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コウモリ駆除は追い出しと侵入口封鎖の8ステップで行い、春(4〜5月)または秋(9〜10月)が適期です
自宅の軒下や換気口、シャッターボックスなどにコウモリが住み着くと、フンや騒音、悪臭などの被害が発生することがあります。
コウモリ対策では、建物内から追い出すだけでなく、すべての個体が外へ出たことを確認してから侵入口を塞ぐことが重要です。
追い出しだけで対策を終えると、同じ場所へ戻ってくる可能性があります。また、コウモリが残った状態で入口を塞ぐと、建物内で死んだり室内側へ入り込んだりするおそれがあります。
この記事では、
を解説します。

コウモリは鳥獣保護管理法の対象となる野生動物です。そのため、許可なく捕獲したり殺傷したりすることは原則として禁止されています。
住宅で被害が発生している場合は、コウモリを傷つけずに外へ追い出し、戻れないよう侵入口を塞ぐ方法が基本です。
捕獲が必要な場合や、飛べない個体がいる場合は、自治体の担当窓口や専門業者へ相談してください。

コウモリの追い出しは、外へ活動に出ており、自力で飛べない幼獣がいない時期に行う必要があります。
一般的には、子育てが行われる可能性のある夏や、活動が低下する冬を避け、春や秋に検討します。
ただし、活動時期は地域や気温、建物環境によって異なります。時期だけで判断せず、夕方の出入りや内部から聞こえる鳴き声を確認することが重要です。
| 時期 | コウモリの様子 | 駆除の目安 |
|---|---|---|
| 1~3月 | 活動が低下し、建物内で休眠している可能性がある | 非推奨。外へ出ないため、建物内に閉じ込めるおそれがある |
| 4~5月 | 活動が増え、エサを探し始める | 推奨。外へ出るため、追い出しやすい |
| 6~8月 | 繁殖・子育ての時期 | 非推奨。飛べない子どもが建物内に残ることがある |
| 9~10月 | 子育てを終え、活動が活発になる | 推奨。追い出しと侵入口封鎖を行いやすい |
| 11~12月 | 冬眠に向けて活動が少なくなる | 要注意。建物内に残っている可能性がある |
※活動時期は地域や気温によって前後します。月だけで判断せず、夕方の出入りや鳴き声を確認してください。
※弊社から見積りに関してご連絡させていただく場合がございます。
① 装備を用意する
② 侵入口と潜伏場所を確認する
③ 忌避剤で追い出す
④ すべてのコウモリが外へ出たことを確認する
⑤ フンを清掃する
⑥ フンがあった場所を清掃する
⑦ 侵入口を封鎖する
⑧ 再侵入がないか確認する
ここからは、コウモリを建物の外へ追い出し、侵入口を封鎖して再侵入を防ぐまでの手順を解説します。作業を始める前に、全体の流れを確認しておきましょう。
※コウモリは屋根や軒下、換気口など、高い場所の隙間を潜伏場所として利用することがあります。屋根や2階以上の高所での作業は危険なため、自分で行わず専門業者へ相談してください。

コウモリの追い出しやフンの清掃、侵入口の封鎖を行う場合は、作業内容に合った道具を用意します。
ただし、屋根や2階の換気口、天井裏など、安全に手が届かない場所は自分で作業せず、専門業者へ相談してください。
忌避剤は、コウモリへ直接大量に吹きかけるものではありません。必ず製品表示と使用上の注意を確認し、記載された場所・方法・使用量を守ってください。
乾燥したフンを掃除機やハンドクリーナーで吸うことは避けます。
少量のフンを処理する場合は、霧吹きなどで軽く湿らせ、ペーパーやヘラを使って静かに回収してください。
洗剤や消毒剤は、木材・金属・外壁など、清掃する場所に使用できる製品を選び、製品表示に従って使用します。
必要な封鎖部材は、侵入口の位置や建物の構造によって異なります。
換気口は通気性を保つ必要があり、屋根や外壁の隙間は防水性に影響する場合があります。場所に合わない材料で塞ぐと、雨漏りや結露などの原因になることがあるため、判断が難しい場合は専門業者へ相談してください。
なお、脚立に乗って身を乗り出す、屋根へ上る、片手で忌避剤を使いながら作業するといった行為は危険です。地上やベランダから安全に作業できない場所は、無理に対応しないでください。

コウモリを追い出す前に、どこから建物内へ出入りしているのかを確認します。
侵入口が分からないまま忌避剤を使用しても、別の場所へ移動するだけで、建物内から完全に出ていかない可能性があります。また、追い出したあとに侵入口が残っていれば、同じ場所へ再び戻ってくることがあります。
コウモリは夕方から夜間に外へ飛び立つため、日没前後に建物の外から観察すると、出入り口を確認しやすくなります。
室内や天井裏へ入って探すのではなく、安全な場所から建物全体を確認してください。
主に次のような場所を確認します。
コウモリはわずかな隙間を利用することがあるため、目立つ穴だけでなく、屋根や外壁の接合部も確認します。
コウモリの侵入口付近では、次のような痕跡が見つかることがあります。
フンがまとまって落ちている場所は重要な手がかりになりますが、フンの真上に侵入口があるとは限りません。
屋根の傾斜や風、雨どい、外壁の形状によって、侵入口から離れた場所へフンが落ちることもあります。フンだけで判断せず、夕方の出入りとあわせて確認してください。
一度コウモリが飛び出しただけでは、その場所が唯一の侵入口とは限りません。
建物内に複数の個体がいたり、別の隙間を出入りに利用していたりする場合があります。可能であれば、日を変えて複数回観察し、次の点を確認します。
出入り口が複数ある状態で一部だけを塞ぐと、別の隙間へ移動する可能性があります。
侵入口と思われる隙間へ、手や棒、工具などを差し込まないでください。
内部にコウモリがいる場合、驚いて室内側へ移動したり、個体を傷つけたりする可能性があります。また、フンやホコリが舞い上がるおそれもあります。
内部の状況が見えない場合は、無理に確認せず専門業者へ相談しましょう。
屋根、瓦、2階の換気口、軒下などに侵入口がある場合は、地上からの目視にとどめてください。
次のような作業は危険です。
コウモリが突然飛び出すと、驚いてバランスを崩す可能性があります。安全に手が届かない場所や、屋根材を外さなければ確認できない場所は、専門業者へ調査を依頼してください。
侵入口を見つけても、すぐに塞いではいけません。コウモリが建物内に残っている可能性があるため、先に追い出しを行い、すべての個体が外へ出たことを確認してから封鎖します。

侵入口と潜伏場所を確認したら、市販のコウモリ用忌避剤を使用して、建物の外へ追い出します。
忌避剤は、コウモリが嫌がるにおいなどを利用し、潜伏場所から移動させるための補助用品です。コウモリを捕獲したり、殺傷したりするためのものではありません。
製品によって使用できる場所や噴射時間、使用量が異なるため、必ず製品表示と使用上の注意に従ってください。
使用する際は、次の点に注意します。
コウモリが突然飛び出すことがあるため、侵入口をのぞき込みながら噴射しないでください。
また、忌避剤を使用しただけでは再侵入を防げません。効果が弱くなると同じ場所へ戻る可能性があるため、追い出したあとはすべての個体が外へ出たことを確認し、侵入口を封鎖します。

忌避剤を使用してコウモリが飛び出しても、すべての個体を追い出せたとは限りません。
建物内に別の個体が残っていたり、異なる隙間を出入り口として利用していたりする可能性があります。そのため、すぐにフンの清掃や侵入口の封鎖へ進まず、コウモリが残っていないか確認してください。
夕方から夜間に建物の外から観察し、次のような変化がないか確認します。
1回の確認だけでは判断できないこともあります。可能であれば、日を変えて複数回観察しましょう。
鳴き声や羽音が続いている、新しいフンが増えているなど、コウモリが残っている可能性がある場合は、清掃や封鎖へ進まないでください。
コウモリが建物内に残った状態で侵入口を塞ぐと、室内側へ移動したり、建物内で死んで悪臭の原因になったりするおそれがあります。
すべての個体が外へ出たことを確認してから、フンの清掃と侵入口の封鎖へ進みます。

コウモリを追い出したあとは、建物内や侵入口付近に残されたフンを清掃します。
コウモリのフンは乾燥すると崩れやすく、掃除の際に細かな粉じんが舞うことがあります。そのため、乾いた状態で掃除機やハンドクリーナーを使用したり、ほうきで掃いたりしないでください。
少量のフンを自分で処理する場合は、次の手順で行います。
フンを勢いよくこすったり、強い水流を当てたりすると、周囲へ飛び散る可能性があります。フンを舞い上げないよう、静かに作業することが大切です。
次のような場合は、自分で清掃せず専門業者へ相談してください。
コウモリのフンの見分け方については下記の記事をご参考ください。
当社がコウモリ被害でご相談をいただき、実際にお伺いしたお客様宅で撮れたフン害写真をご紹介します。
※フンが写ります。


※弊社から見積りに関してご連絡させていただく場合がございます。

フンを回収したあとは、汚れが残っている場所を使い捨てのペーパーや布で拭き取ります。
洗剤や消毒剤を使用する場合は、木材・金属・外壁・床材など、清掃する場所に使用できる製品を選び、必ず製品表示と使用上の注意に従ってください。
薬剤を必要以上に噴霧すると、成分を吸い込んだり、建材の変色や劣化につながったりする可能性があります。使用中は換気を行い、表示された使用量を守りましょう。
また、特定の濃度のアルコールや消毒剤を使用したからといって、すべての病原体を完全に除去できるとは限りません。
次のような場所は奥まで清掃することが難しいため、専門業者への相談を検討してください。
清掃後もフンや臭いが再発する場合は、コウモリが残っているか、別の侵入口を利用している可能性があります。清掃だけで終わらせず、出入りの有無も確認してください。
フンの周辺でダニや害虫が発生している場合は、虫の種類を確認したうえで、製品表示に合った対策を行うか専門業者へ相談してください。

コウモリがすべて外へ出たことを確認してから、侵入口を封鎖します。
内部にコウモリが残った状態で塞ぐと、建物内に閉じ込めてしまい、室内側へ移動したり、死骸や悪臭の原因になったりするおそれがあります。鳴き声や羽音がしないか、新しいフンが増えていないかを確認してから作業してください。
封鎖には、侵入口の場所や建物の構造に応じて、次のような部材を使用します。
換気口を塞ぐ場合は、空気の通り道までふさがないよう注意が必要です。通気性を失うと、結露や湿気、カビなどの原因になる可能性があります。
また、目立つ出入り口だけを塞いでも、近くに別の隙間が残っていれば、コウモリが別の場所から再侵入することがあります。
侵入口を封鎖する際は、次の場所もあわせて確認しましょう。
屋根や外壁の防水性に関わる場所を、コーキング剤だけでむやみに塞ぐと、雨水の流れを妨げたり、雨漏りを引き起こしたりする可能性があります。
高所作業や屋根材の取り外し、建物の補修が必要な場合は、自己判断で施工せず、専門業者へ相談してください。
当社がコウモリ被害でご相談をいただき、実際にお伺いしたお客様宅で撮れた侵入口の写真をご紹介します。



侵入口を封鎖したあとも、しばらくはコウモリの出入りや新しいフンの有無を確認します。
一度追い出したからといって、必ず再発しないとは限りません。別の侵入口が残っていたり、封鎖した部材が外れたりすると、再び建物内へ入り込む可能性があります。
封鎖後は、次の点を定期的に確認してください。
再びフンが見つかった場合は、封鎖した場所とは別に侵入口が残っている可能性があります。
また、建物の周囲をコウモリが繰り返し飛び回っている場合も、以前利用していた場所へ戻ろうとしていることが考えられます。
その場合は、忌避剤を繰り返し使用するだけで済ませず、建物全体の隙間をもう一度確認してください。
再侵入の原因が分からない場合や、高所に別の隙間がある場合は、専門業者へ調査を依頼しましょう。

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結論:コウモリは鳥獣保護管理法で保護されている野生動物のため、許可なく捕獲・殺傷することは法律で禁止されています。
住宅で被害が発生している場合でも、コウモリを傷つけずに建物の外へ追い出し、戻れないよう侵入口を塞ぐ方法が基本です。捕獲が必要な状況や飛べない個体がいる場合は、自治体の担当窓口または専門業者へ相談してください。
結論:春(4〜5月)と秋(9〜10月)が推奨時期です。
この時期はコウモリが活発に外へ出るため追い出しやすく、繁殖期の幼獣や冬眠中の個体を建物内に閉じ込めるリスクが低くなります。一方、夏(6〜8月)は子育て時期で飛べない幼獣が残る可能性があり、冬(1〜3月)は活動が低下し建物内で休眠しているため、いずれも駆除には適していません。ただし、活動時期は地域や気温によって変動するため、月だけで判断せず夕方の出入りや鳴き声を実際に確認することが重要です。
結論:すぐに塞いではいけません。すべてのコウモリが外へ出たことを数日間かけて確認してから封鎖します。
建物内にコウモリが残っている状態で侵入口を塞ぐと、個体が室内で死んで悪臭が発生したり、室内側へ入り込んだりするおそれがあります。追い出し後は、鳴き声や物音が聞こえないか、新しいフンが増えていないかを複数日にわたって確認し、完全に退出したことを確かめてから封鎖作業を行ってください。
結論:乾燥したフンを掃除機で吸ったりほうきで掃いたりせず、必ず霧吹きで湿らせてから静かに回収してください。
乾いた状態でフンを処理すると、有害な粉塵が舞い上がり健康被害につながる可能性があります。少量のフンであれば、霧吹きで軽く湿らせた後、使い捨てのペーパーやヘラを使って静かに回収し、丈夫なゴミ袋に密閉して処分します。天井裏や壁内部に大量のフンがある場合、強い臭いやカビ、ダニが発生している場合は、自分で清掃せず専門業者へ相談してください。
結論:日没前後に建物の外から観察し、コウモリが出入りする場所を確認します。
コウモリは夕方から夜間に外へ飛び立つため、その時間帯に屋根の隙間、換気口、軒下、シャッターボックス、エアコン配管の貫通部などを地上から観察すると侵入口を特定しやすくなります。また、フンがまとまって落ちている場所、外壁に黒ずみや汚れがある箇所も手がかりになりますが、フンの真上に必ず侵入口があるとは限りません。出入り口が複数ある可能性もあるため、可能であれば日を変えて複数回観察してください。なお、屋根へ上ったり脚立の上段に乗ったりする行為は危険ですので、安全に確認できない場所は専門業者へ依頼してください。
結論:屋根や2階以上の高所作業は転落リスクが高いため、自分で行わず専門業者へ相談してください。
屋根へ上る、瓦を持ち上げる、脚立の上段に乗る、ベランダから身を乗り出すといった作業は危険です。特にコウモリが突然飛び出すと驚いてバランスを崩す可能性があります。また、換気口は通気性、屋根や外壁の隙間は防水性を保つ必要があり、場所に合わない材料で塞ぐと雨漏りや結露の原因になることがあります。地上やベランダから安全に作業できない場所、屋根材を外さなければ確認できない場所は、専門業者へ調査を依頼してください。
結論:別の侵入口が残っている可能性があるため、再度建物全体を確認し、見落としている隙間がないか調べます。
コウモリは複数の出入り口を利用することがあり、一部だけを塞いでも別の隙間から再侵入する場合があります。封鎖後も定期的に新しいフンや鳴き声、物音がないか確認してください。自分で侵入口を特定できない場合や、封鎖を繰り返しても再侵入が続く場合は、専門業者へ調査を依頼することをおすすめします。業者は経験に基づいて見落としやすい隙間を発見し、建物の構造に適した封鎖方法を提案できます。
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