家に棲みつく蜘蛛(クモ)の種類と見分け方

AI要約

家で見かける蜘蛛の多くは人へ重大な被害を与えないが、セアカゴケグモとハイイロゴケグモには注意が必要

AIによる【要約】

家に棲みつく蜘蛛の種類【要約】

  • 室内ではアシダカグモ、ハエトリグモ、アダンソンハエトリ、シモングモが見つかる
  • 屋外の軒下や庭ではジョロウグモ、イエオニグモが網を張る
  • 見分けるには大きさ、網の有無、発見場所、移動方法を確認する

徘徊性と造網性の違い【要約】

  • 徘徊性: 網を張らず歩き回る(アシダカグモ、ハエトリグモなど)
  • 造網性: 網を張って獲物を待つ(シモングモ、ジョロウグモ、イエオニグモなど)
  • アシダカグモは体長10〜30mm、脚を広げると10cm前後でゴキブリを捕食する
  • ハエトリグモは数mm〜1cm前後、大きな目で視覚的に獲物を探す

主な蜘蛛の特徴【要約】

アシダカグモ 体長10〜30mm、網なし、室内徘徊
ハエトリグモ 数mm〜1cm、網なし、壁や窓辺
アダンソンハエトリ 5〜10mm、網なし、昼間活動
シモングモ 2〜3mm、不規則網、天井の隅
ジョロウグモ 雌20〜30mm、円網、庭や玄関先
イエオニグモ 雌8〜12mm、円網、軒下

毒グモの危険性【要約】

  • セアカゴケグモ: メス体長7〜10mm、全体黒色、腹部に赤い模様
  • ハイイロゴケグモ: メス体長1cm程度、茶・灰・黒色、腹部裏に赤い模様
  • 側溝、プランター底、室外機裏、屋外の靴などで発見される
  • 見つけた場合は素手で触らず自治体へ相談、咬まれたら傷口を洗い受診

棲みつきやすい環境【要約】

  • ハエ、コバエ、ゴキブリなど餌となる虫が発生している
  • 窓、ドア、換気口に侵入できる隙間がある
  • 家具や荷物が多く隠れる場所が豊富
  • 外灯の周囲に虫が集まり、庭の草木が建物に接している

対策の基本【要約】

  • 餌となるゴキブリやコバエの発生源を確認する
  • 窓やドアの隙間、外灯周辺、庭の放置物をチェックする
  • 網を取り除くだけでなく侵入経路と餌の対策が必要
  • 繰り返し発生する場合や毒グモの可能性がある場合は専門業者へ相談
こんな人におすすめ
家で見かける蜘蛛が毒を持っているか不安な方
蜘蛛の種類を見分ける方法を知りたい方
蜘蛛が繰り返し出てくる原因を知りたい方

はじめに

家の中やベランダで蜘蛛を見かけると、「毒はないのか」「そのままにして大丈夫なのか」と不安になる方も多いでしょう。

家でよく見かける蜘蛛の多くは、人へ積極的に危害を加える種類ではありません。ハエやコバエ、ゴキブリなどの小さな虫を捕食する種類もいます。

ただし、蜘蛛によって大きさ、模様、網の張り方、活動する場所は異なります。なかには、素手で触らない方がよい外来の毒グモも確認されています。

この記事では、

  • 家の中や家の周りで見かける蜘蛛の種類大きさ
  • 模様・網の有無による見分け方
  • 人への危険性と注意が必要な毒グモ
  • 蜘蛛が出やすい環境

について解説します。


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    1)家に棲みつく蜘蛛の種類

    家に出現する蜘蛛には多種多様な種類があります。

    家で見かける蜘蛛には、室内を歩き回る種類と、軒下やベランダなどに網を張る種類がいます。

    室内ではアシダカグモ、ハエトリグモの仲間、アダンソンハエトリ、シモングモなどが見つかることがあります。ジョロウグモやイエオニグモは、主に庭や軒下など住宅の周囲で見かける種類です。

    大きさだけでなく、網を張るか、歩き回るか、どこで見つかったかを確認すると見分けやすくなります。

    2)家に棲みつく蜘蛛の生態

    蜘蛛の生態は種類によって異なります。

    アシダカグモのように夜間に歩き回って獲物を探す種類がいる一方、ハエトリグモの仲間は視覚を使い、明るい時間帯に活動します。

    また、蜘蛛は大きく分けると、網を張って獲物を待つ「造網性」と、網を使わず歩き回って獲物を捕らえる「徘徊性」に分けられます。

    • 造網性:シモングモ、ジョロウグモ、イエオニグモなど
    • 徘徊性:アシダカグモ、ハエトリグモの仲間など

    室内で網が見当たらず、壁や床を素早く移動している場合は、徘徊性の蜘蛛かもしれません。天井の隅や軒下に網がある場合は、造網性の蜘蛛が利用している可能性があります。


    家に棲みつく蜘蛛は、大部分が臆病で攻撃的ではありません。
    これらの蜘蛛は、網を張って獲物を捕まえたり、餌となる昆虫を追いかけたりすることで生き残っています。
    日本には多種多様な蜘蛛がいますが、家によく出没する蜘蛛の種類をいくつかご紹介しますと以下の通りです。

    アシダカグモ 

    • 体長:メス約20〜30mm、オス約10〜20mm
    • 脚を広げると10cm前後に見えることがある
    • 網を張らず、室内を歩き回る徘徊性
    • ゴキブリやハエなどを捕食する
    • 人に危険な毒を持つ蜘蛛ではない

    アシダカグモは、長い脚と平たい体が特徴の大型の蜘蛛です。脚を含めると非常に大きく見えますが、蜘蛛の体長は脚を除いて測ります。

    室内を素早く走り回り、ゴキブリやハエなどを捕食します。

    大きな蜘蛛でも、軒下などに円形の網を張っている場合はオニグモ類の可能性があります。網を張らず、室内を素早く走るかどうかが、見分けるポイントの一つです。

    ハエトリグモの仲間(ネコハエトリなど)

    • 大きさは数mmから1cm前後の種類が多い
    • 正面に大きな目が並んでいる
    • 網を張らず、歩いたり跳んだりして獲物を捕らえる
    • 明るい時間帯に活動する種類が多い

    ハエトリグモの仲間は視覚が発達しており、壁や窓辺を歩きながら、小さな虫を探します。

    人へ向かって跳びかかっているように見えることがありますが、通常は人を攻撃するための行動ではありません。

    アダンソンハエトリ

    • 体長:約5〜10mm
    • 室内の壁や窓辺で見かけることがある
    • 昼間に活動する徘徊性の蜘蛛
    • コバエなどの小さな虫を捕食する

    アダンソンハエトリは、室内でよく見かけるハエトリグモの仲間です。網を使って獲物を捕らえるのではなく、視覚を頼りに近づき、跳びかかって捕食します。

    シモングモ

    • 体長:約2〜3mm
    • 白っぽく、腹部が丸い
    • 天井の隅や押し入れなどに不規則な網を張る
    • 小型で目立ちにくい

    シモングモは、室内の隅や物陰に小さな不規則網を作る蜘蛛です。体が小さいため、蜘蛛そのものより先に、細かな網へ気づくことがあります。

    ジョロウグモ

    • 大きさ:雌20-30mm 雄6-10mm
    • 腹部に黄色と緑青色の横縞がある
    • 造網性の蜘蛛
    • 規則的な網を張り、網にかかった虫を捕食する

    ジョロウグモは、主に庭、植木の間、玄関先、ベランダ周辺などの屋外に網を張ります。室内へ定着する種類ではありませんが、住宅の周囲でよく見かける大型の蜘蛛です。

    イエオニグモ

    • 大きさ:雌8-12mm、雄4-5mm
    • 家の軒下などでよく見かける造網性の蜘蛛
    • 網を円形か垂直にはり、網にかかった虫を捕食する

    イエオニグモも、室内を歩き回る蜘蛛ではなく、主に軒下や建物の外側へ円形の網を張ります。夜に網の中央へ出てくることがあり、昼間は物陰に隠れている場合があります。

    家で見かける蜘蛛を見分けるポイント

    種類 大きさの目安 見かけやすい場所 主な特徴
    アシダカグモ アシダカグモの標本風画像 体長10〜30mm程度 張らない 室内の床・壁 脚が長く、素早く走る
    ハエトリグモの仲間 ハエトリグモの仲間の標本風画像 数mm〜1cm前後 張らない 壁・窓辺 大きな目を持ち、跳ねるように移動する
    アダンソンハエトリ アダンソンハエトリの標本風画像 約5〜10mm 張らない 室内の壁・窓辺 昼間に活動する
    シモングモ シモングモの標本風画像 約2〜3mm 不規則網 天井の隅・押し入れ 白っぽく、非常に小さい
    ジョロウグモ ジョロウグモの標本風画像 雌約17〜30mm 大きな円網 庭・玄関先 黄色と緑青色の横縞がある
    イエオニグモ イエオニグモの標本風画像 雌約8〜12mm 円網 軒下・建物外側 夜になると網へ出てくることがある

    ※大きさは、脚を除いた体長の目安です。同じ種類でも、性別や成長段階によって異なります。

    3)家に棲みつく蜘蛛に毒はある?

    家の中や家の周りでよく見かけるアシダカグモ、ハエトリグモ、シモングモ、ジョロウグモ、イエオニグモなどは、通常、人へ重大な健康被害を与える蜘蛛ではありません。

    蜘蛛は人を獲物として襲う動物ではありませんが、素手でつかんだり、強く押さえたりすると、自衛のために咬む可能性があります。見慣れた種類でも、無理に触らないようにしましょう。

    注意が必要なのはセアカゴケグモ・ハイイロゴケグモ

    日本で特に注意したい毒グモは、特定外来生物に指定されているセアカゴケグモやハイイロゴケグモです。

    セアカゴケグモの主な特徴

    • メスの体長は約7〜10mm
    • 全体が黒く、腹部が丸い
    • 腹部の背面に赤い模様がある
    • 腹部の裏側にも赤い模様がある

    ハイイロゴケグモの主な特徴

    • メスの体長は1cm程度
    • 体色は茶色・灰色・黒色など個体差がある
    • 腹部が丸い
    • 腹部の裏側に赤い模様がある

    ゴケグモ類は、側溝、プランターの底、室外機の裏、壁の隙間、屋外に置いた靴などで見つかることがあります。

    疑わしい蜘蛛を見つけた場合は、素手で触らず、お住まいの自治体へ相談してください。咬まれた場合は、傷口を石けんと流水で洗い、医療機関を受診しましょう。

    4)家に蜘蛛が出やすい環境

    家で蜘蛛を繰り返し見かける場合は、蜘蛛そのものだけでなく、餌となる虫や侵入経路がある可能性があります。

    蜘蛛が見つかりやすい環境には、次のような特徴があります。

    • ハエ・コバエ・ゴキブリなど、餌となる虫がいる
    • 窓やドア、換気口などに侵入できる隙間がある
    • 家具や荷物が多く、隠れられる場所がある
    • 軒下や庭に網を固定しやすい場所がある
    • 外灯の周囲に虫が集まっている
    • 庭の草木や放置物が建物へ接している

    蜘蛛の種類によって好む場所は異なります。室内を歩き回る蜘蛛もいれば、軒下や庭など屋外へ網を張る種類もいます。

    蜘蛛を減らすには、網を取り除くだけでなく、餌となる虫の発生、窓やドアの隙間、外灯の周辺、庭の放置物なども確認しましょう。

    一般的な蜘蛛が1匹だけ出た場合は、容器と厚紙などを使って捕まえ、屋外へ逃がす方法もあります。

    一方、室内で繰り返し蜘蛛を見かける場合は、餌となるゴキブリやコバエなどが発生していないか確認しましょう。

    蜘蛛やほかの害虫が多数発生している場合、自分で発生源を特定できない場合、毒グモの可能性がある場合は、専門業者や自治体へ相談してください。

    害獣駆除対策センターでは、蜘蛛だけでなく、餌となっているゴキブリやコバエなどの害虫、侵入経路、発生している場所を調査します。
    室内で蜘蛛や害虫を繰り返し見かける場合や、自分で発生原因を特定できない場合は、お気軽にご相談ください。

    まとめ

    家の中や家の周りでは、アシダカグモ、ハエトリグモの仲間、アダンソンハエトリ、シモングモ、ジョロウグモ、イエオニグモなどが見つかることがあります。

    蜘蛛を見分ける際は、大きさだけでなく、網を張るか、どこで見つかったか、どのように移動するか、腹部に特徴的な模様があるかを確認しましょう。

    家でよく見かける蜘蛛の多くは、人へ重大な健康被害を与える種類ではありません。ただし、セアカゴケグモやハイイロゴケグモのように注意が必要な外来の毒グモも確認されています。

    見慣れない蜘蛛や赤い模様のある黒い蜘蛛は、素手で触らないでください。

    蜘蛛を繰り返し見かける場合は、蜘蛛だけを駆除するのではなく、餌となる虫の発生や建物の隙間も確認することが大切です。

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      蜘蛛(クモ)駆除でよくある質問(FAQ)

      Q 家によく出る蜘蛛は人に危険ですか?

      結論:家でよく見かけるアシダカグモ、ハエトリグモ、シモングモなどは、通常人へ重大な健康被害を与える種類ではありません。

      ただし、素手でつかんだり強く押さえたりすると、自衛のために咬む可能性があります。見慣れた種類でも無理に触らないようにしましょう。

      Q セアカゴケグモとハイイロゴケグモの見分け方は?

      結論:セアカゴケグモは全体が黒く腹部背面に赤い模様があり、ハイイロゴケグモは茶・灰・黒色で個体差があります。

      どちらも共通して腹部の裏側に赤い模様があるのが特徴です。

      • セアカゴケグモ: メス体長7〜10mm、全体黒色、腹部背面と裏側に赤い模様
      • ハイイロゴケグモ: メス体長1cm程度、茶・灰・黒色、腹部裏側に赤い模様
      • 見つけた場合は素手で触らず、自治体へ相談してください
      Q 徘徊性の蜘蛛と造網性の蜘蛛の違いは?

      結論:徘徊性は網を張らず歩き回って獲物を捕らえ、造網性は網を張って獲物を待ちます。

      室内で網が見当たらず壁や床を素早く移動している場合は徘徊性、天井の隅や軒下に網がある場合は造網性の可能性があります。

      • 徘徊性の例: アシダカグモ、ハエトリグモ、アダンソンハエトリ
      • 造網性の例: シモングモ、ジョロウグモ、イエオニグモ
      Q アシダカグモはどのくらい大きいですか?

      結論:アシダカグモの体長はメス約20〜30mm、オス約10〜20mmですが、脚を広げると10cm前後に見えることがあります。

      蜘蛛の体長は脚を除いて測るため、実際に見える大きさと体長表記には差があります。室内を素早く走り回り、ゴキブリやハエなどを捕食します。網を張らず、室内を素早く走るかどうかが見分けるポイントです。

      Q 家で蜘蛛が繰り返し出る原因は?

      結論:餌となるハエ、コバエ、ゴキブリなどの虫が発生していることや、侵入できる隙間があることが主な原因です。

      蜘蛛を減らすには、網を取り除くだけでなく、餌となる虫の発生源を確認することが重要です。

      • 窓やドア、換気口に侵入できる隙間がある
      • 家具や荷物が多く隠れられる場所がある
      • 外灯の周囲に虫が集まっている
      • 庭の草木や放置物が建物へ接している
      Q ハエトリグモが人に向かって跳んでくるのはなぜ?

      結論:ハエトリグモが人へ向かって跳びかかっているように見えることがありますが、通常は人を攻撃するための行動ではありません。

      ハエトリグモは視覚が発達しており、壁や窓辺を歩きながら小さな虫を探しています。人の近くに餌となる虫がいる場合や、移動の途中で偶然人の方向へ跳ねることがあります。

      Q ゴケグモ類を見つけたらどうすればいいですか?

      結論:素手で触らず、お住まいの自治体へ相談してください。

      セアカゴケグモやハイイロゴケグモは側溝、プランターの底、室外機の裏、屋外に置いた靴などで見つかることがあります。万が一咬まれた場合は、傷口を石けんと流水で洗い、すぐに医療機関を受診しましょう。

      Q 蜘蛛を見分けるポイントは何ですか?

      結論:大きさ、網の有無、発見場所、移動方法、腹部の模様を確認すると見分けやすくなります。

      大きさだけで判断するのではなく、複数の特徴を組み合わせて見分けましょう。

      • 網を張っているか、歩き回っているか
      • 室内で見つかったか、屋外(軒下や庭)で見つかったか
      • 腹部に特徴的な模様(赤い模様、黄色と緑青色の横縞など)があるか
      • 活動時間帯(昼間か夜間か)

      この記事の作成者
      害獣駆除の専門家 ケーシーさん

      害獣駆除センター
      害獣駆除の専門家
      元田 ケーシー


      害獣駆除センターの害獣駆除の研究員です。害獣の生態や効果的な忌避方法を研究しています。記事で執筆している内容は、自社で試験調査した内容や、国内と海外の学術論文を基に情報提供しています。

      地域別駆除実績

      関西エリア

      関東エリア

      東海エリア

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