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近年はインバウンド増加によってトコジラミの被害件数が大幅に増えています。
トコジラミは非常に小さい虫であり、肉眼では目を凝らさないと見つけることができません。
人間の血を好むトコジラミは、眠っている私たちを狙い、血を吸ってきます。血を吸われた部分は痒みを伴うことが多く、眠れないほどのかゆみが襲ってくることもあります。
刺された疑いがある場合、放っておかずに早急に対策しましょう。
そんなトコジラミの対策方法を本記事で紹介していきます。

トコジラミは主に腕や足、首まわりなど、寝ているときに服から出ている部分を狙って刺してきます。
トコジラミは夜行性であるため、夜中に活動し、人が寝ている間に血を吸います。
寝ていると体の全体がベッドに触れているため、トコジラミにとっては絶好の吸血スポットになっているのです。

トコジラミに刺されると、赤い腫れとして現れます。個人差はありますが、かゆみを感じることが多いです。
眠れないほど強いかゆみを感じる場合もあれば、刺され続けるうちにかゆみを感じなくなる人もいます。
刺され続けると発熱を伴う症状が出ることもあるので、トコジラミに刺された疑いがあった場合、すぐに病院に行くことをおすすめします。


成虫の大きさは約5mmから8mm程度で、りんごの種ほどの大きさです。
非常に小さなサイズの虫なため、発見するのが非常に難しくなっています。そのため、気がつかないうちに被害を受けていることがに多いです。
体の色は薄く明るい茶色で、吸血後には吸った血が透けて濃い赤褐色になります。また吸血後は大きさが1.5倍になるので比較的見つけやすくなります。


トコジラミは口の位置に長い吸血管を持っており、ここから血を吸います。
普段は体の下に収納されており、見えないことが多いですが、吸血時には吸血管を出して人間の皮膚に刺して血を吸います。

トコジラミの卵は、見つけるのが難しいといわれています。
卵の大きさは1mm程度で小さく、色も白色で目立たないため、よく目を凝らさなければ見つかりません。
見つけ得た場合は掃除機で吸い取るか、高温乾燥機で熱処理をして駆除することをおすすめします。
トコジラミとマダニは似ていますが、その見た目や症状が違います。


具体的には、以下の場所に潜んでいます。
【出現しやすい場所】
・ベッド・布団
・ダンボール・雑誌・本
・衣類・カバン
・カーペットの下
・ブラインドやカーテン
・電化製品の裏や内部
刺されたと思ったらベットや布団の周りを徹底的に探し、続いて近くにあるカーテンやカーペット、紙類の周辺をチェックしましょう。
それでも見つからなければその日に身に着けていたものを探してみましょう。トコジラミは目に見える大きさなので徹底的に探せば見つかるはずです。
次にトコジラミがなんで発生してしまうのか紹介します。

トコジラミは6月から9月にかけて多く発生します。特に夏休み近辺は外国人が多く日本に訪れることに加え、トコジラミが活発な時期であるので注意しましょう。
しかし、日本の室内では暖かいため1年中生息できてしまうので、冬でも普通にトコジラミが見られることがあります。
トコジラミは人間が運んでくることによって発生します。
以下のような状況で持ち込まれるてしまいます。
【発生する原因】
・海外に行ったときにカバンなどの荷物について運ばれる
・外国人観光客の荷物について運ばれる
・海外から購入した商品について運ばれる
海外に旅行に行った際には帰国前に必ずトコジラミがいないかを注意しましょう。
最近は韓国など、海外のショップから安価で購入できるようになり、海外製品を購入する機会が増えました。海外製品を購入した際はトコジラミがいないか、使用前に必ずチェックしましょう。
また、日本にいるときでもホテルに泊まる際は、前に外国人が止まっていた場合があるので注意が必要です。
旅行先のホテルでの対策方法は後程説明いたします。

トコジラミを自分で対策する方法として、以下の方法がおすすめです。
【発生する原因】
・掃除機で吸い取る
・ガムテープで捕まえる
・専用の駆除剤を使用する
・熱で処理する
・他の部屋に持ち出さない
・電気をつけたまま寝る

先ほど紹介した家の中に潜んでいる場所に徹底的に掃除機をかけましょう。
ベット、布団、カーテンの下、畳、家具家電の裏、段ボールを置いていた周辺は掃除機をかけましょう。掃除機をいつもよりゆっくりかけること、より効果的になります。
日ごろからのこまめに掃除が非常に大切です。

トコジラミを見つけた場合、ガムテープを使って捕まえましょう。
紹介したトコジラミの卵が近くにある可能性もあるので、見逃さないように注意しましょう。
捕まえたガムテープは必ず袋などに密閉してすぐに捨てましょう。

市販されているトコジラミ専用の駆除剤を使用してください。
有効成分が、プロポクスルまたはメトキサジアゾンの殺虫剤が効果があります。
市販の殺虫剤で最も一般的なピレスロイド系殺虫剤は、トコジラミに効かないことがあるので注意が必要です。

シーツやカーテン、衣類などは80度以上のお湯に3分以上浸しておきましょう。
トコジラミは熱に弱いためお手軽に駆除できます。

トコジラミがいる可能性のある物を他の部屋に持ち出さないようにしましょう。持ち出す際は必ず袋など密閉できるものに入れましょう

トコジラミは暗い場所を好むため、電気をつけたままだと基本的に活動できません。
すぐに駆除剤を購入できない場合、電気をつけっぱなしにして寝ると、寝ている間に刺されるリスクは減らせるためおすすめです。
おすすめの市販のトコジラミ駆除剤を紹介します。
この商品はホームセンターなどで手軽に購入することができます。
おすすめの殺虫剤
アース製薬 アースジェット
狙いやすいトリガーノズルと強力ジェット噴射で、トコジラミを逃さず駆除できます。目・鼻・のどへの刺激を抑えた低刺激・無香料タイプなので、香りや刺激に敏感な方にもお使いいただけます。
旅行宿泊先では特に注意しましょう。
前述したように、海外のホテルにはトコジラミがいる可能性が非常に高いです。
また、近年はインバウンド需要が高まり、訪日客が増加しています。その影響で日本のホテルでトコジラミがいる可能性が高まっています。
旅行宿泊先での対策として、以下の3点のポイントに注意しましょう。
まずベッドや家具の隙間を確認しましょう。
目を凝らして茶色の小さい虫がいないか確認しましょう。
もし見つけたらすぐにホテルの従業員を呼んで掃除機などで処理してもらいましょう。
トコジラミは機動力がないため、荷物の床に面している部分から侵入してきます。
そのため、床やベッドの上に置かずフックに掛けたり棚の高いところに置いておくことでトコジラミが荷物につくことを防ぎましょう。
ホテルから出る前や帰宅前には、トコジラミがいないか荷物をすべて確認しましょう。
また、帰ったら衣類やリュックなどは(できればコインランドリーで)すぐに洗濯・乾燥しましょう。

トコジラミは日頃からの対策が重要になってきます。
日頃からシーツや布団、カーテンを洗濯したり、掃除機をこまめにかけていればトコジラミが発生する確率は限りなく低いです。
発生の可能性がある場合は、専用の駆除剤を使用して駆除をしましょう。
自己対策にかかる費用は、掃除用品や駆除剤など、千円から五千円程度で済みます。
トコジラミは私たちの生活を脅かす非常に厄介な害虫です。刺されると眠れないほどの強いかゆみを伴うことがあり、首や腕、足に赤みのある腫れが出たなど疑わしい症状がある場合、早急に病院に行きましょう。
トコジラミは家の中のベッドや布団、カーペット、衣類などに潜んでいることが多く、日常的な予防、対策が非常に重要になっています。
特に海外に旅行に行ったり、国内でもホテルに泊まった場合はトコジラミがいないか必ずチェックしてください。もし自身での対策が難しいと感じたときは、必要に応じて、信頼できる専門業者に依頼することも検討してください。