ネズミ駆除は自分でできる?正しい駆除方法を8ステップで解説!費用と業者に頼む目安

AI要約

ネズミ駆除は捕獲だけでなく侵入口封鎖まで行う必要があり、自分で対応できる費用は数千円~数万円、業者依頼は建物規模や被害状況で変動します

AIによる【要約】

駆除の基本方針【要約】

  • 捕獲や毒餌による駆除だけでは不十分で、侵入口の封鎖までセットで行う必要がある
  • 生息状況の確認、捕獲・追い出し、侵入口封鎖、清掃・消毒、再発確認の5段階で対策する
  • フン・足跡・かじり跡(ラットサイン)から通り道を特定し、間取り図に記録する

自分で対応できる範囲【要約】

  • 室内で1匹だけ見かけた場合や、フンの位置・侵入口を確認できる場合は自分で対策可能
  • 低い位置にある侵入口を安全に作業できる状況なら自力対応の選択肢がある
  • 天井裏・壁内から毎晩音がする、複数部屋にフンがある場合は業者への相談を検討すべき
  • 高所・床下・屋根に侵入口がある場合は転落の危険があるため専門業者に依頼する

自社データから見る実態【要約】

  • 害獣駆除対策センターは20年の施工実績を持ち、クマネズミ・ドブネズミ・ハツカネズミの統計データを保有
  • 実際の施工現場では、天井裏の大量のフン、かじられた断熱材・配線、侵入口封鎖の事例が確認されている
  • 現場写真から、被害を放置すると建物全体に影響が広がる傾向が見られる

8ステップの駆除手順【要約】

  • STEP1: ラットサイン(フン・足跡・かじり跡)を調べて生息場所と通り道を確認する
  • STEP2: 食品を密閉容器に入れ、生ゴミを密閉し、巣材になる段ボールや布類を処分する
  • STEP3: 忌避剤・毒餌・粘着シート・捕獲器から状況に合った用品を選ぶ
  • STEP4: 忌避剤で追い出し、毒餌や粘着シートを壁際に設置して捕獲・殺鼠を行う
  • STEP5: 数日間、新しいフンや音が無いか確認してネズミの気配がなくなったか判断する
  • STEP6: ネズミが完全にいなくなったことを確認後、金属メッシュ等で侵入口を封鎖する
  • STEP7: マスク・手袋着用で消毒剤を使い、フンを湿らせてから拭き取る(掃除機は使用禁止)
  • STEP8: 定期的に新たな痕跡がないか点検し、再発していないか確認する

費用の目安【要約】

自分で行う場合 数千円~数万円程度
内訳 忌避剤、毒餌、粘着シート、消毒剤、金属メッシュ、補修工具などの実費のみ
業者へ依頼する場合 建物の広さ、被害範囲、侵入口の数、清掃範囲により変動
注意点 広告の最低価格だけでなく現地調査後の見積もり確認が必須

よくある失敗例【要約】

  • 毒餌や粘着シートを置くだけで侵入口を塞がないと、別の個体が入り続ける
  • 乾燥したフンを掃除機で吸うと病原菌を含む粉塵が舞い上がり危険
  • 捕獲直後に全ての穴を塞ぐと、残ったネズミが壁内に閉じ込められ腐敗臭の原因になる
  • 発泡ウレタンだけで塞ぐと再度かじり破られるため、金属メッシュや金属板を使う
  • チリパウダー等の香辛料を撒くと人間やペットの粘膜を刺激し逆効果

侵入口の特定と封鎖【要約】

  • 配管まわり(エアコン・給湯器・排水管)、床下通気口、換気扇の隙間を重点的に確認
  • 屋根と外壁の取り合い、軒天の破損、ドアの下、基礎のひび割れも侵入経路になる
  • 金属メッシュ、防鼠パテ、金属板などかじられない材料を使用する
  • 換気・排水に必要な穴を完全に塞がないように注意する

放置した場合のリスク【要約】

  • 食品や食器が汚染され、食中毒や病原菌媒介のリスクが発生する
  • 電気配線をかじられると設備の故障や停電、最悪の場合は火災の原因になる
  • 天井裏に蓄積したフン尿により悪臭や汚れが広がり、夜間の騒音によるストレスも生じる
  • 柱や木材、断熱材がかじられて建物の損傷が進行する
こんな人におすすめ
自分でネズミ駆除できるか判断に迷っている方
市販グッズを使っても被害が収まらず困っている方
業者へ依頼する前に費用の目安を知りたい方

この記事の目次

はじめに

家の中でネズミを見かけたり、天井裏から足音が聞こえたりすると、すぐに毒餌や粘着シートを置きたくなるかもしれません。

しかし、目の前のネズミを捕まえただけでは、建物に侵入口が残っている限り再び入り込むおそれがあります。ネズミ駆除では、生息状況の確認、捕獲や追い出し、侵入口の封鎖、フン尿の清掃、再発確認まで行うことが重要です。

この記事では、

  • 自分でネズミを駆除する手順
  • 市販グッズの使い分け
  • 被害が収まらない原因
  • 専門業者へ相談した方がよいケース

を解説します。

3ステップで簡単お見積り

    ※弊社から見積りに関してご連絡させていただく場合がございます。

    ネズミ駆除で重要なのは捕獲と侵入口対策

    ネズミ駆除というと、毒餌を食べさせたり、粘着シートで捕まえたりする方法を思い浮かべる方が多いでしょう。

    ところが、捕獲できたネズミが建物内にいるすべての個体とは限りません。外壁や屋根、配管まわりに隙間が残っていれば、別のネズミが侵入する可能性もあります。

    ネズミ駆除では、次の対策を組み合わせてください。

    • フンや足跡、かじり跡から通り道を調べる
    • 食品や生ゴミ、ペットフードを管理する
    • 被害状況に合った駆除用品を使用する
    • ネズミの気配がなくなったことを確認する
    • 建物にある侵入口を塞ぐ
    • フンや尿で汚れた場所を清掃・消毒する
    • 新しい痕跡が出ていないか定期的に点検する

    毒餌や粘着シートを置くだけでは、再侵入を防ぐことはできません。

    捕獲と侵入口対策をセットで考えることが、ネズミ被害を繰り返さないための基本になります。

    自分で駆除できるケースと業者へ相談した方がよいケース

    被害が軽く、ネズミの通り道や侵入口を確認できる場合は、自分で対策できる可能性があります。

    一方、天井裏や壁の中など、手が届かない場所で活動しているときは無理をしない方がよいでしょう。

    状況自分で対策業者への相談
    室内で1匹だけ見かけた必要に応じて
    フンや通り道を確認できる必要に応じて
    侵入口が低い位置にあり、安全に作業できる必要に応じて
    天井裏や壁の中から毎晩音がする
    複数の部屋にフンが落ちている
    高所・床下・屋根に侵入口がある×
    市販品を使用しても被害が続く
    異臭や大量のフンがある×
    配線や断熱材が傷ついている×

    高所へ登ったり、狭い床下へ無理に入ったりするのは危険です。

    侵入口を特定できない場合や被害範囲が広いケースでは、建物全体を確認できる専門業者へ相談しましょう。

    害獣駆除対策センターは多数の資格を保有!
    害獣駆除の専門業者として、20年の実績があります。是非、お任せください

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      家の中でネズミを見つけたら最初にやること

      ネズミを見かけても、素手で捕まえようとしたり、家具を急に動かしたりしないでください。

      まずは、ネズミが別の部屋へ移動するのを防ぎ、被害の痕跡を残しておくことが大切です。

      ネズミを見つけた直後の対応

      • 食品や食器を片付ける
      • ペットフードや水を出したままにしない
      • 生ゴミの袋やゴミ箱を密閉する
      • ネズミを見た部屋のドアを閉める
      • フンやかじり跡を掃除前に撮影する
      • 見かけた場所と時間を記録する
      • 子どもやペットを近づけない

      ネズミが家具の裏へ隠れたからといって、棒を差し込んだり、薬剤を大量に吹きかけたりすると、壁の中や別の部屋へ逃げ込むかもしれません。

      姿を見失った場合は、冷蔵庫の下、食器棚の裏、収納の奥などを無理のない範囲で確認してみてください。

      ネズミ被害を放置するとどうなる?

      ネズミは食品を食べるだけでなく、建物や生活環境にもさまざまな被害を与えます。

      「1匹見ただけだから」と放置しているうちに、天井裏や壁の中へ活動範囲が広がることもあるでしょう。

      食品や調理器具が汚染される

      ネズミは、食品庫やキッチンを移動しながら、食品の袋や容器をかじります。

      かじられた部分だけを取り除いて食べるのではなく、ネズミが触れた可能性のある食品は処分してください。周辺の棚や調理台、食器についても清掃が必要です。

      フンや尿がたまる

      天井裏や収納の奥へフン尿が蓄積すると、汚れや臭いが広がるおそれがあります。

      フンを乾いたまま掃いたり、掃除機で吸ったりすると、排泄物を含む細かなほこりが舞い上がるかもしれません。

      ネズミのフンや尿には素手で触れず、消毒剤で湿らせてから拭き取りましょう。

      実際のネズミフン被害写真

      ネズミ被害でご相談をいただき、当社が実際にお伺いしたお客様のお宅で撮れた写真をご紹介します。

      ※フンが写るのでご注意ください。

      ネズミ被害 フン
      住宅内のネズミのフン
      ネズミ被害 屋根裏 フン
      屋根裏に堆積されたネズミのフン

      配線や建材をかじられる

      ネズミの歯は伸び続けるため、配線や木材、断熱材などをかじることがあります。

      電気配線が傷つけば、設備の故障につながる可能性も否定できません。断熱材や紙、布が巣材として持ち去られるケースもあります。

      実際のネズミ被害写真

      ネズミ被害でご相談をいただき、当社が実際にお伺いしたお客様のお宅で撮れた写真をご紹介します。

      ネズミ被害 断熱材 屋根歌
      ネズミに荒らされた屋根裏の断熱材
      ネズミ被害 侵入口
      ネズミの侵入口

      夜間の物音が続く

      ネズミは、人の気配が少なくなる夜間に活動する傾向があります。

      天井裏や壁の内部から「カサカサ」「トントン」「ガリガリ」といった音が聞こえていませんか?

      毎晩同じ場所から音がする場合は、寝床や通り道として使われている可能性があります。

      家に侵入するネズミは主に3種類

      住宅や店舗で問題になりやすいネズミは、主にクマネズミ、ドブネズミ、ハツカネズミの3種類です。

      種類によって生息場所や行動の特徴が異なるため、活動場所を確認しながら対策を行いましょう。

      クマネズミ

      クマネズミ

      クマネズミは身軽で、高い場所へ移動する能力に優れています。

      天井裏や壁の中、建物の上階で物音がするときは、クマネズミが活動しているかもしれません。警戒心が強いため、毒餌や捕獲器を避ける場合もあります。

      ドブネズミ

      ドブネズミ

      ドブネズミは体が大きく、地面や水のある場所を移動しやすいネズミです。

      下水や排水設備、床下、建物の低い場所で見つかるケースが多く、泳ぐことも得意とされています。

      ハツカネズミ

      ハツカネズミ

      ハツカネズミは小型で、わずかな隙間から入り込むことがあります。

      倉庫や物置、食品を扱う施設などで見つかる場合があり、体が小さい分、侵入口を見落としやすい点に注意が必要でしょう。

      種類別の自社データ

      見た目やフンの形だけで、ネズミの種類を正確に判別できないこともあります。

      種類を断定できなくても、音がする場所、フンの位置、侵入口、移動経路を記録しておけば、対策を立てやすくなるでしょう。

      ネズミの通り道を調べる

      ネズミが活動した場所には、フンや足跡、かじり跡などが残ります。

      これらはラットサインと呼ばれ、通り道や生息場所を調べる手がかりになります。

      ネズミのフン

      ネズミのフンは、壁際、収納の奥、キッチン、天井裏などで見つかることがあります。

      古いフンと現在の活動を区別するため、掃除前に写真を撮り、清掃後に新しいフンが出るか確認してください。

      足跡

      ほこりがたまった場所や、天井裏の断熱材の上には足跡が残る場合があります。

      足跡が続く方向を確認すると、ネズミの移動経路や隠れ場所を見つけやすくなるかもしれません。

      かじり跡

      食品袋、段ボール、木材、配線などに削られたような跡がないか調べます。

      新しいかじり跡は色が明るく、時間がたつと汚れやほこりが付着して目立ちにくくなる傾向があります。

      黒いこすり跡

      ネズミが同じ壁際を繰り返し通ると、体の汚れや油分が付着し、黒い筋のような跡が残ることがあります。

      配管まわりや柱の角、壁と家具の隙間も確認してみましょう。

      尿のシミ

      天井や壁にシミがある場合、雨漏りだけでなくネズミの尿が原因となっている可能性もあります。

      臭いが強い、同じ場所にフンがある、天井裏から音がするといった状況も含めて判断してください。

      痕跡を確認する手順

      1. 掃除する前に写真を撮る
      2. 発見した場所と日付を記録する
      3. フンや汚れを安全な方法で取り除く
      4. 翌日以降に新しいフンが出るか確認する
      5. 壁際や隣の部屋にも痕跡がないか調べる

      一度清掃した場所に新しいフンが落ちていれば、現在もネズミが活動していると考えられます。

      ネズミが侵入しやすい場所

      室内でネズミを見かけた場所のすぐ近くに、侵入口があるとは限りません。

      外壁から床下や壁の内部へ入り、配管や天井裏を通って室内へ移動していることもあります。

      確認したい場所

      • エアコンや給湯器の配管まわり
      • キッチンや洗面台の排水管まわり
      • 床下通気口や基礎の開口部
      • 換気口や換気扇の隙間
      • 屋根と外壁の取り合い
      • 軒天や屋根材の破損箇所
      • ドアやシャッターの下
      • 増築部分や建物同士の接合部
      • 外壁にできた穴やひび割れ

      室内の穴を1か所塞ぐだけでなく、建物の外側も確認することが重要です。

      高所や屋根まわりは転落の危険があるため、見える範囲を地上から確認し、無理な作業は避けてください。

      自分で行うネズミ駆除の正しい手順

      ネズミ駆除では、いきなり毒餌や粘着シートを置くのではなく、順番を意識する必要があります。

      現在の被害状況を確認し、ネズミが生活しにくい環境を整えてから、捕獲や封鎖へ進みましょう。

      STEP1 生息場所と通り道を確認する

      最初に、フン、足跡、かじり跡、音がする場所を調べます。

      ネズミが通っていない場所へ毒餌や粘着シートを置いても、接触しない可能性があるためです。

      次の場所を中心に確認してください。

      • 冷蔵庫や食器棚の裏
      • シンク下の収納
      • 壁際や家具の隙間
      • 天井裏へつながる点検口
      • 押入れやクローゼット
      • 配管が壁や床を貫通している部分

      確認した場所を簡単な間取り図へ記録すると、設置場所や侵入口を整理しやすくなります。

      STEP2 餌・水・巣材になるものを片付ける

      ネズミが暮らしやすい環境のままでは、捕獲や毒餌を続けても被害が再発するかもしれません。

      まずは、食べ物や巣材になるものを減らしましょう。

      室内で片付けるもの

      • 米、パン、麺類、菓子などの食品
      • 開封した調味料や乾物
      • 出したままのペットフード
      • 密閉されていない生ゴミ
      • 使っていない段ボール
      • 紙袋、新聞紙、布類
      • 床や棚に落ちた食べこぼし

      食品は、ネズミにかじられにくいふた付き容器へ移してください。

      段ボールや布類は巣材として利用されることがあるため、使っていないものは処分した方がよいでしょう。

      STEP3 被害状況に合った駆除用品を選ぶ

      市販のネズミ対策用品には、それぞれ異なる役割があります。

      すべてを同時に使用するのではなく、通り道や建物の状況に合わせて選んでください。

      対策用品主な目的注意点
      忌避剤においなどで一時的に遠ざける別の場所へ移動することがある
      毒餌・殺鼠剤ネズミの個体数を減らす子どもやペットの誤食に注意
      粘着シート通り道で捕獲する設置する場所と枚数が重要
      捕獲器ネズミを捕まえる警戒される場合がある
      金属メッシュ・板侵入口を塞ぐネズミがいなくなってから施工する
      清掃・消毒用品フン尿を除去する消毒前に掃除機を使用しない

      STEP4 追い出し・捕獲・毒餌による対策を行う

      忌避剤は補助的な追い出しに使う

      スプレーやくん煙タイプの忌避剤は、ネズミが嫌がるにおいを利用して遠ざける商品です。

      ただし、建物の外へ完全に出ていくとは限りません。天井裏から壁の中へ移動したり、別の部屋へ逃げ込んだりすることも考えられます。

      忌避剤を使用するときの注意点

      • 商品の使用場所と使用量を守る
      • 食品や食器へ薬剤が付着しないようにする
      • 子どもやペットを近づけない
      • 火災報知器や換気設備への影響を確認する
      • 使用後は商品表示に従って換気する
      • 忌避剤だけで駆除を終わらせない

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      毒餌は製品表示に従って設置する

      毒餌は、ネズミが食べることで個体数を減らす方法です。

      フンやかじり跡、黒いこすり跡がある場所の近くなど、ネズミが実際に活動している場所へ設置しましょう。

      毒餌を使用するときの注意点

      • 必ず商品ラベルの使用方法を守る
      • 自己判断で食品を混ぜない
      • 子どもやペットが触れない場所へ置く
      • 設置した日と場所を記録する
      • 食べた量やフンの変化を確認する
      • 屋内で死んだ場合に異臭が出る可能性を考える
      • 毒餌だけで侵入口対策を終わらせない

      ネズミが毒餌を食べない場合は、薬剤が効かないと決めつけず、ほかに食べ物が残っていないか確認してください。

      設置場所が通り道から外れている可能性もあります。

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      粘着シートは壁際や通り道に設置する

      粘着シートを部屋の中央へ1枚だけ置いても、ネズミが通らない可能性があります。

      フンや黒いこすり跡が見つかった壁際、家具の裏、出入口付近を中心に並べましょう。

      粘着シートを設置するときのポイント

      • 壁に沿わせて設置する
      • 複数枚を隙間なく並べる
      • ほこりや油分の少ない場所を選ぶ
      • 設置するときは手袋を着用する
      • 子どもやペットが入れないようにする
      • 毎日状態を確認する
      • 捕獲後の処理方法を事前に確認する

      設置場所を頻繁に変えると、ネズミが警戒することがあります。

      数日間は同じ場所で様子を見ながら、フンや食痕の変化も記録してください。

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      STEP5 ネズミの気配がなくなったか確認する

      侵入口を塞ぐ前に、建物内にネズミが残っていないか確認します。

      捕獲できた直後にすべての穴を塞ぐと、別の個体が壁の中や天井裏に閉じ込められるかもしれません。

      次の変化を数日間確認してください。

      • 新しいフンが出ていない
      • 食品のかじり跡が増えていない
      • 毒餌が食べられていない
      • 夜間の音が聞こえなくなった
      • 新しい黒いこすり跡がない
      • センサーカメラなどに映っていない

      気配が残っている場合は、侵入口をすぐに塞がず、通り道や設置場所を見直しましょう。

      STEP6 侵入口を封鎖する

      ネズミの活動が収まったら、再び入り込まれないように侵入口を塞ぎます。

      小さな隙間には金属製のメッシュや専用の防鼠材、大きな破損箇所には金属板などを使い分けてください。

      封鎖するときの注意点

      • ネズミが建物内に残っていないことを確認する
      • 室内だけでなく建物外周も調べる
      • かじられにくい金属製の材料を使用する
      • 発泡ウレタンだけで塞がない
      • 換気や排水に必要な開口部を完全に塞がない
      • 配線や配管を傷つけない
      • 屋根や高所では無理に作業しない

      侵入口が複数ある住宅では、1か所を塞ぐと別の場所から入り込むことがあります。

      配管まわり、基礎、換気口、屋根、軒天まで建物全体を確認することが大切です。

      STEP7 フンや尿を安全に清掃・消毒する

      ネズミのフンを見つけても、乾いたままほうきで掃いたり、掃除機で吸ったりしないでください。

      排泄物を含む細かなほこりが舞い上がるおそれがあります。

      清掃の手順

      1. 窓やドアを開けて換気する
      2. マスクとゴム・ビニール手袋を着用する
      3. フンや尿を消毒剤で十分に湿らせる
      4. 商品表示で指定された時間を置く
      5. ペーパータオルなどで静かに拭き取る
      6. 使用したペーパーを袋へ入れて密閉する
      7. 周囲の床や棚も清掃・消毒する
      8. 手袋を外したあとに石けんで手を洗う

      大量のフンがある場合や、断熱材・空調設備まで汚れているときは、自分で清掃しない方が安全でしょう。

      STEP8 再発していないか確認する

      封鎖と清掃を終えたあとも、一定期間は経過を確認します。

      一度捕獲できただけで駆除が完了したと判断せず、次の点を定期的に点検してください。

      • 新しいフンが落ちていないか
      • 封鎖材がかじられていないか
      • 毒餌や食品に変化がないか
      • 夜間に音がしないか
      • 別の部屋へ移動していないか
      • 屋外に新しい穴や破損がないか

      新しい痕跡が出た場合は、見逃している侵入口や生息場所が残っている可能性があります。

      ハッカ油や香りの強いものを使ったネズミ対策

      ネズミが嫌う自然由来の商品

      ハッカ油

      チリパウダー

      ワサビ

      ショウガ

      シソ(紫蘇)

      ネギ系野菜

      ネズミは、ハッカ油や木酢液などの強いにおいを避ける場合があります。

      ただし、においだけで建物内のネズミをすべて駆除できるわけではありません。時間がたつと香りが弱くなり、別の場所へ移動することも考えられます。

      においによる対策は、捕獲や侵入口封鎖を補助する方法として考えましょう。

      ハッカ油

      ハッカ油の強い香りを嫌がり、ネズミが一時的に近づかなくなる場合があります。

      しかし、香りが弱くなると戻ってくる可能性があるため、定期的な確認が必要です。

      原液を大量に使用せず、製品の注意事項を守ってください。ペットの種類によっては成分が負担になることもあるため、使用前に確認しましょう。

      木酢液

      木酢液

      木酢液は独特のにおいがあり、ネズミを遠ざける目的で使われることがあります。

      ただし、建物の構造や使用場所によって効果に差があり、侵入口を塞ぐ代わりにはなりません。

      室内で使用すると強いにおいが残ることもあるため、使用場所には注意してください。

      ワサビやショウガ

      ワサビやショウガなどの刺激的な香りを、ネズミが嫌がる場合があります。

      一方、食品を室内に置き続けると、傷んだり、別の害虫を呼び寄せたりするかもしれません。

      家庭にある食品を使うより、使用場所や成分が明記された市販の忌避剤を選んだ方が管理しやすいでしょう。

      チリパウダー

      チリパウダーなどの香辛料には刺激がありますが、粉末を部屋中へまく方法は避けてください。

      人やペットの目、鼻、喉に入ると刺激を感じるおそれがあります。

      子どもやペットがいる家庭では、チリパウダーをネズミ駆除に使用しない方が安全です。

      シソやネギなどの植物

      香りの強い植物を庭やベランダへ置くことで、ネズミが警戒する可能性はあります。

      ただし、植物を植えるだけで建物への侵入を防げるわけではありません。

      外壁や基礎、配管まわりに隙間がないか確認し、物理的な侵入防止を優先してください。

      ネズミを寄せ付けないための予防対策

      ネズミを駆除したあとも、餌や隠れ場所が残っていれば再び侵入されるかもしれません。

      室内と屋外の両方を見直し、ネズミが暮らしにくい環境を保ちましょう。

      室内でできる予防

      • 食品をふた付きの容器へ入れる
      • 食べこぼしをその日のうちに掃除する
      • 生ゴミを密閉する
      • ペットフードを夜間に放置しない
      • 段ボールや紙袋をため込まない
      • 収納の奥や家具の裏を定期的に確認する

      屋外で確認したいこと

      • ゴミ箱のふたを閉める
      • 庭や物置の不用品を減らす
      • 雑草や茂った植木を整理する
      • 屋外にペットフードを置かない
      • 外壁や基礎の破損を補修する
      • 換気口や通気口の金網を点検する

      猫を飼えばネズミはいなくなる?

      猫がいることで、ネズミが警戒する場合はあります。

      しかし、猫を飼っている住宅でも、天井裏や壁の中へネズミが入り込むことはあるでしょう。

      ネズミ対策だけを目的に猫を飼うのではなく、侵入口の封鎖や食品管理を優先してください。

      動体検知ライトは補助的に使う

      動きを感知して点灯するライトにより、ネズミが一時的に警戒する可能性があります。

      ただし、光に慣れることもあるため、ライトだけで侵入を防ぐのは難しいかもしれません。

      屋外の侵入口確認や、不用品の整理と組み合わせて使用しましょう。

      ネズミ駆除をしても被害が収まらない原因

      毒餌や粘着シートを使用しても、フンや足音がなくならないケースがあります。

      その場合は、市販品の量を増やす前に、通り道や侵入口を見直してください。

      別の侵入口が残っている

      見つけた穴を1か所塞いでも、屋根や床下に別の侵入口が残っている場合があります。

      特に、増築部分、配管まわり、屋根と外壁の境目は見落としやすい場所です。

      トラップが通り道から外れている

      粘着シートや毒餌を置いていても、ネズミが通る場所と離れていれば接触しません。

      新しいフン、足跡、こすり跡がある場所を改めて確認しましょう。

      食べ物が残っている

      室内に食べやすい食品が残っていると、毒餌を食べないことがあります。

      米袋、乾麺、菓子、調味料、ペットフード、生ゴミまで見直してください。

      複数の個体が残っている

      1匹捕獲できても、別の個体が建物内に残っている可能性があります。

      複数の部屋で音やフンが確認される場合は、活動範囲が広がっているかもしれません。

      粘着シートを大量に並べるだけでは改善しない

      粘着シートの枚数を増やしても、通り道から外れていれば捕獲できません。

      床一面に無計画に敷き詰めるのではなく、壁際やラットサインがある場所を中心に設置しましょう。

      強いにおいを部屋中へ広げない

      チリパウダーや香辛料を室内へ大量にまくと、人やペットの目、鼻、喉を刺激するおそれがあります。

      においだけに頼らず、安全性が確認された製品と侵入口対策を組み合わせてください。

      毒餌が効きにくい場合もある

      殺鼠剤の成分によっては、効果が現れにくい個体が問題になることがあります。

      このようなネズミが「スーパーラット」と呼ばれる場合もありますが、毒餌を食べない原因は薬剤への抵抗性だけではありません。

      • 周囲にほかの食べ物がある
      • 設置場所が通り道から外れている
      • 人の気配や環境の変化を警戒している
      • 製品の使用期限や設置環境に問題がある
      • 毒餌を食べていない別の個体がいる

      原因を確認せず、毒餌の量だけを増やすのは避けましょう。

      集合住宅の共用部から移動している

      マンションやアパートでは、配管スペースや天井裏が別の住戸とつながっていることがあります。

      自室だけを対策しても改善しない場合は、管理会社や大家へ相談してください。

      ネズミ駆除にかかる費用

      自分で対策する場合

      自分でネズミ駆除を行う場合は、次の用品をそろえる費用がかかります。

      • 忌避剤
      • 毒餌・殺鼠剤
      • 粘着シート・捕獲器
      • ゴム手袋・マスク
      • 消毒剤・ペーパータオル
      • 金属メッシュ・防鼠パテ
      • 補修工具や脚立

      被害が1か所に限られていれば、購入する用品も少なく済むでしょう。

      一方、複数の部屋へ対策用品を置いたり、侵入口が多かったりすると、費用と作業時間が増えていきます。

      商品代だけでなく、調査・設置・清掃・封鎖にかかる時間も含めて判断してください。

      業者へ依頼する場合

      業者へ依頼した場合の費用は、建物や被害の状況によって変わります。

      主な変動要因は次のとおりです。

      • 建物の広さと構造
      • ネズミの活動範囲
      • 侵入口の数と位置
      • 天井裏や床下作業の有無
      • 捕獲・追い出しの回数
      • フン清掃や消毒の範囲
      • 断熱材や建材の修繕
      • 再訪問や保証の内容

      広告に表示された最低価格だけでは、最終的な費用を判断できません。

      現地調査後に、作業範囲と追加料金の条件が書かれた見積書を確認しましょう。

      ネズミ駆除の費用相場を詳しく見る

      自治体の支援を受けられる場合がある

      自治体によっては、ネズミ駆除用品の貸し出しや、相談窓口の案内を行っている場合があります。

      ただし、住宅内の駆除作業を自治体が直接行っているとは限りません。

      お住まいの地域の公式サイトで、次の言葉を検索してみてください。

      • 「自治体名 ネズミ相談」
      • 「自治体名 ネズミ駆除」
      • 「自治体名 捕獲器 貸し出し」
      • 「自治体名 害獣駆除 補助金」

      ネズミ駆除を業者へ依頼した方がよいケース

      次のような状況では、自分で対策を続けるより、専門業者へ相談した方が安全です。

      • 天井裏、床下、壁内で活動している
      • 屋根や高所に侵入口がある
      • 複数の部屋でフンが見つかる
      • 異臭があり、死骸が残っている可能性がある
      • 配線や断熱材が損傷している
      • 市販品を使用しても被害が続いている
      • 店舗や集合住宅で周囲へ被害が広がっている
      • フンが大量にあり、自分で清掃できない
      • 侵入口を特定できない

      高所や狭い床下へ入る作業には、転落やけがの危険があります。

      無理に作業を行わず、調査範囲や施工内容を説明してくれる業者へ相談してください。

      まとめ

      ネズミ駆除は、毒餌や粘着シートで捕まえるだけでは完了しません。

      必要な対策は次のとおりです。

      • フンや足跡から通り道を調べる
      • 餌・水・巣材を片付ける
      • 被害状況に合った方法で捕獲・駆除する
      • ネズミの気配がなくなってから侵入口を塞ぐ
      • フン尿を安全に清掃・消毒する
      • 新しい痕跡が出ていないか確認する

      ハッカ油や木酢液、市販の忌避剤は補助的な対策として活用できますが、侵入口を残したままでは再発するかもしれません。

      被害が軽く、安全に作業できる範囲であれば、自分で対策できる場合があります。一方、天井裏や壁の中で活動している、高所に侵入口がある、市販品を使用しても被害が続くといったケースでは、無理をせず専門業者へ相談してください。

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        ネズミ駆除でよくある質問(FAQ)

        Q 自分でネズミ駆除をする場合、費用はどれくらいかかりますか?

        結論:数千円から数万円程度で収まることが多いです。

        必要な用品は、忌避剤、毒餌、粘着シート(1枚数百円程度)、マスク・手袋、消毒剤、金属メッシュ、防鼠パテ、補修工具などです。ただし、作業時間や再発時の追加購入費用も考慮する必要があります。侵入口が複数ある場合や被害範囲が広い場合は、材料費が増える可能性があります。

        Q 毒餌や粘着シートを置いただけではネズミ被害は止まりませんか?

        結論:捕獲だけでは不十分で、侵入口を封鎖しなければ別の個体が入り続けます。

        目の前のネズミを駆除しても、建物に侵入口が残っている限り再び入り込むおそれがあります。ネズミ駆除では、捕獲・追い出しと侵入口対策をセットで行うことが重要です。配管まわり、床下通気口、換気扇の隙間、屋根と外壁の取り合いなどを確認し、金属メッシュや防鼠パテでかじられない材料を使って封鎖してください。

        Q どのような状況なら自分で対応できますか?

        結論:室内で1匹だけ見かけた場合や、フンの位置・侵入口を確認でき、低い位置を安全に作業できる状況なら自分で対策できる可能性があります。

        一方、天井裏・壁内から毎晩音がする、複数の部屋にフンが落ちている、高所・床下・屋根に侵入口がある、市販品を使用しても被害が続く場合は、専門業者への相談を検討してください。高所へ登ったり狭い床下へ無理に入ったりするのは転落や怪我の危険があります。

        Q ネズミのフンを掃除するとき、掃除機で吸い取ってもよいですか?

        結論:掃除機で吸い取ると病原菌を含む粉塵が舞い上がるため絶対に避けてください。

        正しい清掃方法は以下の通りです。まず窓やドアを開けて換気し、マスクとゴム手袋を着用します。フンや尿を消毒剤で十分に湿らせ、商品表示で指定された時間を置いてから、ペーパータオルで静かに拭き取ります。使用したペーパーは袋へ入れて密閉し、周囲の床や棚も清掃・消毒してください。作業後は手袋を外してから石けんで手を洗います。

        Q ネズミを捕まえたらすぐに侵入口を塞いでもよいですか?

        結論:ネズミが完全にいなくなったことを数日間確認してから封鎖してください。

        捕獲直後に全ての穴を塞ぐと、別の個体が壁の中に閉じ込められ、死骸による腐敗臭の原因になります。数日間、新しいフンや音が無いか確認し、ネズミの気配が完全になくなったと判断できてから侵入口を封鎖しましょう。封鎖後も定期的に新たな痕跡がないか点検することが重要です。

        Q 侵入口を塞ぐとき、発泡ウレタンだけでは不十分ですか?

        結論:発泡ウレタンだけでは再度かじり破られるため、金属メッシュや金属板などかじられない材料を使用してください。

        ネズミの歯は伸び続けるため、プラスチックや発泡ウレタンなど柔らかい材料は容易にかじられます。小さな隙間には金属製のメッシュや防鼠パテ、大きな破損箇所には金属板を使用しましょう。また、換気や排水に必要な穴を完全に塞がないように注意が必要です。

        Q ネズミ被害を放置すると具体的にどのような問題が起きますか?

        結論:衛生被害、建物の損傷、火災リスク、生活環境の悪化など複数の問題が発生します。

        具体的には、食品や食器が汚染されて食中毒や病原菌媒介のリスクが生じます。電気配線をかじられると設備の故障や停電、最悪の場合は火災の原因になる可能性もあります。天井裏に蓄積したフン尿により悪臭や汚れが広がり、夜間の騒音による精神的ストレスも発生します。柱や木材、断熱材がかじられて建物の損傷が進行する場合もあります。

        Q 20年の実績を持つ害獣駆除対策センターでは、どのような現場対応をしていますか?

        結論:クマネズミ・ドブネズミ・ハツカネズミの統計データを活用し、天井裏の大量のフン、配線・断熱材の損傷、侵入口封鎖まで総合的に対応しています。

        実際の施工現場では、天井裏に蓄積した大量のフン、かじられた断熱材や電気配線、複数の侵入口などが確認されています。害獣駆除対策センターは多数の資格を保有し、現場写真付きで被害状況を記録しながら、建物全体を確認して再発防止まで行います。自分で対応できない高所・床下・壁内の作業や、侵入口が特定できない場合に専門的な調査と施工を提供しています。

        参考記事


        この記事の作成者
        害獣駆除の専門家 ケーシーさん

        害獣駆除センター
        害獣駆除の専門家
        元田 ケーシー


        害獣駆除センターの害獣駆除の研究員です。害獣の生態や効果的な忌避方法を研究しています。記事で執筆している内容は、自社で試験調査した内容や、国内と海外の学術論文を基に情報提供しています。

        地域別駆除実績

        関西エリア

        関東エリア

        東海エリア

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