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奈良市よりコウモリ駆除のご依頼を頂きました。
夜になると屋根裏からカサカサと音が聞こえ、軒下にもコウモリと思われる糞が落ちているとご相談をいただき現調をいたしました。屋根裏を拝見すると断熱材の上にもコウモリの糞が落ちており、屋根は外壁にある配線の隙間からコウモリが侵入していることが確認できました。
コウモリの侵入経路を確認しつつ、糞が落ちているところを掃除していきます。コウモリは糞を1ヵ所に溜める習性があります。その為大量の糞があるとドブの臭いに似た酸っぱいような悪臭が漂ってきます。また糞には病原菌や寄生虫がついているため注意が必要です。
掃除が終了したらコウモリを追い出す作業に入ります。屋根裏等の広範囲にわたってコウモリが住み着いている場合には、コウモリの嫌がる煙を焚いてコウモリを外に追い出します。
コウモリを屋根裏から追い出すだけではなく、コウモリの潜んでいそうな隙間や穴にスプレーを噴射して家全体からコウモリを追い出します。
コウモリはたった1-2cm程度の隙間にも侵入することができます。隙間をしっかりと塞がない限り、ほぼ必ず再発してしまいます。
今回の施工では家全体を確認し、軒下や屋根と外壁の隙間だけでなく、外壁にある配線の隙間もしっかりと塞ぎコウモリが侵入することがないように致しました。
1回の施工では全ての隙間を塞ぎきれていないこともあるため、経過観察をし再発がないかを必ず確認いたします。
コウモリはおおむね11-3月は冬眠しますが、最近、都市部では冬眠せずに活動をするコウモリも現れ始めています。コウモリが住み着いてしまうと音や糞の被害だけでなく、細菌や寄生虫は人体にも被害を及ぼすため早めの駆除が必要です。
何か思い当たることが1つでもあればお気軽にご相談ください。