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コウモリは夜行性の哺乳類で、大きな羽と逆さまに吊り下がっているイメージが強い害獣です。
しかし、彼らが家や建物に侵入すると、様々なトラブルを引き起こすことがあります。
本記事では、コウモリによる被害の実態と、その対策方法について、画像付きで詳しく解説していきます。
アブラコウモリ 97%
オヒキコウモリ 2%
その他 1%
コウモリ被害を受けている一般家庭の約97%はアブラコウモリによる被害です。
アブラコウモリはとても小さい品種のコウモリで、4㎝~5㎝程度とハムスターと同じようなサイズ感です。
その他は「オヒキコウモリ」が約2%、「不明」が1%となっています。
コウモリは天敵である猛禽類や蛇などから身を隠すために天井裏や壁の中、通気口など、人目につかない場所に巣を作ります。
そのため住宅自体に様々な種類の被害が現れますのでそれらの被害も画像付きで解説します。
ここでは、依頼をいただく内容として多い6つの被害を紹介します。
通気口は、コウモリ被害がもっとも多く確認される場所の一つです。
春先から秋ごろにかけてコウモリの糞が落ちることが特徴です。
トイレや台所の壁面には、画像のような通気口が取り付けられていることがあり、ここに糞をされると室内・室外の両方に糞が落ちるため目視で被害に気が付きやすいです。
異変に気が付いたら早めに駆除・対策するようにしましょう。
壁面に黒い粒が付着しているのが確認できる場合は、主にコウモリが「天井裏」「壁面のつなぎ目」に侵入されている可能性が高いです。
特に新築の家ほど狙われやすく、築5年以内の物件でこのような被害が見受けられやすいため注意が必要です。
夕暮れ時と夜間に、天井裏でコウモリが活動する音が聞こえるとコウモリの被害であることが考えられます。
コウモリは夜行性のため日が暮れる時間帯に飛び立っていきます。ゴソゴソと這うような音が聞こえたらコウモリ被害を疑いましょう。
睡眠不足は、次の日がつらくなりますし、判断力の低下や集中力の低下など精神的・体力的に悪影響を及ぼします。生活習慣病のリスクも高まりますので注意が必要です。
コウモリは、「キュルキュル」「カラカラ」「キィキィ」「チチチチ」と鳴きます。
夏虫の鳴き声とよく似た声で鳴きます。
あまり大きな声では鳴きませんが、集団でいたらそれなりの騒音になりますし、1匹だけでも睡眠を阻害されて非常に迷惑です。
コウモリが窓の上部にあるシャッターの格納ボックスの中を巣にしてしまう事例が度々あります。
シャッターボックスの中はコウモリにとって快適な空間でその直下の地面やサッシに糞が溜まっていればこの被害が考えられます。
瓦と瓦の隙間に、アブラコウモリなどの小型のコウモリが入り込むことがあります。
潜り込める隙間はほとんどの瓦屋根にありますので対策するのが難しい被害の一つです。
また、この被害は糞を目視して確認することが最も難しく気が付かない場合とほとんどです。
糞はないけど鳴き声が聞こえるという場合は瓦の隙間から侵入された被害である可能性が高くなります。
秋ごろになるとコウモリは冬眠する場所を探します。
天井裏は冬の間も暖かいことが多くコウモリにとっては安全で快適な空間です。
毎年のように、冬眠準備の秋と、冬眠明けの春に家の周辺でコウモリの糞が見つかる場合はしっかりとした対策が必要でしょう。
コウモリは、二パウィルス、狂犬病、リッサウィルスなど、人間にとって危険な病原菌を媒介することが知られています。
それぞれの症状について解説しますので、最悪の事態になる前に早めに対策を行うようにしましょう。
病原菌(危険度) | 症状 | 参考資料 |
---|---|---|
ヒトプラズマ菌 危険度:★★★★★ | 致死率が90%以上。治療をしなければ生命の危機。 | 参考 |
ヘンドラウイルス 危険度:★★★★☆ | 致死率が57.1%。肺炎や脳炎による意識障害などの症状。 | 参考 |
ニパウィルス 危険度:★★★☆☆ | 致死率が40%~100%。急性呼吸器感染症や致死性脳炎など。 | 参考 |
エボラウイルス 危険度:★★★☆☆ | 致死率が25~90%。内臓機能低下や高熱、頭痛などの症状。 | 参考 |
SARS 危険度:★★☆☆☆ | 致死率が9.6%。38℃以上の発熱、悪寒、筋肉痛、乾燥咳、頭痛など | 参考 |
狂犬病 危険度:★☆☆☆☆ | 致死率がほぼ100%。致死率は極めて高いがコウモリの媒介は稀。 | 参考 |
都道府県をクリックして詳細を確認
(害獣駆除対策センター2021年~2024年統計)
害獣駆除対策センターの駆除統計に基づきコウモリのみの相談件数を表示しています。
都道府県をクリックすると詳細が確認できます。
冬眠から覚める時期は都道府県によってそれぞれ違いがありますので是非、お住まいの都道府県のコウモリの活動傾向を確認ください。
コウモリの駆除は、
4月~5月、10月
が駆除に適しています。これには理由がありますので解説します。
時期 | 活動内容 | 駆除難易度 |
---|---|---|
1~3月 | 冬眠中 | 難しい 冬眠中は追い出せない |
4~5月 | 栄養補給 | 簡単 |
6~9月 | 繁殖・子育て | 難しい 子供が自力で動けないため追い出せない |
10月 | 冬眠準備 | 簡単 |
11~12月 | 冬眠に入る | 難しい 冬眠中は追い出せない |
冬の冬眠時期と夏の出産時期に忌避剤を散布してもコウモリが深い眠りから目が覚めなかったり、夏はコウモリの赤ちゃんが天井裏に取り残されてしまったりします。
個人で駆除を行う際は時期も考慮に入れることが大切です。
「自分で殺傷駆除・捕獲をしよう!」そう考えている人もいると思います。
しかし、日本でコウモリは「鳥獣保護管理法」によって守られてるので、許可なしに殺傷や捕獲を行うことはできません。
無断で駆除すると、最悪の場合1年以下の懲役または100万円以下の罰金が科されることもあるため、十分な注意が必要です。
自分で駆除したい場合は、お住まいの市区町村や都道府県の環境担当窓口に連絡し、「捕獲許可制度」の有無や申請手順を確認しましょう。
捕獲から消毒・清掃、再侵入防止にいたるまで確実に行いたい場合は、専門の害獣駆除業者に依頼するのがもっとも安心です。
専門業者にお願いをすれば、法律的にも問題はありませんし、ご自身で行うよりも安全かつ効果的な対策・予防を行なってくれます。
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お見積り内容にご了承いただいたら、害獣・害虫対策のプロが確実に駆除・予防します。
施工にかかる期間は被害状況や修繕場所によって変わります。施工期間の目安はお見積もり時にお伝えいたしますのでご安心ください。
定期点検
作業が完了して終わりではありません。その後、アフターメンテナンスのサポートが始まります。
柔軟かつ隅々まで行き届いたアフターフォローが可能です。
コウモリによる被害は多岐にわたり、放置することで健康被害や建物の損傷を引き起こす可能性があります。
本記事で紹介した情報を参考に、適切な対策を講じることが重要です。もしコウモリの被害に遭遇した場合は、専門の業者に相談することをお勧めします。