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家屋に侵入し、さまざまな被害を引き起こすコウモリ。駆除を依頼したいけれど、「どこに連絡したら良いのかわからない」「依頼する業者について迷っている」「費用がどれだけかかるのか心配」とお悩みの方が多いのではないでしょうか。
こちらの記事では、コウモリによる被害の危険性と、コウモリ駆除業者の選び方、相場などを詳しく解説しています。
コウモリは夜行性の生き物で、暗くジメジメした場所を好みます。そのため家屋の天井裏や屋根裏に住みついてしまうことがあり、さまざまな被害を及ぼします。
コウモリが屋根裏や天井裏に住み着くとそこで糞尿をし、シミができてしまいます。そのまま木材が腐ってしまうと、家屋の老朽化にもつながります。
また、糞がたまるとそこがカビの発生源となったり、ウイルスの媒介となったりと大変危険です。アレルギーを引き起こす、病原菌に感染する前に対策しましょう。
コウモリは身の危険を感じたときに、「キーキー」や「ジージー」「キュッキュキュ」という鳴き声を発します。また家に棲みつくと、日没から夜間にかけて戻ってくるときの羽音や、外壁と内壁の間で動き回る音が大きく、気になって眠れないということにもなりかねません。
コウモリを追い出そうと安易に近づくと、噛まれてしまうことがあります。コウモリは狂犬病を保有していることもありますので、感染を防ぐため近づかないようにしましょう。SARS、ヒトプラズマ菌、二パウイルスなどの病原菌も確認されていますので、死骸であっても直接触ってはいけません。
コウモリが勝手に出ていくのを待って放置していると、そのまま住処にされてしまいます。家屋の隙間は、雨風をしのげて外敵からも守られるため、とても居心地が良いのです。そのまま繁殖してしまうと、さらに被害が拡大してしまいます。
寒くなるとコウモリの活動が低下し、物音が聞こえにくくなることがあります。しかし、これはコウモリがいなくなったわけではありません。冷暖房の効いた建物内では、コウモリは一年中生存できます。物音が聞こえなくなっても安心せず、対策を講じましょう。
自分でできるコウモリ対策として、スプレータイプやジェルタイプの忌避剤を使用して、家屋から追い出すという方法があります。しかし素人には侵入経路を特定してふさぐ作業が難しく、再発してしまう可能性が高いです。
また追い出せたとしても、糞尿が屋内に残ってしまい、清掃・消毒時に病原菌に感染してしまうリスクがあります。独自で高所作業を行うことも、危険を伴いますので、コウモリが住みついてしまっている場合は、専門業者に依頼しましょう。
コウモリは鳥獣保護管理法によって保護されています。そのためコウモリを捕獲・殺傷することは禁止されており、違反すると1年以下の懲役もしくは100万円以下の罰金が科せられてしまいます。被害を及ぼすコウモリですが、勝手に捕獲しないように気を付けましょう。
市役所や保健所などの自治体では、直接的なコウモリ駆除は行っていません。自治体であっても、鳥獣保護管理法によって狩猟免許や捕獲許可なく駆除を行うことができないからです。
自治体はコウモリ被害の相談窓口として、対処法のアドバイスや、専門業者の紹介を行ってくれます。適切な対応方法が分からない場合は、まず信頼できる自治体に相談してみるのも良いでしょう。
鳥獣被害に対しては、補助金・助成金を交付している自治体もありますが、コウモリは農作物に被害を及ぼすことはしないため、原則として対象外になるようです。
コウモリの駆除には専門的な知識と経験が必要です。そのため、専門の業者に依頼することをおすすめします。
中途半端な駆除や不適切な方法を取ると、健康被害のリスクが高まります。コウモリにひっかかれたり、噛まれたり、病気に感染したりする危険性をなるべく避けるため、プロにお任せしましょう。
コウモリを駆除した後も、侵入口を塞がないと再び被害が発生してしまいます。しかし、コウモリは、わずか1~2cmほどの隙間を通り抜けてしまうため、素人に全ての侵入経路を見つけることは至難の業です。
プロの業者なら、豊富な経験から侵入経路を特定し、確実に塞ぐ作業を行ってくれます。
<再発防止対策の例>
■換気口など空気を通したい場所には金網やパンチングメタルを設置する
■大き目の隙間や、外壁のひび割れ部分にはパテを使用して穴埋めをする
■軒下などがコウモリの留場とならないようネットを張る
それぞれの場所に最適な対策を行ってもらえるため安心です。
コウモリの糞は、悪臭の原因となるだけではなく、病原菌や虫が含まれることがあります。そのため適切に対処することが大切です。専門業者のコウモリ駆除には、糞尿の清掃・掃除も含まれていますので、安心して任せられます。
コウモリ駆除業者の中には、高額請求を行うような悪徳業者も存在します。また、駆除を依頼したにも関わらず対処が不十分で再発してしまうといったケースもあります。不必要な時間や費用をかけないためにも、優良な業者の選択が大切です。
信頼できるコウモリ駆除業者を選ぶ際には、以下のポイントに注意することが重要です。
信頼性のある業者は、駆除実績が豊富で口コミが多く掲載されています。公式サイトの情報などを確認し、実績のある業者を選びましょう。
現地調査と見積もりが無料で、料金の詳細について明確な業者を選びましょう。不明瞭な点がある場合は、業者に質問し、納得のいく説明を受けましょう。今後追加料金が発生することがないかも確認してください。
コウモリの駆除には迅速な対応が必要です。業者の対応が遅い場合、その間にコウモリの被害が拡大する可能性があるため、スピーディーな対応を重視しましょう。
再発防止対策をしっかり行っている会社であれば、駆除後も再発保証やアフターフォローを提供してくれます。保証の内容や何年間が対象なのかなどを、予め確認しましょう。
専門業者に依頼した際のコウモリ駆除費用は、一か所あたり2~3万円が相場です。コウモリが棲みついていたり、巣が作られていたりすると、一軒家あたり10~20万円ほどかかることもあります。 建物の規模やコウモリの数、被害の程度などによって、価格は大きく変わります。駆除業者から現場までの距離によって、出張費が高額になることもあります。まずは、専門業者に相談して、見積りを取り確認するのがおすすめです。
「コウモリ駆除業者に依頼したいけれど、費用面が不安」という方は、なるべく安く依頼する方法を参考にしてみてください。
コウモリを放置して、被害が拡大した状態ですと、駆除の費用が増加する傾向にあります。早めに駆除を依頼することで、費用面を最小限に抑えることができます。
複数の業者から見積りを取り比較することで、適正な価格やサービス内容を見極めることができます。見積りの料金だけでなく、再発防止策やアフターサービスなど、長い目で見たときのコストパフォーマンスも考慮しましょう。
コウモリの繁殖時期は、7月~8月です。繁殖して数が増える前の4月~6月に駆除を依頼するのがおすすめです。
また、コウモリが冬眠に入る11月~3月も駆除が難しい時期です。冬眠中のコウモリは、巣から全てを追い出すことが難しいため、追加で薬剤処理などの費用が発生する場合があります。9月~10月の冬眠前にコウモリを見つけたら、駆除を早めに依頼しましょう。
コウモリによる被害は放置せず、早めに専門業者に相談し、適切な駆除を行うことが大切です。信頼性のある業者を選び、再発防止対策を講じることで、健康的な住環境を維持することができます。
害獣駆除対策センターでは、コウモリをはじめとした害獣駆除を幅広く行っています。捕獲・駆除から、再発防止対策、清掃・殺菌消毒・消臭まで一貫して承りますので、安心してお任せいただけます。お見積りは無料ですので、まずはお気軽にお問い合わせください。