シロアリの特徴
地中から侵入するため
被害が悪化してから気付く場合が多い
シロアリの被害に気付くタイミングで一番多いのが梅雨前後の時期です。「突然柱から大量のハネアリのようなものが飛び出した!」それ実はシロアリなんです。そんなことが起きた時にはもう建物全体がシロアリに侵されてしまっているかもしれません。
シロアリは古い家を標的にすることが多いイメージを持ちがちですが、意外にも築2~3年の新築でも被害に遭うケースもありますので新築だからと言って油断できないのがシロアリの怖いところになります。シロアリは被害に遭っているかどうか判断するのが難しいため、定期的な予防を行うほか対策はありません。おおよそ3年~5年の間隔で薬剤を散布することが望ましいでしょう。
鉄筋コンクリートの住宅でも油断大敵!?
木造ではなく鉄筋コンクリート建築の家でもシロアリの食害に遭うこ場合もありますので鉄筋だからと言って安心はできません。鉄筋コンクリートの家は、家全体を支えるコンクリートの基盤の地下は雨や風を通らず、シロアリにの大好物の湿度が常に高く保たれています。
そして、家の地下で繁殖したシロアリはコンクリートの繋ぎ目や割れ目の小さな隙間から侵入してきます。一度侵入されるとシロアリは好物の木材や段ボールなどを求めて家のいたる所を蝕み始めます。確かにシロアリは鉄やコンクリートは好んで食べませんが、住宅のどこか一部だけ木材の場所があればわざわざ、その家具や場所まで移動して食害を始めます。例えば、窓枠が木で縁取られていたりすれば、窓まで移動して食害を始めます。