コウモリ駆除について

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コウモリとは

コウモリは哺乳類の中で唯一の飛行動物です。日本でもよく公園などの街灯に夕方ごろから飛び回るコウモリを見かけることが多くあるコウモリは世界中に分布しており、ネズミの次に種類が多いとされています。世界にいるコウモリは、洞窟や、樹洞などで頭を下にしてぶら下がって休憩するのが一般のイメージですが、実際のコウモリは、その種類の多さから、様々なコウモリがいるのです。
コウモリ種類は900種類以上といわれていて、その数は世界の哺乳類の4分の1を占めます。そしてコウモリは種類によって食べるものや生態が少し異なります。その中で、何種類か紹介します。
まず、コウモリの中で一番大きなコウモリの【オオコウモリ】は大きい奴で2メートルを超える巨大なコウモリです。オオコウモリの亜種がたくさんおり、日本にもオオコウモリの亜種は存在します。そして、吸血コウモリである【ナミチスイコウモリ】は、哺乳類の血を吸うコウモリです。狂犬病のウイルスに感染している可能性が高く、とても危険といわれています。
次に世界で唯一といわれている白いコウモリの【シロヘラコウモリ】は、葉っぱの裏を寝床にしており、体長は5㎝ととっても小柄でかわいいコウモリです。
そして最後に、日本に多くの被害を及ぼしている【アブラコウモリ】は民家や建物に棲みつくコウモリです。今回は、この【アブラコウモリ】の生態やその被害についてを紹介していきます。
もしも、コウモリが家に棲みついてしまったらどんな被害があるのでしょう。その対処法などもご紹介いたします。

コウモリの生態

まず、【アブラコウモリ】は体長5㎝ほどの小さいコウモリです。主さも10gしかなく、小さく柔らかい体で、家の様々な隙間に入り込み、気づかない間に棲みつかれてしまうケースが多いのです。わずか2~3㎝の自分の大きさよりも小さな隙間でも配置こむことができるので、経験が豊富にあるプロの駆除業者でないと見つけることが難しいのです。
そんな小さなアブラコウモリの生態を紹介します。
生息域は山間部よりも平野部に多く生息しており、主に建物の天井裏や高架下などに棲みつきます。気温、湿度が高く日が当たらない場所を好むため、都市部に多く生息しています。夜行性のため夕方ごろから活動をはじめ、昆虫を捕食して巣に戻ります。大体、秋頃から冬眠し、春に目を覚まします。
餌は、蚊や蛾、ハエ、ゴキブリを食べるため、害獣ではなく益獣とされる一面もあります。寿命はオスで1~3年、メスで5年ほどで、コウモリの繁殖時期は冬眠前の秋に交尾をし、初夏に出産します。一度に生まれるのは1~3匹程度らしく、温暖化の影響なのかアブラコウモリの繁殖力が強くなっていると言われており、50匹~200匹の大きい群れができることもあるそうです。

最後に

コウモリは多くの種類があり、その中で日本に住むコウモリで被害を及ぼすアブラコウモリについてお話ししてきました。
アブラコウモリは繁殖力も高く、気づけば家の屋根裏に棲みつき、糞まみれでダニや菌が大量に発生し人体まで被害を及ぼす危険な状況を作ってしまいます。また、コウモリの存在に気づき、市販で売られているバルサンなどを炊いてしまうと幼獣が死んでしまう恐れがあります。コウモリは【鳥獣保護法】により定められた【有害鳥獣】なので、許可なしに駆除や捕獲を行ってしまうと、罰せられてしまう可能性があるので十分な注意が必要なのです。万が一、コウモリの存在に気づいたときは、適切な駆除時期など、様々な知識が必要なので、ご自身で行うことは避け、専門の害獣駆除業者に依頼することをおすすめします。