害獣・害虫が増える時期は?相談1,530件でわかった月別ピーク【発生時期カレンダー】

AI要約

2025年の相談1,530件を分析した結果、ネズミは秋冬(10~12月)に239件で全体の39.9%、コウモリは初夏~秋(6~9月)に248件で71.7%が集中しました

AIによる【要約】

相談件数トップ8の実態【要約】

  • 2025年に寄せられた1,530件のうち、ネズミ599件(39.2%)とコウモリ346件(22.6%)だけで全体の61.8%を占める
  • ハチ99件、イタチ96件、ハクビシン78件、アライグマ68件、シロアリ65件、ゴキブリ54件が続く
  • 上位8種類で全相談の91.8%(1,405件)に達し、種類によって発生時期が大きく異なる

秋冬に急増するネズミ被害【要約】

  • 9月から増加し始め、11月に94件でピーク、12月86件と年末まで高水準が続く
  • 10月~12月の3か月間で239件が発生し、年間相談の39.9%を占める集中期間
  • 気温低下に伴い、暖かさや食べ物を求めて住宅内へ入り込む傾向が確認された
  • 天井裏のカサカサ音、小さなフン、食品の袋が破られた跡、配線の損傷が主な兆候

初夏から秋のコウモリ被害【要約】

  • 6月53件、7月67件、8月66件、9月62件と4か月で248件が集中
  • 年間相談の71.7%が夏季に発生し、最多月の7月だけで19.4%を占める
  • 軒下やベランダへ黒く細長いフンが繰り返したまる状況が典型的な被害パターン
  • シャッターボックス、戸袋、換気口、配管カバー周辺を休息場所として利用するケースが多い

夏季のハチ・ゴキブリ被害【要約】

  • ハチは6月~8月に62件で年間の62.6%、7月23件と8月22件がピーク
  • ゴキブリは7月が18件で最多、8月15件、9月12件と夏季に45件が集中
  • ハチの巣が外壁や天井の内部に作られている場合、羽音や出入りする様子で気づくことがある

春から初夏の注意生物【要約】

  • アライグマは5月15件、6月19件で出産・子育て時期と重なり、騒音や活動音が目立つ
  • シロアリは5月が19件で最多、4月12件、6月14件、7月11件と春から初夏に56件が集中
  • イタチは3月20件と5月17件に二つの山があり、繁殖期と子育て期の行動範囲拡大が背景

冬から春のハクビシン被害【要約】

  • 1月~3月に39件が発生し、2月と3月が各14件で並ぶピーク
  • 年間を通して相談が分散する傾向があり、季節による極端な集中は見られない
  • 出産期は春から初夏だが、相談件数では冬から春の時期がやや多い結果となった

点検時の注意事項【要約】

  • 相談件数が多い時期以外でも被害は発生するため、あくまで点検の目安として扱う
  • 建物内へ入り込んだ害獣が長期間気づかれず、フンや臭いが目立ってから相談につながるケースもある
  • 種類が分からない場合は無理に追い出さず、まずは専門業者へ相談して状況を確認することが重要

季節ごとの点検場所【要約】

  • 春は基礎の通気口、軒天の隙間、外壁のひび割れを確認し、シロアリやアライグマに備える
  • 夏は換気口、戸袋、シャッターボックス、軒下をチェックし、コウモリやハチの活動に注意
  • 秋から冬は配管まわり、床下通気口、屋根の隙間を重点的に確認し、ネズミの侵入を防ぐ
こんな人におすすめ
害獣や害虫がいつ頃増えるのか事前に知っておきたい方
季節ごとの点検タイミングが分からず困っている方
実際の相談データをもとに対策を立てたい方

はじめに

害獣や害虫による被害は、一年を通して同じように起こるわけではありません。

夏に相談が集中する種類がいる一方、気温が下がる秋から冬に急増する生き物もいます。活動時期や繁殖時期、住宅へ入り込む理由が、それぞれ異なるためです。

害獣駆除対策センターには、2025年1月から12月までに合計1,530件の相談が寄せられました。

本記事では、月ごとの傾向を比較しやすくするため、年間相談件数が50件以上だった次の8種類を取り上げます。

  • ネズミ
  • コウモリ
  • ハチ
  • イタチ
  • ハクビシン
  • アライグマ
  • シロアリ
  • ゴキブリ

8種類の相談件数は合計1,405件となり、全相談の約91.8%を占めています。

夏はコウモリやハチ、ゴキブリが増え、秋から冬になるとネズミの相談が急増しました。季節ごとの傾向を知り、住宅を点検するタイミングとしてお役立てください。

※本記事の数値は、2025年に害獣駆除対策センターへ寄せられた相談を集計したものです。国内全体の発生件数や生息数を示すデータではありません。

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    2025年に相談が多かった害獣・害虫8種類

    2025年の年間相談件数が最も多かったのは、ネズミの599件でした。

    2番目に多かったコウモリは346件となっており、ネズミとコウモリだけで全相談の61.8%を占めます。

    順位 種類 年間相談件数 全相談に占める割合
    1位 ネズミ
    ネズミ
    599件 39.2%
    2位 コウモリ
    アブラコウモリ
    346件 22.6%
    3位 ハチ
    ハチ
    99件 6.5%
    4位 イタチ
    イタチ
    96件 6.3%
    5位 ハクビシン
    ハクビシン
    78件 5.1%
    6位 アライグマ
    アライグマ
    68件 4.4%
    7位 シロアリ
    シロアリ
    65件 4.2%
    8位 ゴキブリ
    ゴキブリ
    54件 3.5%

    年間件数だけを見るとネズミが突出していますが、すべての季節でネズミ相談が多いとは限りません。

    コウモリやハチのように、特定の時期へ相談が集中する種類もあります。被害に備えるには、年間の件数だけでなく、何月ごろから増え始めるのかを知っておくことが重要でしょう。

    害獣・害虫の相談が増える時期を月別に比較

    8種類について、相談が多かった時期と最多月をまとめました。

    種類 相談が多い時期 最多月
    ネズミ
    ネズミ
    10~12月 11月
    コウモリ
    アブラコウモリ
    6~9月 7月
    ハチ
    ハチ
    6~8月 7月
    イタチ
    イタチ
    3~6月 3月
    ハクビシン
    ハクビシン
    1~3月 2月・3月
    アライグマ
    アライグマ
    5~6月 6月
    シロアリ
    シロアリ
    5~7月 5月
    ゴキブリ
    ゴキブリ
    7~9月 7月
    種類 ネズミ
    ネズミ
    相談が多い時期 10~12月
    最多月 11月
    種類 コウモリ
    アブラコウモリ
    相談が多い時期 6~9月
    最多月 7月
    種類 ハチ
    ハチ
    相談が多い時期 6~8月
    最多月 7月
    種類 イタチ
    イタチ
    相談が多い時期 3~6月
    最多月 3月
    種類 ハクビシン
    ハクビシン
    相談が多い時期 1~3月
    最多月 2月・3月
    種類 アライグマ
    アライグマ
    相談が多い時期 5~6月
    最多月 6月
    種類 シロアリ
    シロアリ
    相談が多い時期 5~7月
    最多月 5月
    種類 ゴキブリ
    ゴキブリ
    相談が多い時期 7~9月
    最多月 7月

    相談が多い時期には、次のような違いが見られました。

    • 春から初夏:アライグマ、シロアリの相談が増加
    • 初夏から秋:コウモリの相談が集中
    • 夏:ハチ、ゴキブリが増加
    • 秋から冬:ネズミが急増
    • 冬から春:イタチ、ハクビシンが比較的多い

    ただし、表に記載した時期以外に被害が起こらないわけではありません。

    建物内へ入り込んだ害獣が長期間気づかれず、フンや臭い、足音が目立つようになってから相談につながる場合もあるでしょう。相談件数が多い時期は、あくまで住宅を点検する目安としてご覧ください。

    秋から冬はネズミの相談が急増

    ネズミの年間相談件数は599件で、8種類の中でも最多でした。

    月別では9月から増加し始め、11月に94件でピークを迎えています。

    • 9月:45件
    • 10月:59件
    • 11月:94件
    • 12月:86件

    10月から12月までの相談は合計239件となり、年間ネズミ相談の39.9%を占めました。11月と12月だけでも180件に達しています。

    秋から冬にかけては、気温の低下に伴い、ネズミが暖かさや食べ物を求めて住宅内へ入り込む可能性があります。

    特に、次のような異変がないか確認してみましょう。

    ネズミが侵入してるかも?確認ポイント

    • 夜になると天井裏や壁の中からカサカサと音がする
    • キッチンや収納の中に小さなフンが落ちている
    • 食品の袋や段ボールにかじられた跡がある
    • 電気配線や断熱材が傷つけられている
    • 天井裏や壁の内部から尿のような臭いがする

    ネズミを捕獲できたとしても、侵入口が残っていれば再び入り込むかもしれません。

    毒餌や粘着シートを設置するだけで終わらせず、配管まわり、床下、基礎、屋根の隙間まで確認することが大切です。

    害獣駆除対策センターがネズミ被害でご相談をいただき、実際にお客様宅にご訪問した際に撮れた写真です。

    ※フンが写ります。

    ネズミ被害 フン
    住宅内のネズミのフン
    ネズミ被害 侵入口
    ネズミの侵入口

    初夏から秋はコウモリの相談が集中

    コウモリの年間相談件数は346件で、ネズミに次いで2番目に多い結果となりました。

    なかでも6月から9月に相談が集中しており、この4か月だけで248件に達しています。年間相談の71.7%にあたる件数です。

    • 6月:53件
    • 7月:67件
    • 8月:66件
    • 9月:62件

    7月が最多となりましたが、8月と9月も60件を超えています。夏の間は、相談が多い状態が続いていたことが分かるでしょう。

    コウモリ被害は、飛んでいる姿を見たことで発覚するとは限りません。

    コウモリが侵入してるかも?確認ポイント

    • 軒下やベランダへ黒く細長いフンが落ちている
    • 掃除しても同じ場所へフンがたまる
    • 夕方になると外壁や屋根の隙間から飛び出す
    • シャッターボックスや戸袋から音が聞こえる
    • 換気口や配管カバーの周辺を出入りしている

    このような状態が続く場合、建物の隙間を休息場所やねぐらとして利用している可能性があります。

    コウモリが建物内に残っている状態で侵入口をふさぐと、室内や壁の内部へ移動するおそれがあるため注意してください。

    害獣駆除対策センターがコウモリ被害でご相談をいただき、実際にお客様宅にご訪問した際に撮れた写真です。

    ※フンが写ります。

    コウモリ 糞被害 実例写真
    換気扇に堆積したコウモリのフン
    コウモリ被害 フン 室外機
    室外機近くに堆積したコウモリのフン

    夏はハチとゴキブリの相談が増加

    ハチは7月と8月がピーク

    ハチの年間相談件数は99件でした。

    6月から8月までの相談は62件となり、年間の62.6%を占めます。月別では7月が23件、8月が22件となりました。

    ハチの巣が目で確認できなくても、次のような状態には注意が必要です。

    蜂被害の注意が必要な状況

    • 複数のハチが同じ場所を出入りしている
    • 軒天や換気口の隙間へハチが入っていく
    • 外壁や天井の内部から羽音が聞こえる
    • 室内へ繰り返しハチが現れる
    • 室外機や物置の周辺にハチが集まっている

    ハチが頻繁に出入りしている場合、その近くに巣が作られているかもしれません。

    巣を探すために軒下へ近づいたり、棒でつついたりする行為は避けましょう。殺虫剤を使用するとハチが一斉に飛び出す危険もあります。

    害獣駆除対策センターがハチ被害でご相談をいただき、実際にお客様宅にご訪問した際に撮れた写真です。

    スズメバチ 被害 住宅内の巣
    住宅内で巨大化したスズメバチの巣
    アシナガバチ 被害写真 外壁にできた巣
    外壁にできたアシナガバチの巣
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      東京都(一部)、神奈川県、静岡県、京都府(一部)、滋賀(一部)、大阪府、兵庫県(一部)、奈良県、岡山県(一部)

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      ゴキブリは7月が最多

      ゴキブリの年間相談件数は54件で、7月の16件が最多でした。

      7月から9月までの相談は合計32件となり、年間の59.3%が夏から初秋に集中しています。

      室内で何度もゴキブリを見る場合、外から偶然入り込んだだけではなく、建物内で繁殖している可能性も考えられるでしょう。

      確認したい場所は、次のとおりです。

      ゴキブリが繁殖してるのかも?確認する場所

      • 冷蔵庫や食器棚の裏
      • シンク下の配管まわり
      • 排水口や床下
      • 段ボールや紙袋の保管場所
      • エアコンや換気口の周辺

      フンや卵鞘、幼虫が見つかった場合は、室内で繁殖しているおそれがあります。

      目の前の個体だけを駆除するのではなく、侵入経路や潜伏場所まで確認してください。

      春から初夏はアライグマとシロアリに注意

      アライグマは5月から6月に集中

      アライグマの年間相談件数は68件でした。

      5月は12件、6月は15件となり、この2か月だけで年間相談の39.7%を占めています。

      春から初夏にかけては、屋根裏や物置を休息場所や子育ての場所として利用するケースも考えられます。

      アライグマが侵入してるかも?確認ポイント

      • 屋根裏からドスドスと重い足音がする
      • 天井裏から複数の鳴き声が聞こえる
      • 軒天や屋根の一部が壊されている
      • 天井にフン尿によるシミができている
      • 断熱材が荒らされている

      アライグマは体が大きく、建物の弱くなった部分を広げて入り込む場合があります。

      屋根や軒天に穴を見つけても、内部に動物がいないことを確認せずにふさがないでください。

      害獣駆除対策センターがアライグマ被害でご相談をいただき、実際にお客様宅にご訪問した際に撮れた写真です。

      ※フンが写ります。

      アライグマ被害 フン
      屋根裏に堆積したアライグマの糞
      アライグマ被害 天井シミ
      天井裏に染みているアライグマの尿

      シロアリは5月が最多

      シロアリの年間相談件数は65件で、5月の13件が最多でした。次いで7月が10件となっています。

      春から初夏は羽アリが目立ちやすく、それまで気づかなかった被害が表面化することもあるでしょう。

      住宅では、次のような異変がないか確認してください。

      シロアリ被害の確認ポイント

      • 玄関や室内に大量の羽が落ちている
      • 基礎や束石に土でできた筋が付いている
      • 床を歩くと沈んだり、きしんだりする
      • 柱や木材をたたくと空洞音がする
      • 浴室や洗面所周辺の木材が傷んでいる

      羽アリを見つけた場所と、木材が食害されている場所が同じとは限りません。

      床下や壁の内部で被害が進んでいる可能性もあるため、見える範囲だけで判断しないことが重要です。

      害獣駆除対策センターがシロアリ被害でご相談をいただき、実際にお客様宅にご訪問した際に撮れた写真です。

      シロアリ被害 蟻道
      シロアリの蟻道
      シロアリ被害 住宅 木材
      シロアリが食べて荒らした木材

      イタチとハクビシンは冬から春に多い

      イタチは3月と5月に二つの山

      イタチの年間相談件数は96件で、3月の16件が最多でした。5月にも14件まで増えており、冬から春と、春から初夏に二つの山が見られます。

      イタチは細い体を生かし、屋根や外壁、床下の小さな隙間から建物内へ入り込みます。

      発生しやすい異変は、次のとおりです。

      イタチが侵入してるかも?確認ポイント

      • 夜間に屋根裏を素早く走る音がする
      • 天井や押し入れから強い獣臭がする
      • 断熱材が巣のように集められている
      • 天井にフン尿によるシミができている
      • ノミやダニが室内で増えた

      イタチはフン尿による臭いが強く、追い出した後にも悪臭が残るケースがあります。

      侵入口を閉じるだけでなく、フンの撤去や消毒、汚れた断熱材への対応も検討した方がよいでしょう。

      害獣駆除対策センターがイタチ被害でご相談をいただき、実際にお客様宅にご訪問した際に撮れた写真です。

      ※フンが写ります。

      イタチ 被害写真 天井シミ
      イタチの尿でできた天井のシミ
      イタチ被害 フン 屋根裏
      屋根裏に堆積したイタチのフン

      ハクビシンは年間を通して相談が発生

      ハクビシンの年間相談件数は78件でした。

      2月と3月が各10件で最多となり、1月と5月にも各9件の相談が寄せられています。

      一方、アライグマやコウモリほど特定の時期へ集中しておらず、年間を通して相談が発生していました。

      ハクビシンは同じ場所へフンをためる習性があり、屋根裏で被害が続くと天井板や断熱材まで汚れることがあります。

      • 屋根裏からドタドタと足音がする
      • 天井にシミが広がっている
      • 屋根や電線の上を動物が歩いている
      • 同じ場所にまとまったフンがある
      • 天井裏から強い臭いがする

      相談が多い季節だけで種類を決めつけず、足音、フン、臭い、侵入口を総合的に確認してください。

      害獣駆除対策センターがハクビシン被害でご相談をいただき、実際にお客様宅にご訪問した際に撮れた写真です。

      ※フンが写ります。

      ハクビシン被害 屋根裏      断熱材
      ハクビシンに荒らされた断熱材 屋根裏
      ハクビシン被害 フン 屋根裏
      屋根裏に堆積されたハクビシンのフン

      季節ごとに確認したい住宅のポイント

      害獣や害虫の被害は、相談が増える時期を迎える前に住宅を点検することで、早期発見につながります。

      春に確認したい場所

      • 基礎や床下にシロアリの蟻道ができていないか
      • 玄関や窓の近くに羽アリや羽が落ちていないか
      • 屋根裏から鳴き声や重い足音がしないか
      • 軒天や屋根に穴や剥がれがないか

      夏に確認したい場所

      • 軒下やベランダにコウモリのフンがないか
      • ハチが同じ場所を繰り返し出入りしていないか
      • キッチンや排水口にゴキブリの痕跡がないか
      • シャッターボックスや戸袋から音がしないか

      秋から冬に確認したい場所

      • 天井裏や壁の中からカサカサ音がしないか
      • 食品や段ボールにかじられた跡がないか
      • 配管や基礎の周辺に侵入できる隙間がないか
      • 室内や収納にネズミのフンが落ちていないか

      異変を見つけたときは、音が聞こえる時間帯やフンが落ちていた場所を記録しておきましょう。写真を撮っておくと、その後の調査にも役立つかもしれません。

      種類が分からないときは無理に追い出さない

      天井裏の音やフンだけで、害獣の種類を正確に見分けるのは簡単ではありません。

      また、相談が多い時期と、実際に建物へ侵入した時期が一致しないケースもあります。長期間気づかれず、フンや臭い、天井のシミが広がってから発覚することもあるでしょう。

      特に、次のような行動は避けてください。

      • 動物が残っている状態で侵入口をふさぐ
      • 屋根や高所へ登って巣や侵入口を確認する
      • 正体が分からないフンを素手で掃除する
      • 壁や天井を強くたたいて追い出そうとする
      • 野生動物を自己判断で捕獲する

      追い出し方を誤ると、建物内で別の場所へ移動したり、壁の内部に閉じ込めたりするおそれがあります。

      害獣駆除対策センターでは、被害状況や侵入口を確認したうえで、種類に合わせた駆除・追い出し・再発防止施工をご提案しています。

      音やフンの正体が分からない場合や、高所など自分で確認するのが危険な場所に被害があるときは、無理をせずご相談ください。

      まとめ

      害獣駆除対策センターには、2025年に合計1,530件の相談が寄せられました。

      年間50件以上だった8種類では、ネズミが599件で最も多く、コウモリが346件で続いています。

      月別に見ると、コウモリは6月から9月、ハチとゴキブリは夏、アライグマとシロアリは春から初夏に相談が増えていました。イタチとハクビシンは冬から春に比較的多く、ネズミは10月以降に急増しています。

      害獣や害虫の種類によって、被害が目立つ時期は異なります。

      相談が増える季節を迎える前に、屋根、軒下、換気口、床下、配管まわりなどを確認してみませんか?

      フンや鳴き声、足音が繰り返し確認できる場合は、早い段階で原因を調べることが被害の拡大防止につながります。

      害獣駆除対策センターは点検・お見積もりは無料。
      足音や匂い、天井のシミなど住宅内の異変、不安なことがございましたら、気軽にご相談ください。

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        害獣・害虫の発生時期でよくある質問(FAQ)

        Q 2025年の相談データから分かった最も相談が多かった害獣は何ですか?

        結論:ネズミが599件で最多、次いでコウモリが346件となり、この2種類だけで全体の61.8%を占めました。

        害獣駆除対策センターに2025年1月から12月に寄せられた1,530件の相談を分析した結果、ネズミが年間39.2%、コウモリが22.6%を占め、他の害獣・害虫を大きく上回りました。ハチ99件、イタチ96件、ハクビシン78件、アライグマ68件、シロアリ65件、ゴキブリ54件が続いています。

        Q ネズミの相談が秋から冬に集中するのはなぜですか?

        結論:気温の低下に伴い、ネズミが暖かさや食べ物を求めて住宅内へ入り込む傾向があるためです。

        9月から増加し始め、10月~12月の3か月間で239件が発生し、年間相談の39.9%を占めています。11月が94件で最も多く、12月も86件と高水準が続きました。天井裏のカサカサ音、小さなフン、食品の袋が破られた跡などが主な兆候として確認されています。

        Q コウモリの相談が夏に多いのはいつからいつまでですか?

        結論:6月から9月までの4か月間に248件が集中し、年間相談の71.7%を占めました。

        月別では6月53件、7月67件、8月66件、9月62件となっており、7月が最多ですが8月と9月も60件を超える高水準が続いています。軒下やベランダへ黒く細長いフンが繰り返したまる状況や、シャッターボックス・戸袋・換気口周辺を出入りする様子が典型的な被害パターンです。

        Q ハチとゴキブリは何月ごろから注意すればよいですか?

        結論:ハチは6月から8月、ゴキブリは7月から9月に相談が集中します。

        ハチは6月~8月に62件で年間の62.6%を占め、7月23件と8月22件がピークです。ゴキブリは7月が18件で最多、8月15件、9月12件と夏季に45件が集中しました。ハチの巣が外壁や天井の内部に作られている場合、羽音や同じ場所を出入りする様子で気づくことがあります。

        Q アライグマとシロアリはどの時期に被害が増えますか?

        結論:アライグマは5月~6月、シロアリは5月~7月に相談が増加します。

        アライグマは5月15件、6月19件で出産・子育て時期と重なり、騒音や活動音が目立つ傾向が確認されました。シロアリは5月が19件で最多、4月12件、6月14件、7月11件と春から初夏に56件が集中しています。この時期は住宅の基礎通気口、軒天の隙間、外壁のひび割れなどを重点的に確認する必要があります。

        Q イタチとハクビシンの相談が多い時期はいつですか?

        結論:イタチは3月と5月に二つの山があり、ハクビシンは冬から春(1月~3月)にやや多い傾向があります。

        イタチは3月20件と5月17件がピークで、繁殖期と子育て期の行動範囲拡大が背景にあると考えられます。ハクビシンは1月~3月に39件が発生し、2月と3月が各14件で並びますが、年間を通して相談が分散する傾向があり、季節による極端な集中は見られませんでした。

        Q 季節ごとに点検すべき住宅のポイントは何ですか?

        結論:春は基礎通気口と外壁、夏は換気口と軒下、秋冬は配管まわりと屋根の隙間を重点的に確認します。

        • 春:基礎の通気口、軒天の隙間、外壁のひび割れを確認し、シロアリやアライグマに備える
        • 夏:換気口、戸袋、シャッターボックス、軒下をチェックし、コウモリやハチの活動に注意
        • 秋冬:配管まわり、床下通気口、屋根の隙間を確認し、ネズミの侵入を防ぐ
        Q 相談件数が少ない時期なら被害は起こらないと考えてよいですか?

        結論:相談件数が少ない時期でも被害は発生するため、あくまで点検の目安として扱う必要があります。

        建物内へ入り込んだ害獣が長期間気づかれず、フンや臭い、足音が目立つようになってから相談につながる場合もあります。種類が分からない場合は無理に追い出さず、まずは専門業者へ相談して状況を確認することが重要です。

        この記事の作成者
        害獣駆除の専門家 鈴木 北斗

        害獣駆除センター
        害獣駆除の専門家
        鈴木 北斗


        害獣駆除センターの害獣・害虫駆除の研究員です。害獣と害虫の駆除方法について研究しています。記事で執筆している内容は、自社での実績と経験、国内と海外の学術論文を基に情報提供しています。

        地域別駆除実績

        関西エリア

        関東エリア

        東海エリア

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