シロアリ駆除について

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シロアリとは

シロアリは、家に被害をもたらす害虫として認識されています。ですが、実際のところは世界中に生息しているシロアリですが、家などに被害をもたらすシロアリの種類はその10分の一にも満たないのです。多くのシロアリは基本的に森林地帯に生息しており、枯れた木々や、落ち葉を食べることにより、物質環境に大きな役割を果たしているのです。森林地帯に生息しているシロアリたちは、木の表面から出てくることがないため、普段は目にすることがありませんが、実は、地球上で数が最も多い昆虫と呼ばれています。そのため、自然界ではシロアリがいなければ生態系が成り立たないと呼ばれるほど重要な益虫なのです。
シロアリは木などを土に還すのにとても必要で、木の幹に含まれる成分を栄養にしています。また、シロアリは黒いアリに捕食される事から、自然界では植物性たんぱく質を動物性たんぱく質に変換する食物連鎖にとっても重要な役割を果たしているため、なくてはならないのです。

シロアリのからだ

シロアリと黒アリ、どちらも群れを作り、生活する社会性の昆虫です。見た目も共通点が多く、同じ【アリ】という名前がついていますが実は全く違う生き物なのです。まず、シロアリの体と黒アリの体の違いを紹介します。
【双方の成長】・シロアリは〈不完全変態〉〈幼虫〉〈成虫〉になり、蛹にはなりません。・黒アリは〈完全変態卵〉〈幼虫〉〈蛹〉〈成虫〉です。
【触覚】・シロアリは数珠状になっています。・黒アリはくの字が多く、まれにまっすぐ伸ばすことがあります。
【体系】・シロアリはずんどうで少し胸部が保続になっています。・黒アリはお腹の付け根が細くくびれています。
【外骨格】・シロアリは柔らかい外骨格で外界には適しません。・外界で活動するために強く柔軟のある外骨格です。
【活動】・シロアリは土の中や木材作るアリの道〈蟻道〉で活動します。・蟻道でも活動しますが、外に出て外界を歩き回ります。
【職蟻 ・兵蟻】・生殖能力がない雄雌で目もない種類がほとんどです。特徴的な兵隊アリをもっています。・黒アリは生殖能力のない雌のみです。ただ、一時的に雄が出現します。複眼と単眼があり、兵隊アリはほとんど存在しません。
【交尾】シロアリは、王、女王、副王、副女王・ニンフに生殖能力があるが、貯精嚢はないので定期的に交尾を繰り返します。・黒アリは女王のみに貯精嚢があるため、一度の交尾で一生生殖能力があります。
【食べるもの】シロアリは主に植物の繊維の木材や衣類などです。・黒アリは基本肉食で、動物質から植物質まで多種多様です。
このように見た目は似ていても、ほとんどが違う性質で全く別な生き物がわかります。シロアリにも種類があるので、次に種類をご紹介します。

シロアリの種類

シロアリは黒いアリと似ているため「シロアリ」と名づけらたと考えられています。また黒アリ同様、集団生活を行い「働きアリ」や「兵隊アリ」等の階層があるため、社会性がある昆虫なのですが、シロアリの仲間は「ゴキブリ」なのです。上記でも記載しましたが、シロアリは王と女王ペアを中心としている社会性昆虫です。日本には22種類のシロアリが生息しています。その大半のシロアリは益虫で、土壌改良に重要な役割を果たしているのです。家に被害を及ぼすシロアリは5種類で、主にヤマトシロアリとイエシロアリです。
家に害を及ぼすヤマトシロアリとイエシロアリを紹介します。
【ヤマトシロアリ】
ヤマトシロアリが最も多く、8~9割を占めています。ヤマトシロアリは〈餌場=巣〉で、餌場環境が悪くなるとコロニーごと引っ越しをします。主に見かけるところは、朽木や家庭の台所などの湿って腐りかけた木材です。一般にシロアリは乾燥に弱いため、湿気のある場所で白っぽい虫が歩いていたらそれはシロアリで間違いないでしょう。
【イエシロアリ】
イエシロアリは床下や屋根裏、土の中に大きな巣を作ります。イエシロアリはヤマトシロアリよりも少し大きく、女王の体長は大きいもので30mmに達することがあります。イエシロアリは水を運ぶ能力があり、活動範囲は非常に広く、蟻道を作り100m以上も活動します。

シロアリの対策

シロアリを見かけたらどう対策したらよいのでしょう。まず、蟻道がないかを確認しましょう。シロアリは地面に蟻道を作り侵入するので、建物の基礎や土台などにトンネル状の蟻道を探します。
もし見つけてしまったら、すぐに業者を呼ぶことをおすすめします。出来てしまっている場合は、どこまで侵入しているかがわからず、自分で駆除するのは一時しのぎにしかならないので、すぐに業者に依頼しましょう。
家にシロアリを住ませないよう木の根やコンクリート枠の廃材などは全て取り除くことをおすすめします。
感想が大嫌いなシロアリを近寄らせないために縁の下に乾燥剤を敷いたり通気性をよくすることも効果的でしょう。

最後に

シロアリは1匹でも見つけたら要注意です。家もしくは近辺にシロアリの巣があることは間違いないでしょう。
見つけてしまったら早急に退治しなければ一大事になってしまう可能性があるのです。シロアリは驚くほど速く増えていきます。退治を後回しにすればするほど被害もその分大きくなります。
シロアリの寿命も長く、30年近く生きる場合があるので、見つけたらすぐに専門の駆除業者に連絡することをおすすめします。
シロアリの書いていきな住環境を作らないように対策も忘れず行いましょう。