ネズミが媒介する病原菌一覧!危険性や症状を解説します

ネズミの病原菌
AI要約

天井裏のネズミは放置厳禁。半年で15〜21匹繁殖し被害が3倍に拡大します。

AIによる【要約】

放置の危険性【要約】

  • 天井裏から足音が聞こえる時点で約20匹のネズミが生息している可能性が高い
  • ネズミは半年で環境に慣れ、室内にも姿を現すようになる
  • 放置すると治まることはなく、被害は確実に拡大していく
  • 対策が遅れると駆除費用が3倍になるリスクがある

繁殖力の実態【要約】

  • 1匹のメスが半年で15匹〜21匹を出産する驚異的な繁殖力
  • 年間では1匹のメスから約35匹の子どもが産まれる計算
  • 生後3ヶ月で成熟し、再び繁殖を繰り返す爆発的な増加サイクル
  • 集団で縄張りを作る習性があり、居心地が良いと定着する

3つの主要被害【要約】

  • 衛生的被害:用水路や下水管を移動するため体毛にノミ・ダニが付着し感染症リスク
  • 精神的被害:夜行性のため夜間の足音で不眠やノイローゼの原因になる
  • 経済的被害:梁や柱を齧られ建物倒壊の恐れ、電気配線切断で停電リスク

自力駆除の課題【要約】

  • ホームセンターや通販でグッズは入手できるが専門知識がないと効果が出ない
  • 毒エサやトラップを使っても根絶できず長期的に被害が続くケースが多い
  • ネット情報や動画を試して効果が出なければ早めに業者相談が必要
  • 対策が遅れるほど駆除の難易度が上がり費用も増加する

業者依頼のポイント【要約】

  • 被害状況を調査後に費用を提案するため事前の正確な金額提示は困難
  • 床下や天井裏の現地調査を行わない業者は割高になる傾向がある
  • 早期相談が長期的な費用抑制につながる
  • 坪数だけで簡易見積もりする業者より現地調査する業者が確実で安価

緊急対応の必要性【要約】

  • 音が聞こえる状態は「この家は安全」とネズミが認識している証拠
  • 半年放置すると大胆に室内を走り回るようになる
  • 1日でも早い対応が被害拡大と費用増加を防ぐ鍵
  • 害獣がいると気付いたら即座にプロの駆除業者に連絡すべき
こんな人におすすめ
家でネズミを見かけて感染症が心配な方
ネズミが媒介する病気の危険度を知りたい方
ネズミの病原菌から家族を守る対策を探している方

はじめに

すがすがしい好天がつづき、おすこやかに毎日をお過ごしのこととお伺い申し上げます。
さて、今回はネズミを介して引き起こされる様々な病原菌についてお話しして行きたいと思います。

ねずみによって引き起こされる被害はさまざまにありますが、そのひとつが、病原菌を媒介するということです。

不衛生な場所を移動するねずみは、全身に病原菌をまとっていると言っても過言ではありません。菌やウイルスは、ねずみの身体の表面に付着しているだけでなく、フンや尿にも含まれています。ねずみは尿を垂れ流しながら動く習性があるため、ねずみは、家の中に病原菌をまき散らしながら動き回っているということになります。

また、ねずみに寄生しているダニなどを通じて、菌やウイルスが人間に感染するというケースもあります。

そうした病原菌は、時に、深刻な症状をもたらす病気につながることもあるのです。ここでは、ねずみが運んでくる菌・ウイルスがもとで起こる危険な病気について、紹介します。
致死率(かかった人が死亡する割合)をもとに危険度をランキングしてみました。

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    危険性(★★☆☆☆)  サルモネラ菌

    サルモネラ菌は、ねずみが保有する病原菌の一種です。チフス菌もその仲間ですが、チフス菌を除いたサルモネラ属の菌を特に食中毒性サルモネラと呼んでいます。その名のとおり食中毒の原因になる細菌です。

    毎年100~130件、2,500~2,700名ほどの患者が報告されています。致死率の高い病気ではありませんが、子どもやお年寄りなどが感染すれば重症化する可能性は高いです。

    予防薬のようなものはないため、食材の十分な加熱などで防ぐしかありませんが、ねずみによって菌がばらまかれると調理済みの食品を入れる容器が汚染されて、感染につながる場合もあり、注意が必要です。

    危険性(★★☆☆☆)  パラチフス菌

    チフス菌の一種パラチフスA菌の感染によって起こる病気です。症状は腸チフスに似ていますが、さいわい、腸チフスよりは症状が軽いことが多いです。

    2004年に感染者が急に増えた例がありますが、それ以外は例年20例ほどの感染にとどまっています。おもに海外で感染することが多いので、海外、特に途上国などに行った際は、食べ物の衛生状態に気を配る必要があります

    危険性(★★☆☆☆)    腸チフス

    チフス菌は食中毒の原因になるサルモネラ菌の仲間で、これに感染することで起こる病気のひとつが腸チフスです。

    チフス菌はねずみがいる環境で菌に汚染された飲食物から感染します。世界中で見られますが、衛生環境の悪いところで感染・流行するため、発展途上国での被害が多くなっています。

    日本では年間30~70人の患者が報告されていますが、多くは海外の渡航先での感染でしたが、最近は海外渡航経験のない人の感染が増えており、この原因が不明であることから警戒されています

    危険性(★★★☆☆)   E型肝炎

    E型肝炎はウイルス性肝炎の一種です。おもに汚染された食肉などから感染(経口感染)しますが、このウイルスをねずみが媒介することがわかってきています。

    日本ではE型肝炎の症例は少なく、過去にはほとんど海外での感染でしたが、近年、ウイルスは日本にも土着化したものとみなされています。そうしますと、人間と接する可能性の高いねずみから感染する危険性は高まっていると言えます。

    E型肝炎は、妊婦が感染した場合は劇症化し、致死率は20%にも上りますので、特に注意が必要です。肝炎にはワクチンがありますが、E型に対応するものは今のところ完成していません。

    危険性(★★★★☆)       ツツガムシ病

    ねずみにはダニが寄生していることがよくあります。このダニの中には、リケッチアという微生物に感染しているものがあります。リケッチアに感染したダニの一種、ツツガムシに刺されることで人間が感染するのがツツガムシ病です。

    ねずみそのものが菌を持っているわけではありませんが、ねずみよって運ばれてくる病気と言えます。媒介するダニは3種類おり、そのうち0.1~3%が菌を持っていると言われています。

    危険性(★★★★★)       鼠咬症

    鼠咬症はねずみに直接、咬まれることによって感染し、起こる病気です。

    鼠咬症スピリルムまたはストレプトバチルスという2種類の菌のいずれかが原因菌で、厳密には感染した菌により「鼠咬症スピロヘータ感染症」と「モニリホルム連鎖桿菌感染症」の2つに分類されます。世界中でみられますが、日本では前者のほうが多いです。

    発症すると咬まれた傷口はただれたよう(潰瘍)になり、付近に発疹が出ます。合わせて39度ほどの発熱があり、頭痛や寒気、震えといった症状が出ます熱は数日でいったん下がりますが、ふたたび発熱し、これを数回繰り返すという経過をたどります。

    危険性(★★★★★)      ペスト

    ペストは、ねずみによってもたらされる病気の代名詞と言えるものです。

    感染したねずみの血を吸ったノミが人間を刺すことで感染します。14世紀のヨーロッパで大流行し、当時の人口の三割が失われたと言われています。現代では衛生環境の改善で感染数も減り、日本では1926年を最後に患者は報告されていません。それでも、海外ではいまだ感染例があります

    予防薬やよく効く薬もできていますが、早期に治療がされないと致死率は高い危険な病気ではあります。ペストには腺ペスト、肺ペスト、敗血症型ペスト、皮膚ペストなどの種類があり、中でも危険度が高いのは肺ペストで、適切な治療が行われないと2~3日で呼吸困難で死亡します。

    危険性(★★★★★)        レプトスピラ症

    ねずみの排泄物に含まれているレプトスピラ菌が、水や土壌を経て感染する病気です。

    特に重症なものはワイル病と呼ばれ、感染者の一割程度いるとされます。日本では、1970 年代前半まで年間50 名以上の死亡例が報告されていましたが、近年は減少しています。ですが、沖縄県では現在でも散発的に流行することがあります

    レプトスピラ症は人間だけでなく家畜やペットにも感染する人獣共通感染症のひとつです。犬やハムスターが感染すると急激な症状が出て死亡してしまいます。ワクチンが開発されていますが、菌のタイプによっては対応しないこともあるため、完全な予防法には至っていません。

    危険性(★★★★★)       腎症候性出血熱

    ねずみが保有している代表的なウイルスと言えるのがハンタウイルスです。ハンタウイルスが原因の病気は、長らく世界中で原因不明の風土病・奇病として扱われてきました。

    腎症候性出血熱はハンタウイルスが原因の病気で、ねずみの排泄物を通じて感染します。1931年に中国で発見され、現在も中国・韓国を中心にみられますが、ヨーロッパでも例があります。日本では1960年頃から約10年間にわたり大阪で流行しました。

    症状は発熱、頭痛、腎不全、皮下および臓器における出血などですが、今のところワクチンをはじめ有効な治療法が確立されていません。この、はっきりした治療法がないということが、ハンタウイルスの危険な点だと言えます。 そのため、対症療法にならざるをえず、腎不全の症状が重い場合は人工透析が必要になります。

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      ネズミによる病原菌を防ぐための対策法

      ネズミが媒介する病原菌を防ぐには、「見つけたら駆除する」だけでは十分とはいえません。
      ネズミは家の中を移動しながらフンや尿を残し、キッチン・食品まわり・天井裏・床下などを汚染するおそれがあります。

      感染リスクを下げるためには、ネズミを寄せつけない環境づくりと、家の中に侵入させない対策を同時に進めることが大切です。

      1. 食べ物や生ゴミを放置しない

      ネズミの病原菌 対処法

      ネズミは、わずかな食べ残しや生ゴミにも寄ってきます。
      特に、キッチンまわり・食品棚・ペットフード・仏壇のお供え物・米袋・野菜の保管場所などは注意が必要です。

      食品は密閉容器に入れ、生ゴミはフタ付きのゴミ箱に入れて、できるだけ早めに処分しましょう。
      また、床に落ちた食べかすや油汚れもネズミを引き寄せる原因になるため、こまめな清掃が効果的です。

      2. フンや尿を素手で触らない

      ネズミの病原菌 対処法

      ネズミのフンや尿には、病原菌やウイルスが含まれている可能性があります。
      見つけた場合は、素手で触ったり、乾いた状態で掃除機をかけたりしないことが重要です。

      乾燥したフンやホコリを舞い上げると、菌やウイルスを吸い込んでしまうおそれがあります。
      掃除をする際は、マスク・手袋を着用し、消毒液などで湿らせてから拭き取るようにしてください。

      処理後は、使用した手袋や布を密閉して捨て、手洗いと換気も忘れずに行いましょう。

      3. 侵入口になりやすい隙間をふさぐ

      ネズミの病原菌 対処法

      ネズミ対策で特に重要なのが、家の中に入らせないことです。
      ネズミは小さな隙間からでも侵入するため、外壁・基礎・屋根まわり・換気口・配管まわりなどを確認しておきましょう。

      特に注意したい場所は、次の通りです。

      • エアコン配管まわりの隙間
      • キッチンや洗面所の配管まわり
      • 床下換気口
      • 屋根と外壁の取り合い部分
      • 雨戸やシャッターまわり
      • 玄関ドアや勝手口の下の隙間
      • 壁のひび割れや穴

      一時的にスポンジやテープでふさいでも、ネズミにかじられて再侵入されることがあります。
      そのため、金網・防鼠材・パテ・金属板など、かじられにくい素材でしっかり塞ぐことが大切です。

      4. ダニ・ノミの二次被害にも注意する

      ネズミの病原菌 対処法

      ネズミが家の中にいると、病原菌だけでなく、ネズミに寄生していたダニやノミが人に被害を及ぼすことがあります。
      ネズミを追い出したあとに、かゆみや赤い発疹が出るケースもあるため、駆除後の清掃・消毒まで行うと安心です。

      天井裏や床下に巣がある場合、フン・尿・巣材・死骸が残っている可能性もあります。
      これらを放置すると、悪臭や害虫の発生につながることがあるため、駆除後は清掃と消毒まで済ませておきましょう。

      5. 市販の毒餌や粘着シートだけに頼りすぎない

      ネズミの病原菌 対処法

      市販の毒餌や粘着シートは、目の前のネズミを減らす方法として役立つ場合があります。
      ただし、侵入口や巣が残ったままだと、別のネズミが再び入り込む可能性は残ります。

      また、毒餌を食べたネズミが天井裏や壁の中で死んでしまうと、悪臭やハエの発生につながることもあります。
      粘着シートも、設置場所を間違えると効果が出にくく、警戒心の強いネズミには避けられてしまうことがあります。

      市販対策はあくまで応急処置と考え、根本的には「侵入口封鎖」「巣の撤去」「清掃消毒」「再発予防」まで行うことが重要です。

      6. 早めに専門業者へ相談する

      ネズミの病原菌 対処法

      ネズミの気配があるにもかかわらず放置すると、病原菌のリスクだけでなく、配線をかじられる、断熱材を荒らされる、天井裏にフン尿がたまるなど、住宅被害にもつながります。

      特に、次のような場合は早めに専門業者へ相談しましょう。

      • 天井裏や壁の中から足音がする
      • キッチンや収納まわりにフンがある
      • 食材や袋がかじられている
      • 室内でネズミを見かけた
      • 何度対策しても再発する
      • 小さな子どもや高齢者、ペットがいる
      • フンや尿の臭いが気になる

      ネズミ対策は、ただ捕獲するだけでは終わりません。
      どこから侵入しているのかを見極め、侵入口をふさぎ、汚染された場所を清掃・消毒することで、病原菌によるリスクを減らしやすくなります。

      ネズミの病原菌対策は「駆除+再発予防」が大切

      ネズミが媒介する病気は、日常生活の中ではあまり意識しにくいものです。
      しかし、ネズミが家の中に入り込んでいる状態は、フンや尿、ダニ、ノミなどを通じて衛生環境が悪化しているサインでもあります。

      「音がするだけだから」「まだ姿を見ていないから」と放置するのは危険です。
      特に、フンや尿を見つけた場合や、食品まわりに被害が出ている場合は、感染症リスクを下げるためにも早めの確認をおすすめします。

      〜最後に〜

      ねずみがこんなに危険な病気を媒介するなんて、怖いですよね。さいわい、現代日本の衛生環境では、危険な病気が爆発的に感染することはほとんどないだろうと考えられます。

      ですが、ねずみが細菌やウイルスをまきちらしているのも事実。油断せず、ねずみへの対策を怠らないことが大切なのです。

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        ネズミ駆除でよくある質問(FAQ)

        Q ネズミが媒介する病原菌で一番危険なのは何ですか?

        結論:腎症候性出血熱の原因となるハンタウイルスが最も危険で、有効な治療法が確立されていません。

        ハンタウイルスによる腎症候性出血熱は以下の理由で特に危険です:

        • ワクチンや特効薬などの有効な治療法が現時点で確立されていない
        • 発熱、頭痛、腎不全、臓器出血などの重篤な症状が出現する
        • 重症の場合は人工透析が必要になるなど対症療法しかない
        • 日本でも1960年代に大阪で約10年間流行した実績がある
        • 中国・韓国を中心に現在も発生が続いている感染症

        他にもペスト(致死率高)やE型肝炎(妊婦の致死率20%)なども極めて危険な病気です。

        Q ネズミに直接触れなければ感染しませんか?

        結論:いいえ、ネズミに触れなくてもフン・尿・寄生虫を介して感染するリスクがあります。

        ネズミからの感染経路は直接接触だけではありません:

        • ネズミは尿を垂れ流しながら移動し家中に病原菌をまき散らす
        • 乾燥したフンやホコリを吸い込むことで空気感染する可能性
        • ネズミに寄生するダニやノミに刺されることで感染するケース
        • 調理済み食品の容器が汚染されて食中毒につながる危険性
        • キッチンや食品棚など生活空間全体が汚染される恐れ

        そのため、ネズミを見かけたら直接触れていなくても早急な駆除と清掃が必要です。

        Q ネズミのフンを見つけたらどう処理すべきですか?

        結論:マスクと手袋を着用し、消毒液で湿らせてから拭き取り、使用後は密閉廃棄してください。

        ネズミのフン処理の正しい手順は以下の通りです:

        • 素手で触ったり乾いた状態で掃除機をかけたりしない
        • 必ずマスクと使い捨て手袋を着用してから作業開始
        • 消毒用アルコールや次亜塩素酸水でフンを十分に湿らせる
        • 湿らせた後にペーパータオルなどで静かに拭き取る
        • 使用した手袋や布はビニール袋に密閉して廃棄する
        • 作業後は必ず手洗いと換気を行う

        乾燥したフンを舞い上げると病原菌やウイルスを吸い込む危険があるため注意が必要です。

        Q サルモネラ菌の感染を防ぐにはどうすればいいですか?

        結論:食材の十分な加熱と調理器具の清潔維持が基本で、ネズミを寄せつけない環境づくりが重要です。

        サルモネラ菌対策のポイント:

        • 食材は中心部まで75度以上で1分間以上加熱する
        • 調理済み食品を入れる容器も清潔に保つ(ネズミによる汚染防止)
        • 食べ物や生ゴミを放置せず密閉容器に保管する
        • キッチン周りをこまめに清掃し食べかすや油汚れを除去
        • 子どもや高齢者は重症化リスクが高いため特に注意

        年間2,500~2,700名が感染しており、予防薬がないためネズミ駆除と衛生管理が最も効果的です。

        Q E型肝炎はなぜ妊婦に危険なのですか?

        結論:妊婦がE型肝炎に感染すると劇症化しやすく、致死率が20%に達するためです。

        E型肝炎の妊婦への危険性について:

        • 通常の患者より妊婦は劇症肝炎になる確率が極めて高い
        • 妊婦の致死率は20%と他の患者と比べて突出して高い
        • E型肝炎に対応したワクチンが現時点で完成していない
        • 日本国内でもウイルスが土着化しており感染リスクが増加中
        • ネズミが媒介することが判明しており家庭内感染の恐れあり

        妊娠中の方は特にネズミ駆除と衛生管理を徹底し、汚染された食肉などを避けることが重要です。

        Q ペストは現代でも感染する可能性がありますか?

        結論:日本では1926年以降発生していませんが、海外では現在も感染例があります。

        現代におけるペストの状況:

        • 14世紀ヨーロッパでは人口の3割が死亡した歴史的な感染症
        • 日本では衛生環境改善により1926年を最後に患者報告なし
        • 海外の一部地域では現在でも散発的に感染例が発生している
        • 予防薬や有効な治療薬は開発されているが早期治療が必須
        • 肺ペストは最も危険で適切な治療なしでは2~3日で死亡する

        海外渡航時や輸入品を扱う際は注意が必要で、ネズミやノミとの接触を避けることが重要です。

        Q ネズミに咬まれたらすぐ病院に行くべきですか?

        結論:はい、鼠咬症は39度の高熱や潰瘍など重篤な症状が出るため、直ちに医療機関を受診してください。

        ネズミに咬まれた際の対応:

        • 鼠咬症は咬まれた傷口がただれ潰瘍になり付近に発疹が出る
        • 39度ほどの高熱、頭痛、寒気、震えなどの全身症状が現れる
        • 熱は数日で下がるが再び発熱を数回繰り返す特徴的な経過
        • 早期の抗生物質投与が有効なため速やかな受診が重要
        • 傷口を流水でよく洗い消毒してから医療機関へ

        鼠咬症スピリルムまたはストレプトバチルスが原因菌で、日本では前者が多く見られます。

        Q 腸チフスとパラチフスの違いは何ですか?

        結論:どちらもチフス菌の仲間が原因ですが、パラチフスの方が症状が軽いことが多いです。

        腸チフスとパラチフスの比較:

        • 腸チフス:チフス菌による感染で年間30~70人の患者が発生
        • パラチフス:パラチフスA菌による感染で年間約20例と少ない
        • パラチフスは腸チフスより症状が軽度で済むケースが多い
        • どちらも衛生環境の悪い途上国での感染が主だが国内感染も増加
        • 海外渡航歴のない感染者が増えており原因不明で警戒されている

        どちらもネズミがいる環境で汚染された飲食物から感染するため、食品衛生に注意が必要です。

        Q ツツガムシ病はどのように予防できますか?

        結論:ネズミを駆除し、野外活動時は長袖長ズボンを着用してダニに刺されない対策が有効です。

        ツツガムシ病の予防方法:

        • ネズミに寄生するダニが媒介するためネズミの駆除が最優先
        • 家の周りの草むらや藪を定期的に刈り取りダニの生息地を減らす
        • 野外活動時は肌の露出を避け長袖長ズボンを着用する
        • 帰宅後は衣服を速やかに着替え入浴してダニを洗い流す
        • 媒介ダニ3種類のうち0.1~3%がリケッチア菌を保有している

        早期発見・早期治療が重要で、刺し口や発疹、発熱などの症状が出たら速やかに受診してください。

        Q レプトスピラ症のワクチンは効果がありますか?

        結論:ワクチンは開発されていますが、菌のタイプによって効果がないこともあり完全な予防にはなりません。

        レプトスピラ症ワクチンの現状:

        • ワクチンは存在するがレプトスピラ菌のタイプが多く対応しきれない
        • 特に重症型のワイル病は感染者の約1割を占め致死率が高い
        • 沖縄県では現在でも散発的に流行が見られる地域性の高い感染症
        • 人間だけでなく犬やハムスターなどペットも感染し急死することがある
        • ネズミの排泄物が水や土壌を経て感染するため衛生管理が重要

        1970年代前半まで年間50名以上の死亡例があり、現在も注意が必要な感染症です。

        Q ネズミを寄せつけないために食品はどう保管すべきですか?

        結論:食品は密閉容器に入れ、生ゴミはフタ付きゴミ箱で早めに処分し、床の食べかすも除去してください。

        ネズミを寄せつけない食品管理:

        • 米袋や野菜などキッチン周りの食材はすべて密閉容器で保管
        • ペットフードや仏壇のお供え物もネズミの餌になるため注意
        • 生ゴミは必ずフタ付きのゴミ箱に入れて可能な限り早めに処分
        • 床に落ちた食べかすや油汚れはネズミを引き寄せるため即座に清掃
        • 食品棚や冷蔵庫周辺も定期的に掃除して清潔を保つ

        わずかな食べ残しでもネズミは寄ってくるため、徹底した衛生管理と食品保管が予防の基本です。

        Q ネズミの侵入を防ぐには家のどこを塞げばいいですか?

        結論:換気口、配管周り、床下通気口、壁の亀裂など1.5cm以上の隙間をすべて塞ぐ必要があります。

        ネズミの主な侵入口と対策:

        • 換気口や通気口:金網やパンチングメタルで覆って侵入防止
        • 配管やケーブル周りの隙間:防鼠パテや金属たわしで充填
        • 床下通気口:格子が粗い場合は細かい金網を追加する
        • 外壁のひび割れや穴:シーリング材やモルタルで補修
        • 戸袋や屋根裏の隙間:板金やネットで塞ぐ

        ネズミは1.5cm程度の隙間があれば侵入できるため、家全体を点検して徹底的に塞ぐことが重要です。

        Q ネズミによる病原菌感染の症状が出たらどうすればいいですか?

        結論:発熱、下痢、発疹、黄疸などの症状が出たら直ちに医療機関を受診し、ネズミとの接触を伝えてください。

        感染が疑われる症状と対応:

        • 発熱(特に39度以上の高熱)、頭痛、寒気は多くの病原菌感染で共通
        • 下痢や嘔吐はサルモネラ菌などの食中毒性感染症の可能性
        • 発疹や潰瘍は鼠咬症やツツガムシ病の特徴的症状
        • 黄疸や腹痛はE型肝炎やレプトスピラ症の疑い
        • 医師にネズミを見かけた、咬まれた、フンを処理したなど詳細を伝える

        早期診断・早期治療が重要で、放置すると重症化や致命的な結果につながる危険があります。

        Q ペットがネズミに感染した病気にかかることはありますか?

        結論:はい、レプトスピラ症などは人獣共通感染症で、犬やハムスターが感染すると急死することがあります。

        ペットへの感染リスク:

        • レプトスピラ症は人間だけでなく犬やハムスターなども感染する
        • ペットが感染すると急激な症状が出て死亡してしまうケースが多い
        • ペットフードがネズミに汚染されることで感染経路になる
        • 犬用のレプトスピラワクチンは存在するが完全な予防にはならない
        • ペットが急に元気がなくなったら獣医師に相談し早期治療を

        ペットを守るためにも家庭内のネズミ駆除と衛生管理を徹底することが重要です。

        Q ネズミ駆除は自分でできますか?それとも業者に頼むべきですか?

        結論:病原菌リスクを考えると、安全で確実な駆除のためには専門業者への依頼が推奨されます。

        専門業者に依頼するメリット:

        • 病原菌に触れるリスクを最小限に抑えた安全な駆除が可能
        • フンや尿の適切な処理と消毒を含めた衛生的な作業
        • 侵入口の特定と封鎖で再発を防ぐ根本的な対策
        • 天井裏や床下など危険な場所の作業も安全に実施
        • 駆除後の清掃・消毒・予防対策まで一貫してサポート

        DIYでの駆除は病原菌感染のリスクが高く、中途半端な対策では再発する可能性があるため、専門業者への相談をおすすめします。

        この記事の作成者
        害獣駆除の専門家 鈴木 北斗

        害獣駆除センター
        害獣駆除の専門家
        鈴木 北斗


        害獣駆除センターの害獣・害虫駆除の研究員です。害獣と害虫の駆除方法について研究しています。記事で執筆している内容は、自社での実績と経験、国内と海外の学術論文を基に情報提供しています。

        地域別駆除実績

        関西エリア

        関東エリア

        東海エリア

        害虫・害獣診断
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