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東京都のハクビシン相談件数は7年間で約2倍に増加し、23区全域に定着が進行中
この記事の目次

「まさか東京でハクビシンが出るなんて…」
そう感じる方は少なくないのではないでしょうか。
しかし近年、東京都内でハクビシンの目撃・被害相談は明確に増加しており、
環境省や東京都の統計データからも、東京への定着が進んでいる実態が読み取れます。
この記事では、統計を根拠にしながら、
東京にハクビシンがいる理由と増加の背景をわかりやすく解説します。
※弊社から見積りに関してご連絡させていただく場合がございます。

東京都の公的資料によると、ハクビシンを含む相談件数(目撃情報や被害相談)は年々増加していることが報告されています。
また、今まではハクビシンの出現は東京西部に多かったのですが、近年では 23区全域に広がっていることが分かっています。
特に23区の広範囲で安定した目撃があることは、単発の迷い込みではなく 都市内で継続的に生活している個体群が存在していることを示します。
環境局の資料では、区部・多摩地域ともに アライグマやハクビシンに関する相談件数が増えていることが明記されています。これは単なる噂ではなく、実際の相談データとして表れているものです。
東京都の区部における相談件数の推移

東京都の多摩地域における相談件数の推移

また、害獣対策駆除センターでも、東京都内におけるハクビシン駆除の依頼件数は年々増加しています。
当社に寄せられた東京都のハクビシン駆除相談件数を見てみると、
2018年には98件だった依頼が、2025年には183件にまで増加しており、
約7年間でおよそ2倍に拡大しています。
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こういった統計から「東京でハクビシンが増えている」「住宅被害が顕在化している」という状況は、
単なる印象論ではなく、実際の相談・依頼件数として数字に表れている”事実”といえます。
東京都町田市が実施している「アライグマ・ハクビシン防除事業」の公開データを見ると、市内での捕獲・相談が年々増加していることが公式に確認されています。
町田市では2018年6月に防除事業の受付を開始しましたが、その後の申込件数は次のように推移しています。
このデータからは、都市部の自治体でも年々相談・捕獲依頼が増えていることが明確に表れており、住民の被害実感や実際の出没頻度が高まっていることが読み取れます。
※弊社から見積りに関してご連絡させていただく場合がございます。

こうした統計データの背景には、以下のような都市環境の変化と生態的要因があります。

ハクビシンは雑食性で果物や昆虫など何でも食べます。
東京都内では
などの餌資源が都市部には多く存在します。
あまり知られていませんが、カラスだけではなく、ハクビシンも生ゴミを荒らします。

ハクビシンにとって、屋根裏や軒下、空き家などは昼間に休める安全な「巣穴」となり得ます。
これらは野生動物にとって極めて過ごしやすい環境であり、人が多く家が多い東京は ハクビシンにとって非常に住みよい環境 といえるのです。
東京のような大都市では、自然の捕食者(クマ・猛禽類など)はほとんど存在せず、夜間に活動するハクビシンは外敵の少ない環境で安心して暮らすことができます。
結果として、個体数が減りにくい環境 が形成されているため、増えていく一方となってしまっています。

ハクビシンは実は日本の固有種ではなく、過去に外来種である可能性が指摘されています。
実は日本で明確な記録があるのは戦後以降で、江戸時代以前の確実な生息記録がありません。
以前は
が多かったのに対し、近年の増加の傾向を見ると
という 近年で都市部で“繁殖が回る状態”になっことが考えられます 。
東京都はこうした状況を受けて、平成25年に 「東京都アライグマ・ハクビシン防除実施計画」 を策定し、区市町村と連携した対策を行っています。
これには目撃情報の収集だけでなく、侵入口封鎖や捕獲・管理活動も含まれます。
過去に2回改定されており、令和4年4月に対策をより一層強化していくため、計画を改定しています。
こう言った施策が実施されていることや統計データが示すように、単なる一過性の問題ではなく、都市の生息環境としてハクビシンが定着している事実が確認できます。

ハクビシンは、春(3〜5月頃)に繁殖期を迎えます。
この時期のハクビシンは、次のような行動をとります。
その条件に合致するのが、住宅の天井裏・床下・屋根裏です。
都市部ではなぜ繁殖期に屋根裏へ侵入してきてしまうのか?
その背景には3つの理由があります。

特に東京の区部のような場所では、
という状況があります。
つまりハクビシンにとっては
「エサはあるけど、安心して繁殖できる場所が少ない」
というアンバランスな環境なんですね。

春の繁殖期(3〜5月頃)になると、
このため、ハクビシンは行動が大胆になります。
そこで目を付けるのが、
住宅の屋根裏・天井裏・床下に目をつけます。

ポイントはここです。
住宅の床下や天井裏は、ハクビシン目線で見ると
森より条件が良い“理想的な産室” になっています。
そのため
「仕方なく家に入る」というより
「家を選んで侵入している」
ケースが多いのが実態です。
東京都内では、行政の統計データや自治体の防除実績、そして現場レベルの相談件数からも、ハクビシン被害が年々増加していることが明確になっています。
都市部は森林が少ない一方で、果樹・生ゴミ・空き家など餌となる環境が多く、さらに繁殖期には安全な巣を求めて住宅の屋根裏や天井裏に侵入しやすい構造があります。
特に近年は、都市部で繁殖が成立し、被害が一時的なものではなく定着・拡大の段階に入っていることが特徴です。
春先に違和感を覚えた場合は、被害が深刻化する前に状況を確認し、早めに専門家へ相談することが重要です。

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結論:東京都の相談件数は2018年98件から2025年183件へ約2倍に増加しています。
環境局の公式データでも区部・多摩地域ともに相談件数が年々増加していることが確認されています。また町田市の防除事業でも申込件数が右肩上がりで推移しており、統計上明確に増加傾向が表れています。
結論:豊富な餌・安全な住処・捕食者の不在という3つの条件が揃っているためです。
都市部には生ゴミや果樹などの餌資源が豊富にあり、屋根裏や空き家が安全な巣穴として機能します。さらにクマや猛禽類などの天敵がほぼ不在で個体数が減りにくい環境です。
結論:春(3〜5月頃)の繁殖期が最も侵入リスクが高い時期です。
この時期はハクビシンが出産・子育ての場所を探すため行動が活発化します。安全で静かな住宅の天井裏や床下が理想的な出産環境となるため、春季は特に注意が必要です。
結論:平成25年に防除実施計画を策定し、令和4年に改定して対策を強化しています。
東京都は「アライグマ・ハクビシン防除実施計画」に基づき、区市町村と連携した対策を実施中です。目撃情報の収集、侵入口封鎖、捕獲・管理活動が含まれています。
結論:夜間の物音・足音、天井のシミや悪臭、糞の存在が主な判断材料です。
ハクビシンは夜行性のため夜間に天井裏でドタドタと走り回る音がします。また糞尿による天井のシミや独特の獣臭、屋根や外壁に侵入口となる隙間があるかも確認ポイントです。
結論:ハクビシンは鳥獣保護管理法で保護されており、無許可での捕獲・駆除は違法です。
個人が勝手に捕獲や殺傷すると法律違反になります。自治体への申請が必要で、捕獲後の処分にも専門知識が求められます。安全かつ確実な対策には専門業者への依頼が推奨されます。
結論:一般的な戸建て住宅で10万円〜30万円程度が相場です。
費用は被害状況・侵入口の数・建物の構造により変動します。調査・追い出し・侵入口封鎖・清掃消毒・再発防止対策が含まれます。複数業者から見積もりを取り比較検討することが重要です。
結論:騒音・悪臭・建物損傷・健康被害など多岐にわたる深刻な被害が発生します。
天井裏での騒音や糞尿による悪臭だけでなく、断熱材の破損や配線への影響など建物へのダメージも深刻です。さらにダニや病原菌を媒介する健康リスクもあります。
結論:実績・資格・保証内容・見積もりの透明性を重視して選びましょう。
害獣駆除の専門資格を持ち実績が豊富な業者を選ぶことが重要です。現地調査を無料で実施し、詳細な見積もりを提示する業者が信頼できます。また施工後の保証期間があるかも確認ポイントです。
結論:追い出しから完全な対策完了まで1週間〜1ヶ月程度が一般的です。
初期調査後、追い出し作業に数日〜1週間、侵入口封鎖工事に1〜3日、清掃消毒に1日程度かかります。被害状況や建物の構造により期間は変動します。
結論:まずは大家さんや管理会社に連絡して対応を相談することが必要です。
賃貸物件の場合、建物の管理責任は大家さんにあるため、勝手に駆除業者を呼ぶ前に必ず連絡しましょう。契約内容により費用負担が変わる場合があります。
結論:すべての侵入口を完全に封鎖し、定期的な点検を行うことが重要です。
ハクビシンは10cm程度の隙間があれば侵入できるため、屋根・外壁・通気口などすべての隙間を金網やパンチングメタルで塞ぐ必要があります。また餌となる生ゴミの管理も重要です。
結論:ハクビシンは顔に白い線があり、アライグマは目の周りに黒い模様があります。
外見上の大きな違いは顔の模様です。またハクビシンはジャコウネコ科で細身の体型、アライグマはアライグマ科でずんぐりした体型という違いもあります。
結論:はい、狂犬病・レプトスピラ症・寄生虫など複数の感染症リスクがあります。
ハクビシンの糞尿や咬傷から人間に感染する病気があります。直接接触だけでなく、糞に含まれる病原体や寄生虫が空気中に舞い上がり吸い込むリスクもあるため注意が必要です。
結論:一時的な追い出しには有効ですが、根本的な解決にはなりません。
忌避剤(くん煙剤・スプレーなど)はハクビシンが嫌がる臭いで追い出す効果はありますが、効果は一時的です。侵入口を塞がなければ臭いが消えた後に再侵入します。
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