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※250種超の血清型中、ワクチンは2~4型のみカバー。未カバー主要型:ヘブドマディス・オータムナリス
※ペット保険は50~70%補償が一般的
「雨上がりの散歩のあと、なんとなく元気がない」
「水たまりに入ったのを叱ったけど、まあ大丈夫だろう」
そんな“よくある日常”の延長に、レプトスピラ症は潜んでいます。
しかもこの病気は、犬だけの問題ではありません。人にも感染しうる人獣共通感染症で、重症化すると犬の命に関わります。
近年は関東(東京・神奈川・千葉など)でも報告や注意喚起が相次いでいる状況です。
だからこそ、いま必要なのは“恐怖”ではなく、確認と準備です。
この記事は、“怖がらせるため”ではなく、守れる病気を守り切るために書きました。
読むべき人は、犬と暮らすすべての飼い主さんです。

レプトスピラ症とは、厚生労働省により「四類感染症」として届出が義務付けられている人獣共通感染症です。
結論から言うと、感染源として最も重要なのは「ネズミの尿」。
レプトスピラ症は、病原性レプトスピラ(細菌)による感染症で、ネズミなどが保菌したまま尿中に菌を排出し、その尿で汚染された環境を介して犬が感染します。

ここで大切なのは、「ネズミを直接見たかどうか」ではありません。
尿は目に見えませんし、雨で広がり、水たまりや湿った土に残ります。つまり、散歩のいつものコースでも成立し得ます。
「“今年も”報告が続いているから」
結論:数字の競争ではなく、「関東で発生が続いている」という事実が重要です。
「関東で今年、例年より多い」と断言できる全国統一の公的集計(犬の届出)は見つけにくいのが実情です。
ただし飼い主目線で本当に重要なのは、“統計の勝ち負け”ではなく、関東で報告・注意喚起が続いていることです。
「関東でも起きている」だけで十分に警戒すべきです。
なぜなら、レプトスピラ症は一度発症すると進行が早く、初期が地味で見逃しやすいからです。
「“ただの体調不良”に見えるのが怖い」
結論:初期が地味で、進行が早い。だから“迷ったら即相談”が正解です。
レプトスピラ症の厄介な点は、初期が地味なこと。
「少し元気がない」「お腹がゆるい」など、よくある体調不良に見えるため、判断が遅れやすいのです。


この場合は、自己判断せず すぐ動物病院へ。
「水たまりに入った」「側溝の近くを歩いた」など、状況も一緒に伝えるだけで診断の精度が上がります。
結論:犬だけの病気ではありません。家庭内感染を防ぐ視点が必要です。
レプトスピラ症はWHOが「Human leptospirosis: Guidance for diagnosis, surveillance and control」を発行し、世界的に監視体制が敷かれている人獣共通感染症です。
日本でも厚生労働省が四類感染症に指定し、診断した医師には届出義務があります。
飼い主側でリスクが上がるのは、次の場面。
「怖いから触らない」ではなく、正しい手順で安全に処理する。
それが家族を守る一番の近道です。

レプトスピラ症は、すべてを避けきれない環境感染症である一方、ワクチンによって発症や重症化を防げる可能性がある病気でもあります。
散歩や生活環境に気をつけていても、水や土を完全に避けることは現実的ではありません。
だからこそ重要なのが、事前に免疫をつけておくという選択。
ただし、どのワクチンでもよいわけではなく、「何種を接種しているか」「レプトスピラが含まれているか」を正しく理解することが、予防の第一歩になります。
結論:混合ワクチンは“何種か”で守れる範囲が変わります。確認が最優先。
ここがこの記事の核心です。
レプトスピラ症はワクチンで予防できる可能性がある一方で、「何種を打っているか」で守れる範囲が変わります。
「ワクチンを毎年打っているから大丈夫」
そう思って油断してはいけません。
なぜなら、“そのワクチンにレプトスピラが入っていない”可能性があるからです。
「8種・10種なら入っていることが多い」
結論:6種は未対応の可能性がある。8種・10種はレプトが含まれる設計が多い。
混合ワクチンは、ざっくり次のように理解すると失敗しにくいです。
6種混合ワクチン
8種混合ワクチン
10種混合ワクチン
また、“日本で予防可能な型は2または4種類”という整理もあり、「2種で十分」という臨床判断を示す病院も存在します。
つまり、10種が常に正解という話ではなく、生活環境と地域性で決めるべきでしょう。
8種・10種、どっちが向く?
結論:正解は1つじゃない。犬の生活に合わせて“相談しやすくする”ための整理です。
※最終判断は獣医師に任せましょう。
8種が候補になりやすいケース
10種(またはL4追加)を相談したいケース
10種だけでなく“レプト単体追加”の考え方もある
結論:10種以外にも設計はある。生活環境に合わせて“最適化”する発想が重要。
病院によっては、次のような考え方で説明しています。
また、レプト単体ワクチンは
「6週以内に2回接種しないと効果が得られない」と明記している病院もあります。
ここは自己判断せず、
生活環境(川沿い・草地・雨上がり散歩・ネズミの気配)を伝えた上で獣医師と相談してください。
レプトスピラ症のワクチンを打つ上での注意点をご紹介します。
結論:「抗体価の数値」と「実際の予防効果」は別物。年1回接種が標準的な理由があります。
レプトスピラワクチンについて、よくこんな疑問が出ます。
「抗体価は半年しか持たないって聞いたのに、なぜ年1回でいいの?」
この疑問には、正確な理解が必要です。
複数の獣医療機関および臨床研究によれば、
レプトスピラワクチンの「測定可能な抗体価」の持続期間は3ヶ月〜半年程度と報告されています。
これは、コアワクチン(3年以上持続する場合も)と比較して明らかに短い特徴です。
しかし臨床現場では、成犬に対して年1回のブースター(追加接種)が一般的です。
これには以下の理由があります:
基本方針:年1回接種を軸に、リスクに応じて季節前の追加相談
ワクチンは万能ではありません。
血清型が一致しなければ効果は期待できないこと、
そして、散歩ルートの見直しや住環境のネズミ対策との組み合わせが不可欠です。
断言より「早めに動く」が正解
結論:“不足断言”はしない。ただ、予約が取りにくくなる季節はある。だから先に動く。
「全国的に不足」と断言できる一次情報は確認できませんでした。
ただし、現実として、
という“起こり得るリスク”はあります。
そのため記事では、こう書くのが誠実で強いです。

ワクチン以外の予防法もいくつかあるので、ご紹介します。
ワクチンと同じくらい“行動”が効く
結論:散歩の場所を少し変えるだけで、リスクは確実に下がります。
散歩で避けるべきポイント
理由:尿で汚染された水・土壌が感染源になり得るためです。
帰宅後のケア
ネズミ対策は“感染症対策”でもある
結論:ネズミがいる限り、感染症リスクは残る。だから住環境からも潰す。
ここは、リフォーム・害獣対策の現場から、あえて強く言います。
なぜネズミ対策が感染症予防に直結するのか
農林水産省動物衛生研究部門によれば、「ネズミなどの齧歯類は高率に保菌しており、重要な宿主と考えられている」と明記されています。感染した動物は腎臓に菌を保有し、尿中に排出し続けます。
つまり、自宅周辺にネズミがいる限り、散歩コースや庭・玄関周りが汚染される可能性が常に存在します。
家の周りで要チェック(ラットサイン)
“駆除だけで終わらせない”再発防止の住まい対策
関東(東京・神奈川・千葉・埼玉など)でも、「ネズミがいるかも」「ペットがいるから不安」というご相談は増えています。
害獣駆除対策センターでは、次をワンストップで対応します。
感染症の話は、怖い話で終わらせたくありません。
“今日からできる手”を増やすために、私たちは住まい側から支えます。

レプトスピラ症は「犬の病気」ではなく「暮らしの問題」
レプトスピラ症からペットを守るためにするべきことを3つにまとめました。
害獣駆除対策センターは、ネズミ駆除から再発防止まで丁寧に対応。
ペットの命を守るためにも、少しでも不安があるならば、ぜひご相談ください。

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調査・お見積もりは無料で行いますのでお気軽にご相談ください。
【行政機関】
厚生労働省
・レプトスピラ症(定義と臨床的特徴)
・動物由来感染症について
農林水産省
・レプトスピラ症について(動物検疫所)
・家畜の監視伝染病:レプトスピラ症(動物衛生研究部門)
環境省
・人と動物の共通感染症に関するガイドライン
神奈川県
・レプトスピラ症について(横浜市)
・神奈川県衛生研究所「レプトスピラ症」
千葉県
・千葉県感染症週報
【海外研究機関・国際機関】
WHO(世界保健機関)
・Human leptospirosis: Guidance for diagnosis, surveillance and control
CDC(米国疾病予防管理センター)
・Preventing Leptospirosis after Hurricanes or Flooding
・Leptospirosis in Animals
【獣医療・臨床情報】
・ワクチンについて(抗体価持続期間の解説)
・レプトスピラワクチンの特徴と抗体持続期間
結論:防げない。レプトスピラ菌は250種以上の血清型が存在し、ワクチンは2〜4型のみをカバーする。血清型が不一致の場合は感染リスクがある。
ワクチン接種犬でも感染するが重症化リスクは60〜70%低減。致死率は未接種犬50〜90%に対し、接種犬5〜10%に低下。
日本国内主要血清型:
完全な予防ではなく重症化防止が主目的。
結論:6種混合ワクチンにはレプトスピラが含まれない。8種は6種にレプトスピラ2型を追加。10種は6種にレプトスピラ4型を追加したもの。
ワクチン種類別:
レプトスピラ菌は250種以上の血清型が存在。日本国内で検出される主要型はHebdomadis・Autumnalisだが、これらはワクチンでカバーされない。
結論:測定可能な抗体価は3〜6ヶ月で低下する。接種後3ヶ月で50%低下、6ヶ月で70〜80%低下、12ヶ月後は測定困難レベルとなる。
臨床現場では年1回接種が標準。コアワクチン(3年以上持続)と異なり短期間で低下するが、半年ごと接種は副作用リスク増加のため推奨されない。
接種スケジュール:
高リスク環境(河川敷頻繁・ネズミ出没地域)では秋季流行期前(7〜8月)の追加接種を検討。
結論:防げない。6種にはレプトスピラ未含有。
ワクチン種類とレプト含有:
確認方法:
現在6種接種中の犬は、次回接種時から8種または10種に変更検討。
結論:感染リスクあり。完全室内飼育でも発症報告が存在する。
室内飼育での感染経路:
WSAVA 2024年版ガイドラインでは完全室内飼育でも8種以上ワクチン推奨。都市部でも発生増加のため。
結論:感染する。人獣共通感染症として厚生労働省が四類感染症に指定。
人への感染経路:
人の症状:発熱(38〜40℃)、頭痛、筋肉痛、黄疸(ワイル病)、腎不全、肝不全。重症時致死率5〜10%。
家庭内感染予防:使い捨て手袋使用、処理後の手洗い+アルコール消毒、感染犬の隔離(別室)、汚染箇所の次亜塩素酸消毒。
結論:症状のみでは判別困難。疫学的背景で判断する。
レプトスピラを疑うべき条件:
緊急受診が必要な症状:発熱38.5℃以上、歯茎・白目の黄色変色(黄疸)、血尿・黒色便、ぐったりして立てない、嘔吐が止まらない。
動物病院では散歩コース・接触環境・雨天時外出有無・ネズミ痕跡・ワクチン接種歴を伝える。
結論:軽度5〜10万円、中等度10〜30万円、重度30〜100万円以上。
費用内訳(重症度別):
ペット保険は多くが補償対象(補償割合50〜70%が一般的)。加入前発症は対象外。
結論:早期治療で生存率70〜90%、遅延時10〜50%。
治療開始時期別生存率:
治療法:抗生剤(ペニシリン系・アンピシリン等)、輸液療法(脱水・電解質補正)、血液透析(腎不全時)、肝庇護剤・制吐剤等の対症療法。
治療開始までの時間が最重要。ワクチン接種犬は軽症化傾向。高齢犬は予後不良。
結論:雨上がりの水たまり・側溝・ぬかるみを避ける。
絶対回避場所(リスク高):
安全な場所:舗装された歩道、乾燥した公園、屋内ドッグラン。
雨天時の対応:雨上がり48時間は散歩自粛。やむを得ない場合は舗装路のみ。帰宅後すぐに足裏洗浄。
結論:ラットサイン(痕跡)で判断する。
確認すべき痕跡:
音・臭い:天井裏・床下の走り回る音(夜間)、壁内のカリカリ音、アンモニア臭・獣臭。
発見しやすい場所:台所・流し台周辺、床下収納・押入れ、エアコン室外機裏、物置・ガレージ、配管・ケーブル通過部。
発見時は侵入口の特定と封鎖(2.5cm以上の隙間)、食品・ゴミの密閉管理、忌避剤・粘着シート設置。
結論:犬のレプトスピラ症の初期症状として発熱(38.5〜40℃)、食欲不振、元気消失、嘔吐、脱水などが現れる。他の疾患と区別困難で感冒様の軽度症状に見えることが特徴。
主な初期症状:
潜伏期間は4〜12日(平均7日)。感染後7〜14日で重症化する。