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ハトのフンは6種類の深刻な感染症を引き起こし、免疫力が低い方は死亡リスクも。適切な防護で掃除可能。
この記事の目次

洗濯物や車などに鳥のフンが付いて、困ったことはありませんか?いわゆる「フン害」とよばれる被害です。そしてフン害は「嫌な気持ちになる」「汚い」以外に、恐ろしい健康被害を招く可能性があることはご存知でしょうか。今回はハトを例に、フンによる健康被害と対策をご紹介します。
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クリプトコッカス症は、ハトのフンに含まれるカビから発症します。ハトのフンは目で見える範囲に無くても、樹木の枝や電柱・電線にも付着しており、乾燥すると、より細かい粒子となって空気中に含まれるようになります。また今回はハトから感染する病気として紹介していますが クリプトコッカス症は、実はネコからも感染する事がわかっています。普段ハトに気を付けている人も、ペットでネコを飼っている場合も同じく注意が必要です。

ハトから感染する場合、風で運ばれた乾燥したフンの粒子を吸引してしまうケースがほとんどです。病気のもととなるクリプトコッカス菌が体に取り込まれると、肺で病巣を形成し、皮膚炎・発熱・胸の痛みとしてあらわれます。それでも健康な人であれば比較的軽症で済みますが、免疫力が低い人が感染すると最悪の場合、脳脊髄膜炎になり死に至ることもあります。
トキソプラズマという寄生虫から発症する、代表的な感染症のひとつです。トキソプラズマの感染率は国・地域によって差がありますが、世界全体ではほとんどの人が体内に持っているといわれています。

トキソプラズマ症は、健康な人であれば感染してもほとんどの場合が無症状か、風邪に似た症状で済みますが、免疫力の低い人は重症化する傾向が見られます。また妊娠中の人が感染した場合、死産や流産、胎児に障害が残る可能性があるといわれています。
オウム病は、実はオウムからのみ感染する病気ではありません。インコ、ニワトリ、アヒルなど、ほとんどの鳥類のフンに病原菌となるクラジミア菌が含まれているため、ペットの飼育や養鶏の場合も同じく注意が必要です。人間だけでなく菌を保有している鳥類も発症することがあり、経済的な打撃を受けるケースもあります。また自然界のハトも、およそ20%がクラジミアを保菌しているといわれています。そのためハトの集まりやすい公園、神社やお寺なども気をつけましょう。

オウム病は子どもと比較して大人の症例が多く、感染するとおよそ1~2週間後、咳、頭痛、倦怠感、関節痛など風邪やインフルエンザに似た症状があらわれます。早急に抗生物質などの投与で処置をする必要がありますが、医師の判断間違いや、ただの風邪と思い込み処置が遅れるなどした場合、呼吸困難、肺炎、髄膜炎など、重症化し最悪の場合は死に至ることもあります。
聞きなじみのない病名ですが、ニューカッスル病は、ニワトリ、アヒル、ウズラ、七面鳥など家禽や野性鳥類の多くに感染するウイルス性の感染症です。感染した鳥類によって汚染された水、資料、飼育器具、作業着などから人に感染するケースもあり、感染力も強いため、日本では法定伝染病に指定されています。

ワクチンの普及によって感染は減少傾向にありますが、ワクチンを受けていないペットやワクチンの免疫が不十分な鳥類から人に感染し、稀に結膜炎やインフルエンザに似た症状があらわれることがあります。
食中毒が話題にのぼると耳にするサルモネラ菌は、その原因食材として「鶏卵」がよく知られています。ハトのフンからも検出されており、また食肉やペットなどからの接触からも人に感染することがわかっています。

感染すると下痢、腹痛、悪感、発熱、嘔吐などの症状があらわれ、脱水症状をともなうこともあります。これらの症状は数日から1週間ほどつづき、子どもや高齢者は重症化し回復が遅れるケースもあります。
トキソプラズマ症を先述しましたが、寄生虫による感染症は他にもあります。よく知られているダニなどはフンではなく、ハトの羽毛などに付着しているケースがほとんどです。子どもが公園などでハトの羽根を集めている場面を見かけたことはありませんか?ダニの被害は皮膚の炎症だけでなく、アレルギー症状が出る場合もあるので、除菌や消毒ができるグッズの携帯を心がけるといいでしょう。

| トリサシダニ | 主に家畜、野鳥を吸血するが、稀に人を刺し、皮膚炎をともなう。 |
| ワクモ | 鶏舎などに生息していることで知られるが、稀にハトにも寄生し、人を吸血するケースもある。 |
| ウモウダニ | 鳥類の羽毛に付着しており、羽毛や毛皮のくずを食べる。 |
| ヒメダニ | ハトに寄生しているが、人への危害は少ない。 |
| ヒナイダニ | ハトの皮肉や、羽毛の中に寄生する。 |
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ではハトのフンや羽根が招く健康被害から身を守るために、どんな方法があるのでしょうか。あまり知られていませんが、日本ではハトは「鳥獣保護法」により、個人で駆除する事が禁止されています。「自然のものだからダメ」「かわいそうだからダメ」というわけではなく、法律できちんと定められていることなので注意しないといけません。

鳥獣保護法がある以上できることは限られていますが、その中で健康被害を受けないための具体的な方法をいくつか考えてみましょう。
ハトの駆除は禁じられていますが、フンの掃除は個人でおこなっても問題ありません。ただし、ハトのフンには健康被害を引き起こす病原菌や寄生虫がたくさん付着しています。そのため風邪などの病気で免疫力が低下している状態や幼い子ども、お年寄りではなく、健康な大人の手を借りて掃除をおこないましょう。

健康被害を予防しつつハトのフンを掃除するためには、それなりの準備が必要です。プロの駆除業者でなくても、市販の商品や身の回りのもので十分に整えることができるのでご紹介していきます。
マスクは不織布のものではなく、工事現場で見かけるような防塵マスクが理想です。また裸眼の人はプラスチック製のゴーグルがあると便利です。防塵マスク・ゴーグルは、ホームセンターや100円ショップ、通販などでも手に入れることができます。ゴム手袋はできるだけ、肘や二の腕までカバーできる長い物のほうがより安全です。服装も肌を露出しない長袖・長ズボンを着用し、髪は後ろで束ねておきましょう。靴もサンダルやスニーカーではなく、長靴があると完璧です。
ハトのフンは発見した時点で、乾燥している可能性があります。乾燥したフンは風邪などで舞い上がり、吸引する恐れがあるので、湿らせて拭き取りながら綺麗にしていくイメージで進めていきましょう。

まずは霧吹きでフンを十分に湿らせます。こすらなくても拭き取れる程度までふやかすことができれば大丈夫です。冬場などは、ぬるめのお湯を使うと効率的に作業を進めることができます。

フンを湿らすことができたら、新聞紙などで拭き取り、ごみ袋に捨てます。フンを取り除くことができたら消毒液と雑巾を使って掃除をおこない、作業完了です。消毒液は特別なものではなく、市販のもので問題ありません。また、ごみ袋を廃棄する際は、口をしっかりと縛り中身がこれ出さないように気をつけましょう。

マンションにお住まいでハトのフンの被害がある場合は、管理会社・管理組合へ確認が必要です。マンションの共有部は個人で掃除ができないケースがあるので注意が必要です。ただし共有部の被害は、お住まいの規約や契約によって管理業者が対応してくれることもあるので、考え方によってはメリットもあります。

一般の方からのハトのフン被害の問い合わせは、年々増加しているとの見方もあるほど深刻化しています。雨風をしのぎやすい凹凸の多い戸建てやマンション、後付けの太陽光パネルの陰などもハトにとっては好都合です。巣を作りやすい場所がお住まいの建物や近隣に無いか、一度確認しておくとよいでしょう。
ハトのフン被害を確実に減らすには、適切で効率的な対策が必要です。
しかし先述したように、個人でフンの掃除する場合、フンを吸い込まないようにする、近隣トラブルにならないようにする、などの準備や注意が必要になってきます。
またハトは帰巣本能があるため、一度フンを掃除したくらいでは、しばらくすると「同じところにまたフンがある」といったケースも決してめずらしくありません。
そういった点を踏まえると、確実な方法は、やはり専門の駆除業者への依頼です。
依頼料は発生しますが、相手が生き物である以上、害獣駆除は長期戦が強いられます。
また害獣それぞれに適した対策ができていない状況では、効果が出ないばかりか、費用だけがかさんでくる可能性もあります。害獣駆除対策センターでは現地調査とお見積りを無料でおこなっております。
また長期的な害虫・害獣被害の防止の観点から、全体的な費用面までお気軽にご検討いただけます。
当社は一般住宅から大手企業様の工場まで、幅広い駆除実績がございます。被害状況に応じた適切な対策を安心の価格でご提供しておりますので、ぜひ一度ご相談ください。

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結論:クリプトコッカス菌、トキソプラズマ、クラミジア菌、サルモネラ菌など6種類以上の病原菌が含まれています。
ハトのフンには以下の病原菌や寄生虫が含まれています:
乾燥したフンは風で舞い上がり、それを吸引することで体内に病原菌が侵入します。
結論:はい、免疫力が低い方がクリプトコッカス症やオウム病に感染すると死亡する可能性があります。
特に以下のような方は重症化して死亡リスクが高まります:
クリプトコッカス症は脳脊髄膜炎に進行すると命に関わり、オウム病も処置が遅れると呼吸困難や髄膜炎で死亡することがあります。
結論:健康な大人であれば適切な防護装備を着用すれば自分で掃除可能です。
安全に掃除するために以下の準備が必要です:
ただし風邪などで免疫力が低下している方、幼い子ども、高齢者、妊婦は作業を避けてください。
結論:防塵マスク、ゴーグル、ゴム手袋、長靴、霧吹き、新聞紙、ゴミ袋、消毒液、雑巾が必要です。
各道具の役割と入手方法:
これらの道具はホームセンター、100円ショップ、通販で簡単に揃えられます。
結論:霧吹きで湿らせる→新聞紙で拭き取る→ゴミ袋に密閉→消毒液で仕上げの4ステップです。
詳しい手順:
乾燥したフンを絶対に吸引しないよう、必ず湿らせてから作業を開始してください。
結論:いいえ、鳥獣保護法により個人でのハト駆除は法律で禁止されています。
ハト駆除に関する法律と対応:
「かわいそうだから」という理由ではなく、法律できちんと定められているため注意が必要です。
結論:専有部分は居住者、共有部分は管理会社が対応するケースが一般的です。
マンションでのハトのフン対応:
個人で勝手に共有部分を掃除すると規約違反になる可能性があるため注意してください。
結論:はい、トキソプラズマ症に感染すると死産・流産・胎児障害のリスクがあり非常に危険です。
妊婦がハトのフンで注意すべき点:
妊娠中の方は家族や専門業者に掃除を依頼し、自分では作業しないでください。
結論:はい、インコ、ニワトリ、アヒルなどほとんどの鳥類から感染します。
オウム病の感染源と注意点:
感染すると咳、頭痛、倦怠感があらわれ、重症化すると呼吸困難や肺炎に進行します。
結論:乾燥して空気中に拡散し、感染症リスクが急激に高まります。
ハトのフンを放置した場合の危険性:
発見したらできるだけ早く掃除することが重要です。放置期間が長いほど危険度が上がります。
結論:トリサシダニ、ワクモ、ウモウダニ、ヒメダニ、ヒナイダニの5種類が主な寄生虫です。
各寄生虫の特徴と被害:
これらの寄生虫は主に羽毛に付着しているため、公園で子どもが羽根を拾うことは避けましょう。
結論:はい、クリプトコッカス症はハトだけでなく猫からも感染することがわかっています。
クリプトコッカス症の感染経路:
猫を飼っている方もハトと同様に注意が必要で、免疫力が低い方は重症化して脳脊髄膜炎になることがあります。
結論:下痢・腹痛・発熱・嘔吐などの症状が数日から1週間ほど続きます。
サルモネラ感染症の症状と経過:
ハトのフンだけでなく、鶏卵や食肉からも感染するため衛生管理が重要です。
結論:感染症リスクゼロで徹底した殺菌消毒と再発防止対策まで受けられます。
専門業者に依頼する具体的なメリット:
個人での対策が難しい場合や大量のフン被害がある場合は、専門業者への依頼が安心です。
結論:市販のアルコール消毒液や次亜塩素酸ナトリウム系の消毒液で十分効果があります。
おすすめの消毒液と使い方:
特別な消毒液は不要ですが、必ずフンを完全に除去してから消毒液を使用してください。
結論:個人での巣の撤去は鳥獣保護法違反になるため、必ず専門業者に依頼してください。
ハトの巣に関する法律と対応:
法律違反で罰金や罰則を受けないよう、必ず専門業者に相談してください。
結論:水で湿らせてから柔らかい布で拭き取り、すぐに洗車することが重要です。
車に付いたハトのフンの正しい対処法:
車のボディだけでなく、ワイパーやミラーに付いたフンも同様に早めの対処が必要です。
結論:ダニや病原菌が付着している可能性が高いため、すぐに手洗い・消毒が必要です。
ハトの羽根を触った後の対処法:
公園で子どもが羽根を集めている場面を見かけたら、すぐに止めさせて手洗いを徹底してください。
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