コウモリの正しい駆除方法 | 害獣駆除のプロが解説

気がついたら自宅の周辺に黒くて細長い粒が大量に落ちていた、という経験はありませんか?

これはコウモリ被害の典型的な例で、エアコンの室外機や通気口の真下に集中してフンが落ちている事があります。このような場合は早めに対策をとるようにしましょう。

この記事では、コウモリの被害に悩む人に向けて、プロの害虫・害獣駆除業者の駆除方法をご紹介いたします。ぜひ参考にしてみてください。

AI要約

コウモリ駆除は4〜5月・10月が適期で7工程で実施。鳥獣保護法違反で100万円以下罰金、追い出し式が基本(無許可捕獲禁止)

AIによる【要約】

鳥獣保護法の重要注意事項【要約】

  • コウモリは鳥獣保護法で保護され無許可での捕獲・殺傷は違法
  • 違反すると1年以下の懲役または100万円以下の罰金が科される
  • 駆除は追い出しと侵入防止が基本で直接的な危害は禁止
  • プロ業者でも市の環境課に捕獲手続きが必要な場合あり
  • 忌避剤スプレーで追い払い戻れないよう侵入口を封鎖する方法

駆除に適した時期【要約】

  • 4月〜5月(栄養補給期):駆除に最適で追い出しが容易
  • 10月(冬眠準備期):駆除に最適で冬眠前の活動期
  • 6月〜9月(繁殖期):子供が動けず天井裏に取り残されるため不適
  • 11月〜3月(冬眠期):深い眠りで追い出せず駆除困難
  • プロ業者なら年中対応可能だが手続き費用が発生する場合あり

駆除に必要な装備【要約】

  • 防塵マスク・ゴム手袋でウイルス・粉塵から完全防護必須
  • アルコール濃度72%以上の消毒薬で滅菌処理を実施
  • ハンドクリーナーで糞を直接触れずに除去可能
  • コウモリ用忌避剤(ハッカ油・ワサビタイプ推奨)で追い出し
  • コーキング・金網・万能ハサミで侵入口を完全封鎖
  • 脚立が必要な高所作業では転落リスクに最善の注意

巣の特定方法【要約】

  • 糞が落ちている場所の真上にある1.5cm以上の隙間を探す
  • 主な侵入場所:屋根の隙間・通気口・シャッター・玄関前
  • コウモリは巣の外に向かって糞をするため真下に糞が集中
  • 瓦屋根の場合は広範囲に侵入し100匹以上のコロニー形成も
  • 天井裏の点検口から糞の有無を確認し被害範囲を把握

忌避剤での追い出し手順【要約】

  • 防塵マスク・ゴム手袋を必ず装着し糞の粉塵吸入を防止
  • ハッカ油・ワサビタイプ忌避剤を巣穴に向けて噴射
  • 1箇所10秒以上噴射禁止:コウモリが失神・絶命する危険あり
  • 噴射後10分待ちコウモリが逃げるまで数セット繰り返す
  • 瓦屋根の場合はすべての瓦に忌避剤散布が必要で重労働

糞清掃時の危険性【要約】

  • コウモリの糞は乾燥し粉塵化するため吸入リスクが最も高い工程
  • ニパウイルス・狂犬病・リッサウイルスなど致死的感染症の危険
  • 防塵マスク着用必須で気管が弱い方は掃除を控えるべき
  • ハンドクリーナーで直接触れずに除去し使用後は廃棄推奨
  • 微風でも粒子が舞うため慎重に作業し吸い込まないよう注意

消毒と寄生虫駆除【要約】

  • アルコール濃度72%以上の消毒薬でウイルスを完全滅菌
  • 糞を除去した巣の中を徹底的に消毒し病原菌を除去
  • ノミ・ダニ対策として煙タイプ殺虫剤を使用し寄生虫駆除
  • コウモリの体に付着していた寄生虫が残留している可能性
  • 消毒不足は再侵入時の健康リスク増大につながる

侵入口の完全封鎖【要約】

  • 人差し指が通らないサイズの間隔狭い金網で封鎖
  • コーキング剤とコーキングガンで隙間を完全密閉
  • 通気機能不要箇所は木の板などでも対策可能
  • 1.5cm以上の隙間があればコウモリは再侵入可能
  • 封鎖が不完全だと再発し駆除作業が無駄になる

コウモリが媒介する危険ウイルス【要約】

  • ニパウイルス:致死率40〜75%で急性脳炎を引き起こす
  • 狂犬病:発症するとほぼ100%死亡する恐ろしいウイルス
  • リッサウイルス:狂犬病に酷似した症状で死に至る
  • 糞の粉塵吸入で感染リスクがあり防塵マスク必須
  • コウモリ本体に触れなくても糞経由で感染する危険性

業者選定の4つの基準【要約】

  • 補償内容:駆除後の再発時に無償対応があるか確認必須
  • 料金透明性:作業内訳が明確で追加料金条件を事前説明
  • 口コミ評判:Web・SNSで対応スピード・丁寧さをチェック
  • 相見積もり:複数社から見積もり取得し比較検討する
  • 自社対応業者を選び下請け丸投げによる中間マージンを回避
こんな人におすすめ
自分でコウモリを駆除したいが正しい手順を知りたい方
鳥獣保護法違反にならない適法な駆除方法を知りたい方
コウモリ駆除を業者に頼むべきか自力対処すべきか迷っている方


コウモリを駆除する前に知っておきたいこと

鳥獣保護法

コウモリを駆除するにはいくつか前知識として知っておかなければいけないことがあります。まずは、コウモリは鳥獣保護法によって守られている動物であることに注意が必要です。鳥獣保護法によって守られた動物は捕獲を含め直接的な駆除が禁止されています。ただし追い出したり、防除を行うことは許可されています。そのため、被害にあっている場合は追い払って防除作業を行うことで対策を行うことが一般的です。

もし、鳥獣保護法を守らずにコウモリを捕獲したり、直接的な危害を加えてしまった場合は1年以下の懲役又は100万円以下の罰金に処せられます。(参照:環境省)

個人で駆除を行う場合は、コウモリ用の忌避剤スプレーなどを使用してコウモリを逃がして戻ってこれないように対策をしてください。


適切な季節

コウモリの駆除は、

4月~5月、10月

が駆除に適しています。これには理由がありますので解説します。

時期活動内容駆除難易度
1~3月冬眠中難しい
冬眠中は追い出せない
4~5月栄養補給簡単
6~9月繁殖・子育て難しい
子供が自力で動けない
10月冬眠準備簡単
11~12月冬眠に入る難しい
冬眠中は追い出せない

冬の冬眠時期と夏の出産時期に忌避剤を散布してもコウモリが深い眠りから目が覚めなかったり、夏はコウモリの赤ちゃんが天井裏に取り残されてしまったりしますので個人駆除の際は時期を守ることが大切です。

プロの駆除業者に依頼すれば年中駆除することが可能です。ただしその場合、駆除業者は市の環境課に捕獲の手続きをする必要がありますので多少の手数料が発生する場合があります。それでもすぐにコウモリを駆除したいと言う場合は当社のように資格を持っている業者に相談するようにしましょう。


3ステップで簡単お見積り

    ※弊社から見積りに関してご連絡させていただく場合がございます。

    コウモリの駆除方法

    コウモリをご自身で駆除をする方法を紹介していきます。コウモリの駆除を実施する際は、しっかりと正しい手順と装備で行わなければ失敗してしまいますのでしっかりと駆除方法を確認してから駆除を開始するようにしましょう。

    ※コウモリは高所に巣を作る傾向にあります。高所での作業は常に危険が伴いますので最善の注意を払って作業を行うようにしましょう。


    装備を用意する

    コウモリの駆除を行うにはまず、装備を整えましょう。住宅によって必要な工具や封鎖部材が違いますのでホームセンターなどで取り付けられそうなものを選んで準備しておきましょう。具体的にそろえておけば間違いない工具なども後述で紹介しておきます。

    【必要な装備】

    • 防塵マスク
    • ゴム手袋
    • アルコール濃度72%以上の消毒薬
    • ハンドクリーナー
    • コウモリ用忌避剤
    • 殺虫剤(ノミ・ダニ用)
    • 工具
    • 封鎖部材

    ご住宅に応じて必要な工具は違いますが、「コーキング」「コーキング用ガン」「万能ハサミ」の3点があればなんとかなります。そして、封鎖部材は人差し指が通らないほど間隔の狭い金網が応用聞きやすいのでお勧めです。通気機能が失われても問題の無い侵入口であれば木の板などでも対策可能です。

    またコウモリの巣は多くの場合、通気口や瓦・屋根の隙間に作られる場合が多く場合によっては脚立もあると良いでしょう。

    ※作業はベランダから身を乗り出したり、脚立の高いところに乗って作業をすることになります。
    落下する危険性もあれば、巣穴から飛び出してくるコウモリを避ける際に転落する恐れもあります。
    当社では、すべての駆除作業ではなく一部の危険な作業のみ当社で行うこともできますのでお気軽にお問合せ下さい。

    コウモリの巣を特定する

    コウモリは雨風を凌げる場所と、天敵の猛禽類が入ってこられない小さな隙間を選んで巣を作ります。そのため、ご自宅に侵入される場合の多くは

    「屋根の隙間」「通気口の中」「シャッターの中」「玄関前」

    などに巣を作っている場合が多いです。コウモリの巣を特定する際、注目するべき点はコウモリの糞がどこに落ちているかを確認することが重要です。
    基本的にコウモリは自分の巣の外に向かって糞をしますので巣穴の真下にコウモリの糞が落ちます。
    糞が落ちている場所の上に1.5cm以上の隙間や穴が無いか確認しましょう。

    シャッターの中や通気口にコウモリが巣を作っている場合は脚立を立てれば手が届きますので個人での駆除は容易にできると思います。しかし、屋根に入り込んでいる場合は最悪です。瓦屋根の隙間と言えば、コウモリにとって非常に広い空間が広がっています。瓦の波打っている部分があればある分だけ忌避剤を注ぎ込む必要がある上に市販の忌避剤スプレーを数十本単位で購入する必要が出てきてしまいます。さらには、最悪の場合天井裏に入り込んでしまうこともあります。そうすると彼らは100匹以上のコロニーに発展することもあります。ご自宅の天井に空いている点検口から天井裏にコウモリの糞が落ちていないか確認しましょう。

    屋根に被害が出ている場合は、追い出し作業や封鎖作業がとても重労働になるでしょう。
    一人で対策せずにや家族や友人数名に手伝ってもらいながら作業をすると良いでしょう。

    忌避剤で追い出す

    コウモリは直接捕獲することや殺傷することが禁止されているため忌避剤を巣に吹きかけてコウモリを追い出す形で駆除していきます。忌避剤にも様々な種類を市販で購入することができますが、特にハッカ油スプレーかワサビスプレータイプの忌避剤がお勧めです。

    次に忌避剤を噴射する前に、必ず防塵マスクとゴム手袋を装着しましょう。コウモリの糞が細かい粒子として空気中に舞い上がります。コウモリの糞には大変危険なウィルスが沢山付着していますので吸い込んでしまうと大変危険な病気に感染する恐れもありますのでしっかりと身を守りましょう。また、コウモリが巣穴から飛び出してくる可能性もありますので、巣穴を除きながら噴射しないようにしてから噴射ください。

    ⚠注意⚠
    忌避剤を10秒以上噴射し続けないでください。

    忌避剤は非常に強烈な刺激物が含まれいます。大量に噴射しすぎると猫でも失神するほど強力であるため、使いすぎればコウモリが気を失ってしまいます。失神してしまった場合、最悪の絶命してしまいますので注意が必要です。どんなに長くても10秒以上同じ場所に噴射し続けることはしないようにしましょう。

    忌避剤を一度散布したら10分ほど待ちましょう。噴射後コウモリが自然と巣穴から逃げていきます。静かに待ち、10分経過したら再び忌避剤を散布してコウモリが出てこなくなるまで数セット行います。コウモリがもう出てこなくなったら追い出し作業は完了です。複数個所にコウモリの糞が落ちる様であればすべての箇所に同様の作業を実施ください。※瓦屋根の場合はすべての瓦に忌避剤を散布する必要があります。

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    糞を清掃する

    コウモリの糞は非常に乾燥している特徴があります。ほんのわずかな微風で糞から粒子が舞います。吸い込んでしまうと非常に危険ですので防塵マスクを着用してから作業に当たりましょう。ハンドクリーナーがあれば簡単に糞を取り除くことができる上に、直接糞に触れる必要がないため非常にお勧めです。※ただし、衛生面の関係で使い終わったハンドクリーナーは破棄した方が良いでしょう。安いハンドクリーナーを購入しておくほうがよいでしょう。

    コウモリの糞ってどんなの?

    長さ・形細長くよじれている
    大きさ5mmから10mmと小さい
    (ネズミの糞の大きさは5mm~なので、糞の状態等をしっかり観察することが必要)
    黒~茶色
    特徴軒下や屋根裏に積もっている事が多い
    外壁にくっついている
    家の周りに固まって落ちている
    昆虫が主食の為パサパサとしており触ると崩れやすい

    コウモリの糞の掃除は最も健康被害を受けやすい工程です。
    気管が弱い方が掃除をすると、重症を負う可能性もありますので、ご自身での掃除は控えましょう

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      巣の中を消毒する

      コウモリは巣の外に向かって糞を落とす傾向にありますので巣穴の中と、糞が散らばっていた辺りの消毒を行う必要があります。コウモリの媒介するウィルスには様々なものがあり、濃度の低い消毒薬では殺菌できない可能性があります。そのため、高めの消毒薬で確実に病原菌の滅菌を行いましょう。推奨される消毒薬はアルコール濃度が72%以上が好ましく、薬局やホームセンターなどで簡単に入手できます。消毒を散布するポイントとしては、消毒薬を霧吹きに入れて”これでもか!”と言わんばかりにふりかけてください。

      上記の絵のように通気口程度の小さな空間であれば簡単に消毒はできますが、シャッターや瓦の中が巣立った場合は消毒作業を奥まで行うのは至難の業です。消毒をするには特殊な機械が必要になりますので、消毒屋さんや駆除のプロにお任せした方が結果的に高価な消毒機材を購入するより安くすみます。

      寄生虫を駆除する

      コウモリは数百を超えるノミ・ダニ・トコジラミなどを家に連れてきます。これらの不快害虫は、住人にとってはアレルギーの発症原因になるほか、人体に寄生して血を吸う過程で人体に病原菌を植える寄生虫もいます。これらの害獣は駆除しなければ減ることはありませんのでしっかり害虫駆除まで行うことがコウモリ駆除の鉄則です。

      では、これらの寄生虫を駆除するにあたって活躍する物が、煙タイプの殺虫剤です。煙を噴霧することで非常に広域にわたって殺虫効果が行き届くためとてもお勧めです。個人で駆除を行う際に特におすすめな商品としては、人類の味方”〇ルサン”です。(権利問題により商品名を伏せております。)用法容量を守る必要がありますが、高い効果が期待できますので個人駆除の際には重宝することでしょう。

      煙タイプの忌避剤は、下から上に向かって煙が逃げていきますので、コウモリの巣の下側に殺虫剤を設置すると効率よく寄生虫を駆除することができます。

      巣穴を封鎖する

      コウモリ駆除で最も重要な作業は巣穴を塞ぐことです。
      住宅に侵入してくるコウモリの99%はアブラコウモリ(別名イエコウモリ)という品種のコウモリです。
      アブラコウモリは住宅に侵入することができるように、コウモリの中で非常に小型でおおよそハムスターほどの大きさしかありません。

      そのため、封鎖部材を購入する際は、
      人差し指が通らないほどの目の細かい網を購入するのが良いでしょう。(※金網推奨)

      通気口にコウモリの巣があれば、イラストのように万能ハサミでサイズ通りに切り抜いてからコーキングとガンでしっかりと固定してしまいましょう。
      コーキングは雨風に強い強力な糊のようなもので建築業者など様々な場面で活躍する品物です。
      ただし、一度乾いてしまうと除去するのが難しいため塗る際は注意しながら金網を取り付けていきましょう。
      また、コーキング専用のハケがあります。
      コーキングと一緒に購入しておくと仕上がりを綺麗に仕上げることができます。

      駆除が終わったらやる事

      イエコウモリは執念深く、一度巣にした場所に帰ってこようとします。ハムスターほどの大きさであるために、小さな隙間を見つけて再び住み着いてしまうことがあります。再び駆除の手順をはじめからやり直す必要が出てきてしまいますので、ここで挫折してしまう人もいます。しっかりとチェックしておけば、再来しても早期対処ができますので対策も楽に終わりますのでこまめに確認するようにしましょう。

      【確認しておくべきポイント】
      ・塞いだ場所に戻ってきていないか
      ・コウモリの糞が地面・外壁・屋根にないか
      ・日没時に家からコウモリが飛び立たなくなったか

      コウモリの気配が無くなれば駆除完了です。コウモリ駆除には危険が伴いますので一人での作業は行わないようにしてください。安全と健康が第一ですので、問題が発生する前にできれば当社のようにプロの業者にご依頼いただきたいところですので是非ご検討のほどお願いします。

      県別コウモリの被害件数

      都道府県をクリックして詳細を確認

      コウモリ都道府県生息マップ 北海道 青森県 秋田県 岩手県 山形県 宮城県 新潟県 福島県 栃木県 茨城県 千葉県 群馬県 埼玉県 東京都 神奈川県 山梨県 静岡県 長野県 富山県 石川県 福井県 岐阜県 愛知県 三重県 滋賀県 京都府 奈良県 和歌山県 大阪府 兵庫県 島根県 岡山県 鳥取県 広島県 山口県 香川県 徳島県 愛媛県 高知県 福岡県 大分県 宮崎県 佐賀県 熊本県 長崎県 鹿児島県 沖縄県

      (害獣駆除対策センター2021年~2023年統計)

      害獣駆除対策センターの駆除統計に基づきコウモリのみの相談件数を表示しています。都道府県をクリックすると詳細が確認できますのでお住まいの都道府県の情報を確認しましょう。このコウモリのヒートマップから確認できるように、全国的にコウモリが分布していることが確認できます。特に愛知県での被害が最も多く注意が必要とされています。

      コウモリの被害や、冬眠から覚める時期は都道府県によってそれぞれ違いがありますので是非、お住まいの都道府県のコウモリの活動傾向を確認ください。

      ウィルスの危険性

      コウモリは活発期に1時間に約1,200匹もの蚊などを食べるため、昔は家庭の周囲で虫を駆除してくれる動物とされていました。しかし、彼らが様々な病原菌を媒介していることが分かるようになってからはコウモリの近くで生活することは危険なこととして知られるようになり、駆除を行うことが推奨されるようになりました。このコウモリの持つ病気には様々な健康被害を及ぼすものがあり、中には致死率が非常に高いウィルスもありますので注意が必要です。

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      ニパウイルスはコウモリが自然宿主とされている。感染経路としてはコウモリから「家畜」や「ペット」を介して感染がすることが多いとされています。その多くは、糞尿への濃厚接触で感染しており、一部の症例にはコウモリから直接ヒトへ感染した報告もある。

      感染時の症状としては、発熱、頭痛、めまい、嘔吐などの急性脳炎症状がみられる。感染者の内の半数は意識障害、脳機能不全などの症状がみられる。マレーシアにおいて感染症アウトブレイクが発生した際、感染者の40%が死に至っており極めて危険性の高い感染症です。

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      感染原因として、噛まれることやひっかき傷で感染する。なお、高密度の糞便の粉塵により気道粘膜感染が感染原因となることもある。

      感染時には1か月~2か月ほどの潜伏期間を経て、自我を失うほど強烈な発熱、頭痛、嘔吐、筋肉の緊張や痙攣が起こる。極度に強力な症状がでるため錯乱・幻覚・発狂を引き起こし、治療法もない為ほぼ100%の確率で死に至る非常に危険なウィルス。

      発症した場合の治療法はありませんが、噛まれたあとすぐに石鹸と水で洗い流し除菌を行った上で、医療機関で狂犬病ワクチンと抗狂犬病ガンマグロブリンを投与することで発症前に治療できる可能性がある。

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      リッサウィルス感染症は狂犬病類似ウィルスとされ極めて狂犬病と似た症状が発症する。病原体自体も酷似しており識別が不可能とされている。

      感染経路も狂犬病同様に噛まれることやひっかき傷、媒介動物との濃厚接触で感染する。

      潜伏期間は1か月弱~3か月ほどを経て症状があらわれ、強い神経親和性を持つことから発症後、5日から5週間以内に例外なく感染者は死亡している。治療法は狂犬病同様ないため、コウモリなどの媒介動物との接触を避けるほかありません。

      コウモリは他にも様々なウィルスを媒介しております。長くなりますのでコウモリの媒介する病原菌を確認したい場合は当社の別記事にて紹介しておりますのでご確認ください。

      これらのウィルスに感染しないために、最も優先するべきことがコウモリとの直接的な接触を避けることが重要です。しかし駆除をする際は必ずコウモリの巣に忌避剤を置いたり消毒をする必要がありますので病気に感染する危険性が最も高いタイミングとなります。また、コウモリの本体が巣から出て行ったことを確認した後でも、コウモリの糞だけでもコウモリ同様に様々なウィルスが付着していますので直接触れたり臭いを嗅いだりするのは非常に危険な行為です。そのため、駆除を行う際は必ず、粉塵マスクとゴム手袋を着用の上、アルコール濃度が72 v/v%以上の消毒薬を使用して殺菌消毒を行うようにしましょう。

      寄生虫の処理

      コウモリには大きく分けて、ノミ・ダニ・トコジラミといった3種類が寄生しています。

      これらの寄生虫はコウモリの血液を吸って栄養を補給しています。この寄生虫は人間に寄生して吸血することもあります。
      そのため、コウモリの持つ病気が人体に感染する可能性がありますので寄生虫の駆除を行うことも重要です。

      殺虫剤を使用して駆除をコウモリ駆除と並行して駆除するようにしましょう。


      被害に困った時は専門業者に依頼しよう!

      コウモリ被害にお困りの方はすぐに害獣駆除の専門業者に依頼をしましょう

      コウモリの駆除を個人で行うには健康被害のリスクが高いうえに、確実に駆除できる保証はありません。

      そのため、確実に調査・駆除・予防を行なってくれる専門業者に依頼した方が、手間も時間もかからないためおすすめです。


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        コウモリ駆除でよくある質問(FAQ)

        Q コウモリを自分で駆除しても法律違反になりませんか?

        結論:追い出しと侵入防止は合法ですが、捕獲・殺傷は鳥獣保護法違反で100万円以下の罰金です。

        コウモリは鳥獣保護法で保護されており、無許可での捕獲や殺傷は違法行為です。

        • 違法行為:捕獲・殺傷・直接的な危害を加える行為
        • 罰則:1年以下の懲役または100万円以下の罰金
        • 合法対処:忌避剤で追い払い侵入口を封鎖する方法
        • プロ業者:市の環境課への捕獲手続きで適法に駆除可能
        • 個人駆除:忌避剤スプレーで追い出し後に防除作業を実施
        Q コウモリ駆除に適した時期はいつですか?

        結論:4月〜5月と10月が駆除に最適で、冬眠期と繁殖期は避けるべきです。

        時期によってコウモリの活動状態が異なり、駆除の難易度が大きく変わります。

        • 4月〜5月(栄養補給期):駆除に最適で追い出しが容易
        • 10月(冬眠準備期):駆除に最適で活動期のため効果的
        • 6月〜9月(繁殖期):子供が動けず天井裏に取り残されるため不適
        • 11月〜3月(冬眠期):深い眠りで追い出せず駆除困難
        • プロ業者:年中対応可能だが手続き費用が発生する場合あり
        Q コウモリ駆除に必要な道具は何ですか?

        結論:防塵マスク・忌避剤・消毒薬・コーキング剤・金網など9種の装備が必要です。

        感染症リスクと法的リスクを回避するため、適切な装備が不可欠です。

        • 防護具:防塵マスク・ゴム手袋で糞の粉塵から完全防護
        • 駆除用品:コウモリ用忌避剤(ハッカ油・ワサビタイプ推奨)
        • 清掃用品:ハンドクリーナーで糞を直接触れずに除去
        • 消毒用品:アルコール濃度72%以上の消毒薬で滅菌
        • 封鎖用品:コーキング・金網・万能ハサミで侵入口を完全密閉
        Q コウモリの巣はどうやって見つければいいですか?

        結論:糞が落ちている場所の真上にある1.5cm以上の隙間を探してください。

        コウモリは巣の外に向かって糞をするため、糞の位置が巣の特定に役立ちます。

        • 糞の位置確認:糞が集中している場所の真上を調査
        • 主な侵入場所:屋根の隙間・通気口・シャッター・玄関前
        • 隙間サイズ:1.5cm以上の穴や隙間があればコウモリは侵入可能
        • 瓦屋根注意:広範囲に侵入し100匹以上のコロニー形成も
        • 天井裏確認:点検口から糞の有無をチェックし被害範囲を把握
        Q 忌避剤でコウモリを追い出す正しい方法を教えてください

        結論:ハッカ油かワサビタイプを使用し、1箇所10秒以上噴射禁止です(失神リスク)。

        忌避剤の使いすぎはコウモリを失神・絶命させ鳥獣保護法違反になります。

        • 推奨忌避剤:ハッカ油スプレーまたはワサビタイプ
        • 噴射制限:1箇所10秒以上噴射すると失神・絶命リスク
        • 手順:噴射後10分待ちコウモリが逃げるまで数セット繰り返す
        • 安全対策:防塵マスク・ゴム手袋を装着し巣穴を覗かない
        • 瓦屋根:すべての瓦に忌避剤散布が必要で重労働
        Q コウモリの糞を掃除する際の注意点は何ですか?

        結論:防塵マスク必須で、気管が弱い方は掃除を控えるべきです(感染症リスク最大)。

        糞清掃は最も健康被害を受けやすい工程で、致死的ウイルス感染の危険があります。

        • 最大リスク工程:糞が粉塵化し吸入による感染症リスクが最高
        • 危険ウイルス:ニパウイルス・狂犬病・リッサウイルスなど致死的
        • 完全防護:防塵マスク・ゴム手袋を必ず装着し吸入を防止
        • 推奨方法:ハンドクリーナーで直接触れずに除去し使用後廃棄
        • 作業禁止者:気管が弱い方・呼吸器疾患保有者は掃除厳禁
        Q コウモリの巣を消毒する方法を教えてください

        結論:アルコール濃度72%以上の消毒薬で巣を徹底的に滅菌してください。

        糞除去後も病原菌が残留するため、消毒で完全滅菌が必要です。

        • 消毒薬:アルコール濃度72%以上が効果的でウイルス滅菌
        • 対象箇所:糞を除去した巣の中を徹底的に消毒処理
        • 病原菌除去:コウモリが残した病原菌・ウイルスを完全除去
        • 寄生虫対策:ノミ・ダニ用の煙タイプ殺虫剤を併用
        • 消毒不足:再侵入時の健康リスク増大につながる
        Q コウモリの侵入口をどう塞げばいいですか?

        結論:人差し指が通らない間隔の金網とコーキング剤で完全密閉してください。

        1.5cm以上の隙間があれば再侵入されるため、徹底的な封鎖が必要です。

        • 推奨部材:間隔の狭い金網とコーキング剤の組み合わせ
        • 封鎖基準:人差し指が通らないサイズまで隙間を狭める
        • 再侵入リスク:1.5cm以上の隙間があればコウモリは侵入可能
        • 通気不要箇所:木の板などでも対策可能で応用が利く
        • 封鎖不完全:駆除作業がすべて無駄になり再発する
        Q コウモリが媒介する危険なウイルスは何ですか?

        結論:ニパウイルス(致死率40〜75%)・狂犬病(発症後ほぼ100%死亡)・リッサウイルスなどです。

        糞の粉塵吸入で感染する可能性があり、防塵マスクは必須です。

        • ニパウイルス:致死率40〜75%で急性脳炎を引き起こす
        • 狂犬病:発症するとほぼ100%死亡する恐ろしいウイルス
        • リッサウイルス:狂犬病に酷似した症状で死に至る
        • 感染経路:糞の粉塵吸入でコウモリ本体に触れずとも感染
        • 予防策:防塵マスク着用必須で糞清掃時は最大警戒
        Q コウモリ駆除を業者に依頼すべき理由は何ですか?

        結論:法律違反リスク・感染症リスク・高所作業リスクの3つを回避できます。

        専門業者は適法かつ安全に駆除を実施し、再発防止の保証も提供します。

        • 法的安全:鳥獣保護法違反を回避(100万円以下罰金リスク)
        • 感染症予防:専門防護装備と処理手順で健康リスクを最小化
        • 高所作業:転落事故リスクを回避し安全に駆除実施
        • 根本解決:追い出し・清掃・消毒・封鎖を一括実施
        • 再発防止:保証期間内の再発時に無償対応するアフターフォロー
        Q コウモリ駆除業者の選び方を教えてください

        結論:補償内容・料金透明性・口コミ評判・相見積もりの4つの基準で選定してください。

        サービス内容と料金は会社によって大きく異なるため、複数社比較が必須です。

        • 補償内容:駆除後の再発時に無償対応があるか確認
        • 料金透明性:作業内訳が明確で追加料金条件を事前説明
        • 口コミ評判:Web・SNSで対応スピード・丁寧さをチェック
        • 相見積もり:最低3社から見積もりを取り比較検討
        • 自社対応:下請け丸投げでなく自社で直接施工している業者
        Q コウモリ駆除は自分でできますか?

        結論:装備と知識があれば可能ですが、高所作業・感染症リスク・法律知識が必要です。

        通気口やシャッター程度なら個人でも可能ですが、屋根や天井裏は業者推奨です。

        • 個人駆除可能:シャッター・通気口など脚立で届く範囲
        • 業者推奨:瓦屋根・天井裏・広範囲コロニーは重労働
        • 必要知識:鳥獣保護法・適切な時期・7工程の正しい手順
        • 必要装備:防塵マスク・忌避剤・消毒薬・封鎖部材など9種
        • 危険作業:高所での転落リスク・糞清掃時の感染症リスク
        Q コウモリ駆除の7工程とは何ですか?

        結論:装備準備→巣特定→追い出し→糞清掃→消毒→寄生虫駆除→封鎖の7工程です。

        すべての工程を正しい順序で実施しないと再発や健康被害のリスクがあります。

        • 工程1:装備準備(防塵マスク・忌避剤・消毒薬・封鎖部材)
        • 工程2:巣特定(糞の位置から1.5cm以上の隙間を探す)
        • 工程3:追い出し(忌避剤を10秒以内で数セット噴射)
        • 工程4:糞清掃(ハンドクリーナーで除去し使用後廃棄)
        • 工程5:消毒(アルコール72%以上で滅菌)
        • 工程6:寄生虫駆除(煙タイプ殺虫剤でノミ・ダニ除去)
        • 工程7:封鎖(金網・コーキングで侵入口を完全密閉)
        Q 冬や夏にコウモリを駆除してはいけない理由は何ですか?

        結論:冬は冬眠で追い出せず、夏は子供が取り残され鳥獣保護法違反になります。

        時期を誤ると駆除失敗や法律違反につながるため、4〜5月・10月を選んでください。

        • 冬(11〜3月):深い眠りで忌避剤に反応せず追い出し不可
        • 夏(6〜9月):子供が自力で動けず天井裏に取り残される
        • 法律違反:取り残された子供が絶命し鳥獣保護法違反に
        • 適切時期:4〜5月(栄養補給期)・10月(冬眠準備期)
        • プロ業者:年中対応可能だが市への手続き費用発生
        Q コウモリの糞と他の動物の糞の見分け方は?

        結論:コウモリの糞は5〜10mmで細長くよじれ、パサパサと乾燥しているのが特徴です。

        ネズミの糞と似ていますが、質感と発見場所で判別できます。

        • 大きさ:5〜10mmと小さく細長くよじれている
        • 色:黒色から茶色で統一された色合い
        • 質感:パサパサと乾燥し触ると崩れやすい
        • 発見場所:軒下・屋根裏に固まって落ちている
        • ネズミとの違い:コウモリは乾燥、ネズミは湿っている
        Q 瓦屋根にコウモリが侵入した場合はどうすればいいですか?

        結論:すべての瓦に忌避剤散布が必要で重労働のため、家族や業者の協力推奨です。

        瓦屋根は広範囲に侵入され100匹以上のコロニーに発展することもあります。

        • 広範囲被害:瓦の波打ち部分すべてにコウモリが侵入可能
        • 大量作業:市販忌避剤を数十本単位で購入する必要あり
        • コロニー形成:天井裏に侵入すると100匹以上に発展も
        • 重労働:一人での対策は困難で家族・友人数名の協力必要
        • 業者推奨:プロに依頼すれば確実かつ安全に駆除可能
        Q ハンドクリーナーでコウモリの糞を掃除する理由は何ですか?

        結論:直接糞に触れずに除去でき、感染症リスクを最小化できるためです。

        使用後は衛生面から廃棄推奨のため、安価なハンドクリーナーを選んでください。

        • 非接触除去:直接糞に触れる必要がなく感染症リスク軽減
        • 簡単作業:ほうきより効率的で粉塵の舞い上がりを抑制
        • 使用後廃棄:衛生面の関係で使い終わったら破棄推奨
        • 安価推奨:数千円程度の安いハンドクリーナーで十分
        • 防塵マスク:クリーナー使用時も必ず防塵マスク着用
        この記事の作成者
        害獣駆除の専門家 ケーシーさん

        害獣駆除センター
        害獣駆除の専門家
        元田 ケーシー


        害獣駆除センターの害獣駆除の研究員です。害獣の生態や効果的な忌避方法を研究しています。記事で執筆している内容は、自社で試験調査した内容や、国内と海外の学術論文を基に情報提供しています。

        地域別駆除実績

        関西エリア

        関東エリア

        東海エリア

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