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アブラコウモリ 97%
オヒキコウモリ 2%
その他 1%
住宅に侵入するコウモリは、実に97%が「アブラコウモリ」です。2%が「オヒキコウモリ」残り1%が「その他(不明)」となっています。
なぜアブラコウモリが圧倒的に多いのか。その理由は、その”適応力”にあります。
そんなコウモリは夏から秋にかけて数を大きく増やしますので、早めに対策をしておきましょう。
本記事ではアブラコウモリの特徴や生態、リスクなど基本的な情報をわかりやすくまとめておりますので、コウモリ被害にお困りの方はぜひご参考ください。
ここではアブラコウモリの特徴を紹介いたします。
コウモリは謎なことが多いと思いますので、知っておいて損はない情報をまとめました。
アブラコウモリは全長4~6cm(クレジットカード程度の長さ)と思ったよりも小さい体です。しかし翼を広げると18~22cm(A4用紙の短辺)ほどあるので飛んでる姿は結構迫力があります。
体色は濃い灰色や濃い茶色など黒っぽい色をしていますが、実は幼い頃の方がより黒に近い色をしているという特徴があります。
コウモリはそのイメージ通り、夜に活動しています。
夜行性で、日没後30分ほどで活動を開始。民家の近くにいる蚊・小型蛾・ヨコバイなど小さな昆虫を捕食します。
1晩に体重の半分以上という大量な昆虫を食べるため、都市部では害虫駆除に貢献する“益獣”としての側面も持っています。
アブラコウモリが圧倒的に多い理由はその高い適応力にあります。
アブラコウモリは都市部のビルの隙間や、換気口裏、エアコン室外機の隙間など、都市部の暖かい環境を好み住み着く習性があります。
獣医師や生態学者の調査では、建物の断熱材や配管ダクトの狭小空間に群がり、集団営巣(しゅうだんえいそう)を行いやすいと報告されています。
注意!
特に夏の時期は繁殖期に入り、集団営巣が活発になり、数百匹ものコウモリが大群が形成されることがあります。
そのため、夏から秋の時期は1匹見つけたら、すでに複数匹いると思った方がいいでしょう。
アブラコウモリはどのようなサイクルで1年を過ごしているのでしょうか。
冬眠から覚め、複数のねぐらを転々としながら配偶相手を探して交尾活動を行います。
気温が上がると、出産準備のために餌を求めて色々な場所に飛び回ります。
メスは出産・子育て期に入ります。
1回の出産で1頭の子を出産し、生後約4週間で自立飛行を開始します。母親は授乳と並行して餌の捕獲を続け、子コウモリは10月頃まで群れに留まります。
幼獣個体が独立し、越冬に備えて餌をたくさん食べて体脂肪を蓄積させます。
集団は解体し、越冬場所として建物内部に集まり始めます。
気温が5℃以下になると仮眠・冬眠状態に入り、代謝を大幅に低下させてエネルギー消費を抑制します。
温度差の少ない屋根裏や壁内の空洞で冬を明かします。
コウモリが侵入してきた際の被害・リスクは大きく分けて画像の3つです。
特に健康に関する大きな問題を抱えることになりかねないため、こういったリスクを負わないためにも早急に駆除の依頼をしましょう.
アブラコウモリは家屋自体にも大きな影響を与えてしまいます。
糞はドブ臭くて酸っぱい臭いがします。群れを作って一箇所にまとまってフンをする習性があるため、特に糞が溜まっている下の部屋は悪臭が漂い、体調不良を起こすことがあります。
また、アブラコウモリの糞や尿は酸性なため、断熱材や木材が劣化してしまうことが考えられます。
他にも屋根裏や壁内にある配線をかじられて断線してしまい、最悪の場合火災の原因にもなってしまいます。
放置すると大きな工事が必要になってしまうこともありますので、気がついたら迅速な駆除が必要になってきます。
アブラコウモリは、糞尿の回数が多い生物です。
実は体重は10g程と非常に軽いのですが、この体重を保つため、食べたものを50分程度で消化して糞をするという、とんでもない消化器官を持っています。
そんなアブラコウモリの糞尿には、「ハンタウイルス」「レプトスピラ菌」といった有害なウイルスや寄生虫が含まれています。それらが空気中を伝い、人間のが吸い込んでしまうと、呼吸器や消化器に関わる病気を羅患させてしまう恐れがあります。
「クリプトコッカス症」は糞尿によって引き起こされてしまう代表的な病気の一つです。
これは、糞尿が乾燥することによって、含まれていた菌が空気中に舞い、それを吸い込むことによってすることで感染します。
咳・痰・発熱・胸痛など一般的な肺炎症状を引き起こし、菌が全身に移行すると嘔吐や意識障害、けいれん、昏睡に至ることもあります。
その他にも、糞尿がダニやカビの繁殖を促進させる働きがあるため、アレルギーや喘息を悪化させるケースも報告されています。
こちらの記事はコウモリのフンを見つけた際の対策方法や、他の動物のフンとの見分け方を紹介していますので合わせてご覧ください。
コウモリは主に夜に活動します。
そのため、屋内にコウモリがいると夜に屋根裏を飛び回ったり、鳴き声をあげたりして非常に迷惑です。
「コウモリの活動音や鳴き声で、睡眠不足です・・・」というご依頼をよく受けます。
睡眠不足は、次の日がつらくなりますし、判断力の低下や集中力の低下など精神的・体力的に悪影響を及ぼします。生活習慣病のリスクも高まりますので注意が必要です。
コウモリは、「キュルキュル」「カラカラ」「キィキィ」「チチチチ」と鳴きます。
夏虫の鳴き声とよく似た声で鳴きます。
あまり大きな声では鳴きませんが、集団でいたらそれなりの騒音になりますし、1匹だけでも夜の静かな環境で鳴かれると非常に耳障りで迷惑です。
こちらの記事ではコウモリの被害を画像付きで詳しく紹介していますので、コウモリ被害でお困りの方はぜひご参考ください。
「自分で駆除・捕獲をしよう!」そう考えている人もいると思います。
しかし、日本でコウモリは「鳥獣保護管理法」によって守られてるので、許可なしに殺傷や捕獲を行うことはできません。
無断で駆除すると、最悪の場合1年以下の懲役または100万円以下の罰金が科されることもあるため、十分な注意が必要です。
自分で駆除したい場合は、お住まいの市区町村や都道府県の環境担当窓口に連絡し、「捕獲許可制度」の有無や申請手順を確認しましょう。
建物の隙間ふさいだり、忌避剤や超音波装置で追い出すなど、コウモリを”傷つけずに被害を抑える方法”であれば許可がなくてもでも対策することができます。
捕獲から消毒・清掃、再侵入防止にいたるまで確実に行いたい場合は、専門の害獣駆除業者に依頼するのがもっとも安心です。
専門業者にお願いをすれば、法律的にも問題はありませんし、ご自身で行うよりも安全かつ効果的な対策・予防を行なってくれます。
こちらの記事では、ご自身でできるコウモリの対策方法についてまとめていますので、ご自身での対策をお考えの方はぜひご参考ください。
ご自身で調査から捕獲、消毒、予防を行うのは、申請が必要だったりと非常に手間がかかりますし、確実な対処ができる可能性は限りなく低くなっています。
そのため専門業者に依頼するのが確実でしょう。
ここでは専門業者に依頼するメリットを4つ紹介します。
コウモリは屋根裏にいることが多く、高所で狭小空間での作業を求められます。
落ちて怪我をしたり、びっくりしたコウモリに噛まれるなどの危険性があるため、ご自身での駆除は非常に危険です。
専門業者にお願いすれば、危険を伴うことなく駆除することができます。
専門業者は多くのコウモリ駆除・予防を行なってきたプロです。
そのため、しっかりとした調査で、捕獲から侵入経路の封鎖、糞尿の掃除、再発予防までをすることができますが、ご自身で行った場合それらを確実に行うことは非常に難しいでしょう。
一度追い出しても再侵入してしまったり、糞尿が残っており消毒も不十分だったりして、結局専門業者に頼むことになって、二度手間になってしまうことが多いです。
そのため、確実に駆除予防を行なってくれる専門業者にお願いすることをおすすめします。
こういった申請はご自身でやると手間でめんどくさいですよね・・・
しかし、専門業者に依頼すれば、必要に応じて関係機関への届け出や許可申請を行ったうえで作業を進めてくれるため、法律違反のリスクを一切負わずに駆除を行うことができます。
作業後の再点検、作業後の異常発生時の対応、さらには定期的なメンテナンスまで、コウモリ対策を継続的に安心して任せられるパートナーとして頼りになります。
コウモリ被害は非常に再発しやすいものであるので、アフターサポートがある専門業者にお願いするのが安心です。
Point!
見積もり時に必ずアフターサポートの有無と詳細な内容を確認しよう!
こちらの記事ではコウモリの駆除を専門業者に依頼した時の費用相場を解説しましたので、ぜひご参考ください。
「どこに頼んだらいいかわからない・・・」
害獣駆除の専門業者はたくさんあるため、迷ってしまいますよね・・・
そんな時は「害獣駆除対策センター」にお任せください。
弊社の経験豊富な害獣・害虫駆除のプロが徹底的に駆除・予防いたします!
害獣駆除対策センターはすべて自社対応、
実績豊富な害獣・害虫駆除のプロの職人が多数在籍しているから・・・
だからこそ自信があります!
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現場担当者が直接お電話にて相談をお受けしますから、お話もスムーズ。
ご相談は無料ですので現場の状況を詳しくお聞かせください。年中無休で対応します。
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弊社で対応可能であった場合、まずは現地の調査を行います。
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調査した内容を元にお客様にとってベストな提案をさせていただき、作業の詳細まで説明のうえお見積りを出させていただきます。
お見積り後の上乗せはありません。明朗会計第一です!
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お見積り内容にご了承いただいたら、害獣・害虫対策のプロが確実に駆除・予防します。
施工にかかる期間は被害状況や修繕場所によって変わります。施工期間の目安はお見積もり時にお伝えいたしますのでご安心ください。
定期点検
作業が完了して終わりではありません。その後、アフターメンテナンスのサポートが始まります。
柔軟かつ隅々まで行き届いたアフターフォローが可能です。
A. 屋根裏や天井裏から「カサカサ」「キュルキュル」といった羽音が聞こえたり、朝になって天井に黒っぽい小さな糞が散らばっていたらコウモリの可能性大です。
また、窓近くの換気口や外壁のひび割れに糞尿の跡や悪臭があれば、そこがねぐらになっていることがあります。
点検時は懐中電灯で隙間をよく照らし、糞や尿の酸っぱい匂いを手がかりに探しましょう。
A. コウモリの糞尿には病原体(ハンタウイルスやレプトスピラ菌など)が含まれる可能性があるため、素手やマスクなしで掃除するのは危険です。
清掃時は必ず防護用マスク(N95相当以上)と使い捨て手袋、ゴーグルを着用し、糞尿をまず少量の水で湿らせて粉塵化を防いでから拭き取ります。
使用した清掃道具や手袋は密閉ビニール袋に入れて廃棄し、清掃後は石けんで十分に手を洗いましょう。
A. 超音波装置はコウモリの聴覚を刺激し追い出す効果を期待できますが、単独では再侵入を完全に防ぐことは難しいです。
特に閉鎖された屋根裏では反響して効き目が薄れることがあるため、侵入口封鎖や忌避剤との併用、ワンウェイトラップ設置など複合的対策と組み合わせるのがポイントです。
A. モモンガ類は昼行性で平らな滑空膜を持ち、昼間でも屋根裏や天井裏で見かけることがあります。
対してアブラコウモリは夜行性で、飛翔中は超音波探知用に口を開けて“キュルキュル”鳴くことが多いです。
オヒキコウモリは体長が6~8cmとやや大きく、翅(はね)の付け根に長い耳状の突起があります。夜間に観察できる場合は、体長・耳の形・活動時間帯を手がかりに判別してみてください。
今回はアブラコウモリについて解説してきました.
家に侵入してくるコウモリはほとんどがアブラコウモリだということはご存知だったでしょうか。
また、コウモリを駆除・捕獲するために許可が必要ということは知らない方も多かったのではないでしょうか。
コウモリの被害は健康に大きく関わってきます、もしコウモリ被害の疑いがある場合は早急に駆除業者に依頼をして駆除・予防をしてもらいましょう。
ホームレスキュー株式会社は、コウモリ駆除のプロが徹底した調査をし、1匹残らず捕獲したうえ、完璧に消毒し、侵入箇所を確実に封鎖し再発を防ぎます。
お悩みの方や駆除依頼の方はお気軽にご連絡ください!