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ネズミの糞尿掃除は感染症リスクを防ぐため、N95マスク着用と70%以上アルコール消毒が必須。費用相場は自力なら3千円〜、業者依頼で2万円〜8万円
| 自力で掃除する場合 | 3,000円〜5,000円 |
| 業者に依頼(部分清掃) | 20,000円〜40,000円 |
| 業者に依頼(全体清掃+駆除) | 50,000円〜80,000円 |
この記事の目次
ネズミの糞や尿にはあらゆる病原菌が含まれています。
代表例としてハンタウィルス、サルモネラ菌、チフス菌、レプトスピラ菌などの病原菌が挙げられます。特に、ハンタウィルスがとても危険な病原菌であり致死性があるため、安易にネズミの糞や尿に直接触れるのはとても危険です。
本記事では、ネズミの糞尿を正しく掃除する方法、糞の種類と特徴、ネズミが媒介する病原菌、効果的な駆除方法について、害獣駆除専門業者の知見をもとに詳しく解説します。

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ネズミの糞には、毎年新種の菌が発見されるほど危険な病原菌が数多く含まれているため、取り扱いには細心の注意が必要です。準備を怠ると、掃除中に病原菌を吸い込んだり、皮膚から感染したりするリスクが高まります。

実際に、当社に寄せられる相談の中には「素手で触ってしまった」「マスクなしで掃除して体調を崩した」というケースが年間で数十件あります。
安全かつ効果的に掃除するために、まずは準備から始めましょう。
以下に必要な道具と、その選定理由を詳しくお伝えします。
準備が整ったらいよいよネズミの糞尿を掃除をしましょう。
以下の5つのステップに従うと、ご自身の安全を守りながら、病原菌を完全に除去することができます。
注意事項を理解して、危険な病気に感染するリスクを抑えましょう。

ご自身の安全を守ることが最も重要です。マスクの着用を怠ると、病気にかかる危険性が高くなってしまいます。
特に数か月放置されたネズミの古い糞は乾燥してわずかな空気の流れで粒子が舞い上がります。
この粒子を吸い込むと、ハンタウィルス肺症候群(致死率30〜60%)やレプトスピラ症(致死率20〜30%)など、命に関わる感染症にかかる危険があります。

実際に、海外では掃除中にハンタウィルスに感染し、死亡したケースも報告されています。
マスクは必ず鼻までしっかりと覆うように着用してください。
ネズミは先端が尖った形状の糞をすることがあり、薄手のビニール手袋では掃除をしているときに容易に破れてしまいます。
手袋が破れた瞬間に、皮膚から病原菌が侵入するリスクが生じます。厚手のゴム手袋を着用し、作業中は手袋の状態を常に確認しましょう。
すぐに石鹸で手を洗い、流水で最低30秒以上洗浄してください。
爪の中にまで病原菌が入り込んでいる可能性があるため、爪ブラシを使って念入りに洗いましょう。
その後、アルコール度数70%以上の消毒液で手指を消毒してください。
2週間は体調の変化に注意し、発熱・腹痛・発疹などの症状が出た場合は、直ちに医療機関を受診し、「ネズミの糞に触れた可能性がある」ことを医師に伝えてください。

糞尿を除去する前に、まず消毒液を吹きかけてください。この工程行うことで、掃除中に病原菌が空気中に拡散することを極力防ぐことができます。
可能な限りアルコールの濃度が70度以上の消毒液を吹きかけてください。
まんべんなく行き渡らせるためにも、スプレーで消毒液を吹きかけることが望ましいです。
また、糞尿の表面だけでなく、周辺の床や壁にも広めに吹き付けることで、見えない病原菌も同時に除去できます。
吹き付けた後は、5〜10分程度放置して、アルコールが浸透し病原菌を不活化するのを待ちましょう。
ただし、アルコール消毒は万能ではありません。一部のウィルスや細菌は、アルコールに対する耐性を持っています。
例として、ネズミが媒介する食中毒の原因菌の一つであるセレウス菌は、低いアルコール濃度に耐えることがわかっています。
そのため、少なくともアルコール濃度が70度から95度の消毒液を使用することを強く推奨します。
また、アルコールだけでは不安な場合は、次亜塩素酸ナトリウム(家庭用漂白剤を薄めたもの)を併用することも有効です。
ただし、次亜塩素酸ナトリウムは金属を腐食させるため、使用箇所には注意が必要です。

消毒液で十分に湿らせた後、いよいよ糞を除去します。
ビニールテープやガムテープでくっ付けて取り除きましょう。
この方法は菌が舞い上がらないためおすすめです。
ホウキや掃除機を使うと、どうしても風で埃や糞の微細な粒子が舞い上がってしまい、それを吸い込むリスクが高まります。
特に掃除機は、排気口から病原菌を含んだ微粒子を部屋中に拡散させる危険があるため、ネズミの糞掃除には絶対に使用しないでください。
糞を除去できたら、再度消毒液を吹きかけ、使い捨ての雑巾で床や壁を丁寧に拭き取ってください。拭き取った雑巾も、同じくビニール袋に密閉して廃棄します。

糞を除去した後は、尿のシミを徹底的に掃除します。ネズミの尿には独特のアンモニア臭があり、これを完全に消さないと、ネズミが「ここは安全な場所だ」と認識し、再び寄ってくる原因になります。
ネズミの尿は基本的には弱アルカリ性ですので、弱酸性の洗浄液が有効です。ただし、ネズミが食べた物と体調によって弱酸性になることがあるため、アルカリ性の洗浄液も併用します。
そのため、重曹(弱アルカリ性)とクエン酸(弱酸性)の両方を使って、確実に尿のシミを中和・消毒・掃除することが正しい方法です。
水100mlに対して小さじ1杯(約5g)のクエン酸パウダーを入れ、スプレーボトルでよく混ぜれば完成です。作り置きする場合は、冷暗所で保管し、1週間以内に使い切りましょう。
この方法で、尿のシミだけでなく、悪臭も同時に除去できます。消臭効果が不十分な場合は、市販の酵素系消臭剤を併用すると、より効果的です。

糞尿の掃除が終わったら、最後に燻煙缶を焚いて、ネズミが連れてきた害虫(ノミとダニ)を駆除します。
ネズミの体毛には大量にノミやダニが付着しており、ネズミが室内に侵入しているということはほぼ確定でノミ・ダニ被害が広がってます。
ネズミの体毛には、1匹あたり数百〜数千匹のノミやダニが付着していると言われています。ネズミが室内に侵入することで、これらの害虫が室内に広がり、人間やペットを刺します。
詳しくは下記のダニについての記事をご覧ください。
市販のバルサンなどの燻煙缶は、ネズミに対して直接的な致死効果はありませんが、煙でネズミを家の外に追い払う効果と、ノミ・ダニ駆除には十分に効果があります。

特に和室とキッチンでダニの被害が広がることが多く、これらの箇所では燻煙をすることをおすすめしています!
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さらに、駆除だけでなく増殖抑制効果も備えており、事前の準備や後片付けの手間を最小限に抑えつつ、住まいの清潔を長期間維持できるのが大きな魅力です。
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Amazonで購入以上の手順に沿って作業を行うことで、ネズミの糞尿を安全かつ効果的に清掃することができます。
次に、「ネズミの糞の種類と特徴」について詳しく説明します。
ネズミの糞や尿を掃除しても、ネズミを駆除しなければ、糞尿被害はまた発生します。
そうならないために、ネズミの駆除も行いましょう。
ネズミの種類がわかれば、必要な対策が判断できますのでまず、主要なネズミの種類ごとの糞の特徴を説明します。

家ネズミであるドブネズミ・クマネズミ・ハツカネズミのフンは、それぞれ違いがあります。
特に大きさに違いがありますが、個体差があるため正確ではありません。
形にそれぞれ違いがありますので、それぞれのネズミのフンの特徴について解説します。

【特徴】
ドブネズミの糞は大きく、長さ10~20mmのバナナ状やカプセル形状です。片方の先端は必ず丸く、焦げ茶や灰色です。

【特徴】
クマネズミの糞は長さ約5〜10mm、楕円形で細長いことが特徴です。
色は暗褐色で、新鮮なものは光沢があります。ドブネズミよりも小さく、ハツカネズミよりも大きいため、中間サイズの糞を見つけたらクマネズミの可能性が高いです。

【特徴】
ハツカネズミの糞は小さく、長さ4〜7mmの細長い形状が特徴です。色は茶色や黒っぽく、新鮮なものは光沢があります。3種類の中で最も小さいため、「米粒くらいの大きさの黒い糞」を見つけたらハツカネズミと判断できます。
確認されたネズミの糞で、ある程度ネズミの種類を判別することは可能です。
ただし、子ネズミの場合は糞の大きさから別のネズミと誤認してしまうことがあり、確実にネズミの特定ができるとは限りません。
そのため、当社”害獣駆除対策センター”の駆除統計により算出した、実際に被害を及ぼすネズミの割合をグラフにまとめましたので、ネズミの品種を特定するための参考データとしてご活用ください。

【害獣駆除対策センター2005年〜2024年12月統計】

最も被害が多いネズミはクマネズミで、全体の半数以上を占めています。クマネズミは壁登りが得意な動物で、地上階でも上層階でも被害を及ぼします。
もし、ネズミ被害に困っている場合は、まずクマネズミの被害を疑ってみてください。
ネズミは様々な病原菌を媒介し、人間にとって重大な健康リスクをもたらすことがあります。以下に代表的な病原菌と、それに関連する情報をまとめています。
| 病原菌 | 危険度 | 致死率と症状 | ソース |
|---|---|---|---|
| ハンタウィルス | ★★★★★ | 死亡率が60%~30% | 参考 |
| ペスト (ペスト菌) | ★★★★★ | 死亡率が50%~40% | 参考 |
| レプトスピラ | ★★★★☆ | 死亡率が30%~20% | 参考 |
| 腸チフス | ★★★★☆ | 死亡率が15% | 参考 |
| 鼠咬症 | ★★★☆☆ | 死亡率が10%。リンパ節の腫れ。 | 参考 |
| 大腸菌 | ★★☆☆☆ | 死亡率が5%~1%。激しい腹痛。 | 参考 |
| ツツガムシ病 | ★★☆☆☆ | 死亡率が0.48%。高い発熱。 | 参考 |
| パラチフス | ★☆☆☆☆ | 死亡率が0.4%。発熱、腹痛。 | 参考 |
・体調の異変(発熱、腹痛、発疹、呼吸困難など)を感じた時は、すぐに病院にかかり、「ネズミの糞尿に触れた可能性がある」ことを医師に伝えることが命を守る鍵となる/
・ネズミの持つ病原菌には、致死率が30〜60%にも達する非常に危険なものがある
・死亡率は基本的に「治療をしなかった場合」を基に算出されている
・発症後に速やかに医療機関で治療を受ければ、死亡率は大幅に低下する
これらの病原菌についてのさらなる詳細情報は、下記の記事をご覧ください。

ご自身で駆除を行うのは、手間も時間もかかるうえ、確実に駆除・予防できるとは限りません。
そのため、害獣駆除の専門業者に依頼して駆除してもらうのが最も効果的かつ、手間も時間もかからず楽です。
また、再発の保証をしてくれる業者もありますので、必ず相見積もりを行なった上で納得できる業者に依頼をしましょう。
ネズミの糞尿は、サルモネラ菌やハンタウィルスなど、人間にとって危険な病原菌を含んでいる可能性が高く、適切な掃除と駆除方法を知ることは、健康を守る上で非常に重要です。
本記事では、ネズミの糞尿の安全な掃除方法、ネズミの糞の特徴、ネズミが媒介する病原菌、そして効果的なネズミ駆除方法について解説しました。
重要なポイントは以下の通りです
ネズミ駆除は、一時的な対策ではなく、継続的な管理と予防が必要です。この記事をご活用いただき、ネズミによる被害を最小限に抑え、安全で快適な生活環境を維持するためのご参考になれば幸いです。

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結論:すぐに石鹸で30秒以上流水洗浄し、70%以上のアルコールで消毒してください。2週間は体調変化を観察し、発熱・腹痛があれば直ちに受診を。
爪の中にまで病原菌が入り込んでいる可能性があるため、爪ブラシを使って念入りに洗いましょう。
医師には「ネズミの糞に触れた可能性がある」ことを必ず伝えてください。
結論:掃除機の排気口から病原菌を含んだ微粒子が部屋中に拡散され、吸入感染のリスクが高まるため絶対に使用禁止です。
ホウキや掃除機を使うと、どうしても風で埃や糞の微細な粒子が舞い上がってしまい、それを吸い込むリスクが高まります。
結論:自力なら3千円〜5千円、業者に部分清掃依頼で2万円〜4万円、全体清掃と駆除込みで5万円〜8万円が相場です。
必要な道具や作業範囲によって費用は変動します。
妊婦や乳幼児がいる家庭では、感染リスクを考慮して業者依頼が安全です。
結論:不織布マスクでも可能ですが、N95マスクまたは防塵マスクの使用を強く推奨します。より高い防護効果が得られます。
特に数か月放置された古い糞は乾燥して微粒子が舞い上がりやすいため、高性能なマスクが必要です。
結論:適切な防護なしで作業した場合、感染リスクは数%〜数十%と報告されています。ハンタウィルスの致死率は30〜60%と非常に高いです。
素手で触れたり吸入すると、病原菌に曝露される可能性が高まります。
発症後に速やかに医療機関で治療を受ければ、死亡率は大幅に低下します。
結論:ネズミの尿は弱アルカリ性のため、弱酸性のクエン酸と弱アルカリ性の重曹を併用することで確実に中和・消毒・消臭できるからです。
クエン酸と重曹が反応すると二酸化炭素が発生して泡立ち、汚れが浮き上がり簡単に落ちます。
クエン酸スプレーは水100mlに小さじ1杯(約5g)のクエン酸パウダーを混ぜれば完成です。
結論:バルサンなどの燻煙缶はネズミに対して直接的な致死効果はありませんが、煙でネズミを家の外に追い払う効果とノミ・ダニ駆除には十分に効果があります。
ネズミの体毛には1匹あたり数百〜数千匹のノミやダニが付着しており、燻煙缶でこれらを駆除することが重要です。
使用前に火災報知器をビニール袋で覆い、ペットや観賞魚を別室に移してください。
結論:糞の大きさと形状である程度判別可能です。クマネズミ(5〜10mm細長)、ドブネズミ(10〜20mmバナナ状)、ハツカネズミ(4〜7mm米粒サイズ)が特徴です。
ただし、子ネズミの場合は糞の大きさから別のネズミと誤認することがあります。
結論:70%未満では病原菌を十分に不活化できないため、必ず70%以上のアルコール濃度の製品を使用してください。
一部の細菌やウィルスは低いアルコール濃度に耐性を持っており、濃度が不十分だと消毒効果が得られません。
ただし、次亜塩素酸ナトリウムは金属を腐食させるため、使用箇所には注意が必要です。
結論:妊婦や乳幼児、高齢者がいる家庭では、感染リスクを考慮して専門業者に依頼することを強く推奨します。
免疫力が低下している方や未発達な方は、病原菌に感染した際の重症化リスクが高いためです。
複数の業者に見積もりを取り、補償内容や口コミを確認して信頼できる業者を選びましょう。
結論:掃除だけでは不十分で、侵入経路の封鎖とネズミ本体の駆除が必須です。自力で1ヶ月以上効果がない場合は業者に依頼しましょう。
ネズミを駆除しなければ、糞尿被害は再び発生します。
業者は再発保証を提供している場合が多いので、保証内容を必ず確認してください。
結論:天井裏や床下は狭く暗い空間で作業が困難なため、専門業者に依頼することを強く推奨します。転落や怪我のリスクもあります。
手の届かない場所や視界が悪い場所では、適切な掃除ができず病原菌が残る可能性があります。
無理に自力で作業すると怪我や感染のリスクが高まるため、安全を最優先してください。
結論:補償内容、料金の明確性、口コミ評判を確認し、必ず複数業者に相見積もりを取ることが重要です。
料金やサービス内容は会社によって大きく異なるため、比較検討が必須です。
見積もり時に現地調査をしっかり行い、詳細な説明をしてくれる業者を選びましょう。
結論:ネズミの病原菌による感染症の治療には健康保険が適用されます。ただし、掃除や駆除の費用には適用されません。
医療機関での診察・検査・治療は保険適用対象ですが、予防的な対策費用は自己負担です。
加入している火災保険の内容を確認し、害獣駆除特約があれば活用しましょう。
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