに黒い米粒より2・3回り大きな糞を落として回る被害が確認されるようになります。
被害が浅ければ安く・早く駆除が済みますのでなるべく放置せず早めに駆除の相談だけでもしてみるほうが望ましいでしょう。