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天井裏のネズミは放置厳禁。半年で15〜21匹繁殖し被害が3倍に拡大します。

すがすがしい好天がつづき、おすこやかに毎日をお過ごしのこととお伺い申し上げます。
さて、今回はネズミを介して引き起こされる様々な病原菌についてお話しして行きたいと思います。
ねずみによって引き起こされる被害はさまざまにありますが、そのひとつが、病原菌を媒介するということです。
不衛生な場所を移動するねずみは、全身に病原菌をまとっていると言っても過言ではありません。菌やウイルスは、ねずみの身体の表面に付着しているだけでなく、フンや尿にも含まれています。ねずみは尿を垂れ流しながら動く習性があるため、ねずみは、家の中に病原菌をまき散らしながら動き回っているということになります。
また、ねずみに寄生しているダニなどを通じて、菌やウイルスが人間に感染するというケースもあります。
そうした病原菌は、時に、深刻な症状をもたらす病気につながることもあるのです。ここでは、ねずみが運んでくる菌・ウイルスがもとで起こる危険な病気について、紹介します。
致死率(かかった人が死亡する割合)をもとに危険度をランキングしてみました。
※弊社から見積りに関してご連絡させていただく場合がございます。

サルモネラ菌は、ねずみが保有する病原菌の一種です。チフス菌もその仲間ですが、チフス菌を除いたサルモネラ属の菌を特に食中毒性サルモネラと呼んでいます。その名のとおり食中毒の原因になる細菌です。
毎年100~130件、2,500~2,700名ほどの患者が報告されています。致死率の高い病気ではありませんが、子どもやお年寄りなどが感染すれば重症化する可能性は高いです。
予防薬のようなものはないため、食材の十分な加熱などで防ぐしかありませんが、ねずみによって菌がばらまかれると調理済みの食品を入れる容器が汚染されて、感染につながる場合もあり、注意が必要です。

チフス菌の一種パラチフスA菌の感染によって起こる病気です。症状は腸チフスに似ていますが、さいわい、腸チフスよりは症状が軽いことが多いです。
2004年に感染者が急に増えた例がありますが、それ以外は例年20例ほどの感染にとどまっています。おもに海外で感染することが多いので、海外、特に途上国などに行った際は、食べ物の衛生状態に気を配る必要があります。

チフス菌は食中毒の原因になるサルモネラ菌の仲間で、これに感染することで起こる病気のひとつが腸チフスです。
チフス菌はねずみがいる環境で菌に汚染された飲食物から感染します。世界中で見られますが、衛生環境の悪いところで感染・流行するため、発展途上国での被害が多くなっています。
日本では年間30~70人の患者が報告されていますが、多くは海外の渡航先での感染でしたが、最近は海外渡航経験のない人の感染が増えており、この原因が不明であることから警戒されています。

E型肝炎はウイルス性肝炎の一種です。おもに汚染された食肉などから感染(経口感染)しますが、このウイルスをねずみが媒介することがわかってきています。
日本ではE型肝炎の症例は少なく、過去にはほとんど海外での感染でしたが、近年、ウイルスは日本にも土着化したものとみなされています。そうしますと、人間と接する可能性の高いねずみから感染する危険性は高まっていると言えます。
E型肝炎は、妊婦が感染した場合は劇症化し、致死率は20%にも上りますので、特に注意が必要です。肝炎にはワクチンがありますが、E型に対応するものは今のところ完成していません。

ねずみにはダニが寄生していることがよくあります。このダニの中には、リケッチアという微生物に感染しているものがあります。リケッチアに感染したダニの一種、ツツガムシに刺されることで人間が感染するのがツツガムシ病です。
ねずみそのものが菌を持っているわけではありませんが、ねずみよって運ばれてくる病気と言えます。媒介するダニは3種類おり、そのうち0.1~3%が菌を持っていると言われています。

鼠咬症はねずみに直接、咬まれることによって感染し、起こる病気です。
鼠咬症スピリルムまたはストレプトバチルスという2種類の菌のいずれかが原因菌で、厳密には感染した菌により「鼠咬症スピロヘータ感染症」と「モニリホルム連鎖桿菌感染症」の2つに分類されます。世界中でみられますが、日本では前者のほうが多いです。
発症すると咬まれた傷口はただれたよう(潰瘍)になり、付近に発疹が出ます。合わせて39度ほどの発熱があり、頭痛や寒気、震えといった症状が出ます。熱は数日でいったん下がりますが、ふたたび発熱し、これを数回繰り返すという経過をたどります。

ペストは、ねずみによってもたらされる病気の代名詞と言えるものです。
感染したねずみの血を吸ったノミが人間を刺すことで感染します。14世紀のヨーロッパで大流行し、当時の人口の三割が失われたと言われています。現代では衛生環境の改善で感染数も減り、日本では1926年を最後に患者は報告されていません。それでも、海外ではいまだ感染例があります。
予防薬やよく効く薬もできていますが、早期に治療がされないと致死率は高い危険な病気ではあります。ペストには腺ペスト、肺ペスト、敗血症型ペスト、皮膚ペストなどの種類があり、中でも危険度が高いのは肺ペストで、適切な治療が行われないと2~3日で呼吸困難で死亡します。

ねずみの排泄物に含まれているレプトスピラ菌が、水や土壌を経て感染する病気です。
特に重症なものはワイル病と呼ばれ、感染者の一割程度いるとされます。日本では、1970 年代前半まで年間50 名以上の死亡例が報告されていましたが、近年は減少しています。ですが、沖縄県では現在でも散発的に流行することがあります。
レプトスピラ症は人間だけでなく家畜やペットにも感染する人獣共通感染症のひとつです。犬やハムスターが感染すると急激な症状が出て死亡してしまいます。ワクチンが開発されていますが、菌のタイプによっては対応しないこともあるため、完全な予防法には至っていません。

ねずみが保有している代表的なウイルスと言えるのがハンタウイルスです。ハンタウイルスが原因の病気は、長らく世界中で原因不明の風土病・奇病として扱われてきました。
腎症候性出血熱はハンタウイルスが原因の病気で、ねずみの排泄物を通じて感染します。1931年に中国で発見され、現在も中国・韓国を中心にみられますが、ヨーロッパでも例があります。日本では1960年頃から約10年間にわたり大阪で流行しました。
症状は発熱、頭痛、腎不全、皮下および臓器における出血などですが、今のところワクチンをはじめ有効な治療法が確立されていません。この、はっきりした治療法がないということが、ハンタウイルスの危険な点だと言えます。 そのため、対症療法にならざるをえず、腎不全の症状が重い場合は人工透析が必要になります。
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ネズミが媒介する病原菌を防ぐには、「見つけたら駆除する」だけでは十分とはいえません。
ネズミは家の中を移動しながらフンや尿を残し、キッチン・食品まわり・天井裏・床下などを汚染するおそれがあります。
感染リスクを下げるためには、ネズミを寄せつけない環境づくりと、家の中に侵入させない対策を同時に進めることが大切です。

ネズミは、わずかな食べ残しや生ゴミにも寄ってきます。
特に、キッチンまわり・食品棚・ペットフード・仏壇のお供え物・米袋・野菜の保管場所などは注意が必要です。
食品は密閉容器に入れ、生ゴミはフタ付きのゴミ箱に入れて、できるだけ早めに処分しましょう。
また、床に落ちた食べかすや油汚れもネズミを引き寄せる原因になるため、こまめな清掃が効果的です。

ネズミのフンや尿には、病原菌やウイルスが含まれている可能性があります。
見つけた場合は、素手で触ったり、乾いた状態で掃除機をかけたりしないことが重要です。
乾燥したフンやホコリを舞い上げると、菌やウイルスを吸い込んでしまうおそれがあります。
掃除をする際は、マスク・手袋を着用し、消毒液などで湿らせてから拭き取るようにしてください。
処理後は、使用した手袋や布を密閉して捨て、手洗いと換気も忘れずに行いましょう。

ネズミ対策で特に重要なのが、家の中に入らせないことです。
ネズミは小さな隙間からでも侵入するため、外壁・基礎・屋根まわり・換気口・配管まわりなどを確認しておきましょう。
特に注意したい場所は、次の通りです。
一時的にスポンジやテープでふさいでも、ネズミにかじられて再侵入されることがあります。
そのため、金網・防鼠材・パテ・金属板など、かじられにくい素材でしっかり塞ぐことが大切です。

ネズミが家の中にいると、病原菌だけでなく、ネズミに寄生していたダニやノミが人に被害を及ぼすことがあります。
ネズミを追い出したあとに、かゆみや赤い発疹が出るケースもあるため、駆除後の清掃・消毒まで行うと安心です。
天井裏や床下に巣がある場合、フン・尿・巣材・死骸が残っている可能性もあります。
これらを放置すると、悪臭や害虫の発生につながることがあるため、駆除後は清掃と消毒まで済ませておきましょう。

市販の毒餌や粘着シートは、目の前のネズミを減らす方法として役立つ場合があります。
ただし、侵入口や巣が残ったままだと、別のネズミが再び入り込む可能性は残ります。
また、毒餌を食べたネズミが天井裏や壁の中で死んでしまうと、悪臭やハエの発生につながることもあります。
粘着シートも、設置場所を間違えると効果が出にくく、警戒心の強いネズミには避けられてしまうことがあります。
市販対策はあくまで応急処置と考え、根本的には「侵入口封鎖」「巣の撤去」「清掃消毒」「再発予防」まで行うことが重要です。

ネズミの気配があるにもかかわらず放置すると、病原菌のリスクだけでなく、配線をかじられる、断熱材を荒らされる、天井裏にフン尿がたまるなど、住宅被害にもつながります。
特に、次のような場合は早めに専門業者へ相談しましょう。
ネズミ対策は、ただ捕獲するだけでは終わりません。
どこから侵入しているのかを見極め、侵入口をふさぎ、汚染された場所を清掃・消毒することで、病原菌によるリスクを減らしやすくなります。
ネズミが媒介する病気は、日常生活の中ではあまり意識しにくいものです。
しかし、ネズミが家の中に入り込んでいる状態は、フンや尿、ダニ、ノミなどを通じて衛生環境が悪化しているサインでもあります。
「音がするだけだから」「まだ姿を見ていないから」と放置するのは危険です。
特に、フンや尿を見つけた場合や、食品まわりに被害が出ている場合は、感染症リスクを下げるためにも早めの確認をおすすめします。
ねずみがこんなに危険な病気を媒介するなんて、怖いですよね。さいわい、現代日本の衛生環境では、危険な病気が爆発的に感染することはほとんどないだろうと考えられます。
ですが、ねずみが細菌やウイルスをまきちらしているのも事実。油断せず、ねずみへの対策を怠らないことが大切なのです。

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結論:腎症候性出血熱の原因となるハンタウイルスが最も危険で、有効な治療法が確立されていません。
ハンタウイルスによる腎症候性出血熱は以下の理由で特に危険です:
他にもペスト(致死率高)やE型肝炎(妊婦の致死率20%)なども極めて危険な病気です。
結論:いいえ、ネズミに触れなくてもフン・尿・寄生虫を介して感染するリスクがあります。
ネズミからの感染経路は直接接触だけではありません:
そのため、ネズミを見かけたら直接触れていなくても早急な駆除と清掃が必要です。
結論:マスクと手袋を着用し、消毒液で湿らせてから拭き取り、使用後は密閉廃棄してください。
ネズミのフン処理の正しい手順は以下の通りです:
乾燥したフンを舞い上げると病原菌やウイルスを吸い込む危険があるため注意が必要です。
結論:食材の十分な加熱と調理器具の清潔維持が基本で、ネズミを寄せつけない環境づくりが重要です。
サルモネラ菌対策のポイント:
年間2,500~2,700名が感染しており、予防薬がないためネズミ駆除と衛生管理が最も効果的です。
結論:妊婦がE型肝炎に感染すると劇症化しやすく、致死率が20%に達するためです。
E型肝炎の妊婦への危険性について:
妊娠中の方は特にネズミ駆除と衛生管理を徹底し、汚染された食肉などを避けることが重要です。
結論:日本では1926年以降発生していませんが、海外では現在も感染例があります。
現代におけるペストの状況:
海外渡航時や輸入品を扱う際は注意が必要で、ネズミやノミとの接触を避けることが重要です。
結論:はい、鼠咬症は39度の高熱や潰瘍など重篤な症状が出るため、直ちに医療機関を受診してください。
ネズミに咬まれた際の対応:
鼠咬症スピリルムまたはストレプトバチルスが原因菌で、日本では前者が多く見られます。
結論:どちらもチフス菌の仲間が原因ですが、パラチフスの方が症状が軽いことが多いです。
腸チフスとパラチフスの比較:
どちらもネズミがいる環境で汚染された飲食物から感染するため、食品衛生に注意が必要です。
結論:ネズミを駆除し、野外活動時は長袖長ズボンを着用してダニに刺されない対策が有効です。
ツツガムシ病の予防方法:
早期発見・早期治療が重要で、刺し口や発疹、発熱などの症状が出たら速やかに受診してください。
結論:ワクチンは開発されていますが、菌のタイプによって効果がないこともあり完全な予防にはなりません。
レプトスピラ症ワクチンの現状:
1970年代前半まで年間50名以上の死亡例があり、現在も注意が必要な感染症です。
結論:食品は密閉容器に入れ、生ゴミはフタ付きゴミ箱で早めに処分し、床の食べかすも除去してください。
ネズミを寄せつけない食品管理:
わずかな食べ残しでもネズミは寄ってくるため、徹底した衛生管理と食品保管が予防の基本です。
結論:換気口、配管周り、床下通気口、壁の亀裂など1.5cm以上の隙間をすべて塞ぐ必要があります。
ネズミの主な侵入口と対策:
ネズミは1.5cm程度の隙間があれば侵入できるため、家全体を点検して徹底的に塞ぐことが重要です。
結論:発熱、下痢、発疹、黄疸などの症状が出たら直ちに医療機関を受診し、ネズミとの接触を伝えてください。
感染が疑われる症状と対応:
早期診断・早期治療が重要で、放置すると重症化や致命的な結果につながる危険があります。
結論:はい、レプトスピラ症などは人獣共通感染症で、犬やハムスターが感染すると急死することがあります。
ペットへの感染リスク:
ペットを守るためにも家庭内のネズミ駆除と衛生管理を徹底することが重要です。
結論:病原菌リスクを考えると、安全で確実な駆除のためには専門業者への依頼が推奨されます。
専門業者に依頼するメリット:
DIYでの駆除は病原菌感染のリスクが高く、中途半端な対策では再発する可能性があるため、専門業者への相談をおすすめします。
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