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ハクビシンによる被害は年々増加しています。家屋の天井裏や壁、農場などにハクビシンが侵入して、お困りの方も多いのではないでしょうか。
こちらの記事では、ハクビシンの対策方法・専門の駆除業者の選び方、費用相場についてご紹介していますので参考にしてください。
目次
(害獣駆除対策センター2019年~2023年実績より算出)
ハクビシンの駆除にかかる費用相場は、数万円~10万円程度です。被害が大きい、敷地面積が広い場合は、10万円~30万円程度かかることもあります。
具体的にどのような場合に、駆除費用が変わるのか害獣駆除対策センターの実績を基に説明します。
つまり、被害の重さやどれほど被害を放置したかによって駆除費用が変わります。ハクビシンは他のイタチやアライグマに比べて危険な病原菌を媒介している個体が少ないため入念な消毒作業が必要ないため放置しても多額の費用が発生することは少ないですが、部分的に天井が腐ってしまうことがあれば修繕費用が掛かってしまうことがあります。音が聞こえたら早々に捕獲の依頼をしたり、侵入口の封鎖を依頼しましょう。
相見積もりを必ず取るようにしましょう。相見積もりをすることを業者に一言伝えるだけで料金を安く提案するようになります。そして複数業者の見積もりを確認して、料金・駆除方法・保証期間をそれぞれ比較検討しましょう。
他の注意点としても、害獣駆除の業界には下請け業者にお仕事を丸投げしている会社が存在しています。2次下請けや3次下請けの業者が駆除を行うまでにマージン(中間金)が20%以上、上乗せされています。お電話で相談した会社と実際に調査に訪れた会社が違う会社である場合はマージンが発生してしまうため料金が相場より高く提示されることがほとんどです。
駆除業者と言っても会社によって駆除方法が違います。トラップの枚数、忌避剤の使用や侵入経路の封鎖方法が見積書で金額で確認しておきましょう。不要な作業工程を削減して駆除料金を安くしましょう。
駆除で削減できる工程としては、主にはトラップの数や消毒作業が削減できる項目です。ハクビシンを駆除する場合、侵入経路の封鎖をすることは必ず対策したい工程ですので「防除作業」や「侵入対策」などの項目は必ず依頼するようにしましょう。
害獣駆除を行っている会社には様々な業者がいます。中には嘘をついてでも契約書にサインを急かすように誘導する業者もいます。しつこい営業を掛けてくる会社には冷静に”家族と相談して返事する”と伝えてから比較検討するようにしましょう。他にもさまざまな過剰営業の事例を紹介します。
このように危険な会社は多数存在しています。悪い会社に引っかからないようにしましょう。また、契約してしまった後でも、解約したい場合は最終手段の「クーリングオフ」という手段があります。ハガキに解約の旨を記して発注業者に送りましょう。
当社は自信を持ってサービスを提供しておりますので、ぜひ当社の見積書と他社の見積もりを見比べて比較してください。
ハクビシンの駆除費用は被害の放置度合によって費用が変わります。ハクビシンは天井裏をトイレとして使うことが多く、糞尿が家を蝕みます。天井の板が腐ったり、外壁を壊されたりなど様々な被害がエスカレートしていきますので放置しないようにしましょう。一部ハクビシンの被害例を紹介しますので心当たりがある場合は早めの対処をおすすめします。
例えば、「最近天井裏で物音がするようになった。」という家と「何年も前から音がする」という家とでは駆除料金が大きく違います、
最近始まった被害の場合:
侵入経路を封鎖するだけで問題ありませんので1万円~3万円で駆除できます。
何年も放置した場合:
被害を放置している場合は溜まった糞の掃除や消毒など大変な作業が発生します。そのため最大30万円ほどの料金がかかることがあります。
このように、ハクビシンの被害の放置度合によって駆除料金が増えてしまいますので早めに対策を依頼するようにしましょう。
ハクビシンは様々な被害を及ぼします。ハクビシンの駆除をせずに被害を放置してしまうと掃除が大変になったり家の修繕をする必要も出てくるため早めに対策を行うように心がけましょう。下記項目が主にハクビシンの及ぼす被害の一覧です。
これらの被害を2年ほど放置し続けた場合、天井に糞や尿が溜まり天井の板が劣化して最終的に糞の重みに耐えられなくなり天井に穴が開いてしまうことがあります。ハクビシンが室内に落ちてくることもありますのでこのようなことになる前に自分で駆除をするかプロに相談してましょう。
50万円でハクビシン駆除を依頼したものの、被害が止まらない
このような場合、駆除の知識が不足している業者に依頼してしまったことが原因です。大抵の場合は、工務店や下請け業者が誤った侵入経路箇所を封鎖したことによってこのようなことが起こります。
対処方法:
保証サービスを提供する信頼できる業者を選ぶことで、この失敗を避けることができます。保証サービスとは仮にハクビシンの駆除が失敗しても無料で再び調査をしてくれるサービスです。
高圧的な営業で断り切れずに契約してしまった
相見積もりで他の会社の価格帯を知ってほしくない会社が契約を無理に押し進めます。他の会社の悪口を必用に言ったり今すぐ契約したら割引キャンペーン対象外になるなどと言ってくることもあります。
対処方:
「相見積もりを取る」「家族と相談しないと決断できない」と伝えるようにしましょう。もし、押し切られてしまった場合は必要に応じてクーリングオフを検討しましょう。
ハクビシンを捕獲したらまた来年もハクビシンが現れるようになった
ハクビシンは縄張りを持って他のハクビシンと争ったりします。ハクビシンを一匹捕獲すると、他の縄張りのハクビシンが移動してきます。このような場合は、いくら捕獲しても次のハクビシンが良い住み家や餌場を求めてやってきます。
対処法:
ハクビシンを捕獲するより、侵入防止の対策をすることがおすすめです。侵入口を特定して2度と入ってこれないようにすればハクビシン被害に悩むことがなくなります。侵入対策までしてくれる業者を選んで依頼しましょう。
ハクビシンを自分で追い出す方法がいくつかあります。簡易的な方法となりますが、被害を最小限にするために試してみてください。
ハクビシンは雑食で、特に果実を好んで食べます。ゴミ箱に野菜や果物を捨てると、荒らされてしまうため、密閉できるゴミ箱を使う、こまめに処分するなどの対策を取りましょう。
また雑草や落ち葉を放置していると、ハクビシンにとって良い隠れ家となってしまいます。庭や家屋の周辺は定期的に手入れしておいてください。
ハクビシンは、非常に小さな隙間でも通ることができます。窓やドアの隙間、通気口、排水溝、軒下などの経路を塞いでハクビシンの侵入を防ぎましょう。目の細かい金網をネジやビスで固定すると効果的です。
木酢液や忌避剤などでハクビシンの嫌いな匂いを発生させて、追い払う方法があります。こうした対策グッズはホームセンターなどで購入可能です。犬や猫など他の動物にとっても嫌な臭いとなりますので、ペットを飼っている場合は、ペットの近くに置かないよう注意してください。
ハクビシンの専門業者は大きく分けて4つのステップでハクビシンの駆除を行っています。①調査、②追い出し、③消毒・掃除、④再発防止対策の手順で駆除をすることが一般的です。
まずは現地調査を行い、被害の規模や駆除方法に合わせて見積りを提示されます。見積書の内容に納得がいけば契約を行い、実際に駆除作業に入ります。
ハクビシンを煙や忌避剤と呼ばれるハクビシンの嫌いな臭いで追い払います。捕獲の場合、専用のカゴを使用してハクビシンを捕まえます。
ハクビシンの駆除だけでなく、清掃や消毒の作業を行います。天井裏にハクビシンが侵入する被害があった場合は、ほぼ確実に天井裏をハクビシンがトイレとして利用している箇所があります。これらの汚物を掃除して、ハクビシンが持ち込んだ病原菌や害虫を駆除します。
再発防止策は最も重要な作業です。ハクビシンがどこから家に入ってきているのかを見極め、2度と入ってくることが無いように侵入経路を封鎖します。仮にハクビシンを捕獲しても、他の縄張りにいるハクビシンが1年後くらいに現れることがあり、穴が塞がれていなければハクビシンがまた侵入してきてしまいます。
他の記事でも詳細に駆除する方法を紹介いていますので是非参考にしてみてください。
ハクビシンの駆除業者の中には、駆除の許可を得ていなかったり、高額請求をしたりする悪徳業者も存在します。優良な業者を選ぶためのポイントは下記の項目です。それぞれの項目について詳細に説明をします。
現地調査と見積もりが無料の会社を選ぶことが最も重要です。調査を丁寧に行う会社ほど、駆除作業も丁寧に行われます。そのため複数社に調査をしてもらい、その様子を見て適当な会社か優良で親切な会社は判別をしましょう。
例えば、点検口を確認する会社とそうでない会社といった具合に調査をしっかりする会社であるかを確認しましょう。適当に調査をしている業者は、どこからハクビシンが侵入しているのか理解しないまま見積もりを提出していることになります。そのような場合では駆除が失敗するため注意が必要です。
保証サービスとは、駆除作業が完了した後にハクビシンがまた現れてしまったときに無料で再度駆除作業を行うサービスです。害獣駆除の専門業者であればほとんどの業者が保証サービスを提供しています。
家の構造や、近所に畑や山などの自然環境があるかどうかで被害が再び発生してしまうことは良くあることです。仮にハクビシンを捕獲して駆除できたとしても、別の個体のハクビシンが家に現れる可能性もありますので保証サービスを提供している会社に依頼したほうが確実です。
口コミでその会社を利用した人の意見を参考にしましょう。優良企業ほど喜びの声が寄せられやすいため参考になる情報が多々あります。また、良い口コミより悪い口コミも参考にするべきです。悪い口コミほどリアルに現実を物語っているためいくつかの会社の口コミでどのような口コミが付いていて信頼のできる会社を選ぶことも優良業者に巡り合うための手段です。
お電話相談する会社と、実際に駆除をする会社が全く別の会社は注意する必要があります。専門業者であれば自社施工で駆除をしているため、優良業者を選ぶときは問合せ先の会社が自社で施工を行っているかを質問しましょう。
自社施工の会社であれば、他の会社を仲介しないため仲介手数料を支払う必要がなくなります。さらに、電話相談した会社が別の会社にあなたの個人情報を流しているため、個人情報が漏洩していることを意味します。
創業からある程度(最低でも5年~10年以上)経過している会社に依頼することが安全策です。害獣駆除のサービスを提供している会社には個人事業主や中小企業が多く10年保証などのサービスを唄っています。特に個人事業主の企業ほど注意が必要で、その業者が10年後も存在しない可能性があります。会社がなくなってしまえば、保証サービスを受けたくとも連絡が付かない事態に陥ります。
他にも、創業1年と5年の会社とでは駆除の品質にも違いがあり、数多くの駆除経験がある会社の方が高い確率で駆除を成功させることができるでしょう。
ハクビシンが侵入していると気づいたら、迅速な対応が重要です。ハクビシンは繁殖力が高く、被害が進行すると駆除が難しくなります。そのため、ハクビシンを見かけたら早めに専門業者に現地調査を依頼しましょう。
害獣駆除対策センターでは、24時間無料で相談を受け付けております。エリアによっては、最短30分で訪問可能です。まずはお気軽にお問い合わせください。