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コウモリのフンは6〜9月に集中し、2025年相談データでは年間の約71.7%がこの期間に発生
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この記事の目次
ベランダや軒下に黒い粒が落ちており、掃除をしても翌日にはまた増えていることがあります。
このようなフンが春の終わりから目立ち始めた場合、建物の隙間をねぐらとして利用するコウモリが活動している可能性があります。
コウモリのフンが増えやすいのは、活動が活発になる春から秋です。なかでも、出産や子育ての時期と重なる夏から初秋は、侵入口の下やベランダにフンが蓄積しやすくなります。
害獣駆除対策センターに寄せられた2025年の相談でも、コウモリに関する相談の約71.7%が6〜9月に集中していました。
ただし、夏は飛べない幼獣が建物内に残っていることがあります。フンが増えたからといって、確認せずに忌避剤を使用したり、侵入口を塞いだりしてはいけません。
本記事では、
を解説します。
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コウモリのフンは春から増え始め、夏から初秋にかけて特に目立ちやすくなります。
コウモリは冬のあいだ活動量が低下しますが、気温が上がって餌となる昆虫が増えると、夕方から夜間の活動を再開します。
さらに、アブラコウモリは初夏から夏にかけて出産・子育てを行います。親と幼獣が同じねぐらを利用するため、出入り口の下や外壁沿いにフンが集中しやすくなるのです。
したがって、コウモリのフンが増えやすい時期は、活動期と子育て期が重なる6〜9月を中心に考えるとよいでしょう。
アブラコウモリの出産期は6月中旬から7月中旬、哺育期間は約1か月と報告されています。
害獣駆除対策センターへ寄せられた2025年のコウモリ相談を月別に集計したところ、6月から相談が急増し、7月・8月・9月に多い状態が続いていました。
6〜9月の相談件数は、年間全体の約71.7%を占めています。

この数字には、フンだけでなく、鳴き声や建物への侵入などの相談も含まれます。
それでも、コウモリ被害が夏から初秋に集中していることは明確です。特に、同じ場所へ毎日新しいフンが落ちている場合は、建物の隙間を継続的にねぐらとして利用されていると考えられます。
※2025年1月〜12月に害獣駆除対策センターへ寄せられたコウモリ相談を自社集計したデータです。日本国内全体の発生件数を示すものではありません。
コウモリのフンは、黒色から茶褐色で、米粒ほどの細長い形をしています。
昆虫の羽や外骨格などが含まれているため、乾燥すると崩れやすい点が大きな特徴です。軒下や換気口、戸袋など、コウモリが出入りしている隙間の下にまとまって落ちることもあります。
主な特徴は次のとおりです。

コウモリのフンは昆虫の破片を含むため、ネズミのフンより崩れやすいことが公的な野生動物資料でも示されています。
コウモリとネズミのフンは、大きさや色が似ています。
見分ける際に確認したいのは、崩れやすさと落ちている場所です。
ただし、フンを素手で割ったり、指で潰したりして確認してはいけません。見た目や落下場所だけで判断できないときは、夕方の出入りや足音など、ほかの痕跡も確認してください。
コウモリ(アブラコウモリ)

コウモリのフンは昆虫を食べた残りが含まれており、乾燥すると軽く崩れやすくなります。同じ侵入口を利用するため、換気口や軒下などの下にまとまっているケースも少なくありません。

ネズミ(クマネズミ)
ネズミのフンは中身が詰まっており、一般にコウモリのフンより崩れにくい傾向があります。屋根裏や壁際、家具の裏など、ネズミが移動する経路に沿って散らばっていることが多いでしょう。


害獣駆除対策センターでは、ネズミ対策は(税込)4,730円から、コウモリ対策を(税込)7,880円から承っております。点検・お見積りは無料なので、気軽にご相談ください。
コウモリのフンが夏から初秋に目立ちやすくなる主な理由は、活動量の増加、出産・子育て、同じねぐらの継続利用です。
コウモリは、蚊やユスリカ、ガなどの小型昆虫を捕食します。
気温が上がって餌となる昆虫が増えると、夕方から夜間の活動が活発になります。ねぐらへの出入りも多くなるため、軒下や換気口の周辺へ新しいフンが落ちやすくなります。
アブラコウモリは、初夏から夏にかけて出産・子育てを行います。
親と幼獣が同じねぐらを利用するため、建物内に滞在する個体が増え、侵入口の下や天井裏にフンが蓄積しやすくなります。
コウモリは、雨風を避けられる建物の隙間をねぐらとして繰り返し利用します。
毎日同じ場所へ戻るため、数匹程度でも長期間利用されると、フンが目に見える量まで積み重なります。
掃除をしても翌日には新しいフンが落ちている場合、清掃だけでは解決できません。侵入口を確認し、追い出しと再侵入防止まで行う必要があります。
コウモリの活動状況は、季節によって大きく変わります。
フンを見つけた時期によって、追い出しを進めやすい場合と、幼獣や休眠中の個体に注意しなければならない場合があります。
春になると、コウモリがねぐらから外へ出る機会が増え、軒下や換気口の周辺に新しいフンが見られるようになります。
子育てが始まる前であれば、比較的追い出しを検討しやすい時期です。夕方に出入りを確認し、建物内に幼獣がいないことを確かめてから対策を進めます。
夏は、コウモリのフンが特に目立ちやすい季節です。
一方で、建物内にまだ飛べない幼獣が残っている場合があります。親だけを追い出したり、侵入口を先に塞いだりすると、幼獣を建物内へ閉じ込めるおそれがあります。
夏にフンを見つけた場合は、自分で追い出しや封鎖を行わず、まず建物内の状況を確認してください。
9月ごろまでは、夏から続くフン被害が見られることがあります。
幼獣が自力で飛べるようになり、夕方の出入りを確認しやすくなるため、秋は追い出しと侵入口封鎖を検討しやすい時期です。
ただし、気温が下がると活動量も低下します。日付だけで判断せず、実際にコウモリが外へ出ているかを確認してから作業を進めます。
冬は活動量が低下するため、新しく落ちるフンも少なくなります。
ただし、フンが増えていないからといって、コウモリが建物内にいないとは限りません。屋根裏や壁の内部で動かずに過ごしている場合があります。
コウモリの存在を確認できないまま侵入口を塞ぐと、内部へ閉じ込めるおそれがあります。冬は無理に封鎖せず、活動状況を調査してから対応を判断してください。
時期ごとの活動パターンを、月別で整理してみましょう。
| 時期 | 主な活動 | フンの傾向 | 対応時の注意 |
|---|---|---|---|
| 1〜3月 | 活動が少ない | 新しいフンは少ない | 建物内に個体がいないと確認できるまで塞がない |
| 4〜5月 | 活動を再開 | 徐々に増える | 夕方の出入りを確認し、対策を検討する |
| 6月 | 出産時期に入る | 増えやすい | 幼獣を残さないよう自力で封鎖しない |
| 7〜8月 | 出産・子育て | 目立ちやすい | 幼獣の有無を確認せず追い出さない |
| 9月 | 幼獣も活動 | 多い状態が続きやすい | 全個体の退出を確認してから封鎖する |
| 10月 | 活動が徐々に低下 | 減少し始める | 気温と出入りの状況を確認する |
| 11〜12月 | 活動が少ない | 新しいフンは少ない | 冬眠・休眠中の個体を閉じ込めない |
コウモリの活動時期は、地域の気温や建物の環境によって多少前後します。
ただし、基本的な流れは、春に活動が増え、夏から初秋に被害が目立ち、気温が下がると徐々に活動が減るというものです。
月だけを見て判断せず、夕方の出入りや新しいフンの有無もあわせて確認してください。
フンを見つけたときの対応は、コウモリが子育て中か、外へ飛べる状態かによって変わります。
季節だけで作業の可否を決めず、実際の出入りと建物内の状況を確認することが大切です。
春は活動が再開し、フンが増え始める時期です。
夕方に侵入口から出入りしている様子を確認し、建物内に幼獣がいなければ、追い出しと侵入口封鎖を検討できます。
ただし、屋根や2階の換気口など、高所へ上らなければ確認できない場合は自分で作業しないでください。
夏は、飛べない幼獣が建物内に残っている可能性が高い時期です。
自分で忌避剤を噴射したり、侵入口を塞いだりすると、親子を分断するおそれがあります。そのため、夏は自力で追い出しや封鎖を行わないでください。
手が届く場所に少量のフンがある場合は、粉じんを舞い上げない方法で回収できます。一方、毎日フンが増える、大量に蓄積している、天井裏から鳴き声がする場合は、早めの調査が必要です。
「10月まで何もせず待つ」のではなく、夏のうちに侵入口と被害範囲を確認し、追い出しを行える時期までの対策を決めておきます。
秋は幼獣が飛べるようになり、追い出しを検討しやすくなる時期です。
日没前後の出入りを確認し、建物内にコウモリが残っていないことを確かめたうえで侵入口を塞ぎます。
ただし、気温の低下が早い地域では、10月を待たずに活動が減ることがあります。「10月なら必ず駆除できる」とは考えず、現場の活動状況を優先してください。
冬はコウモリの動きが少なく、内部に残っている個体を確認しにくい時期です。
新しいフンが見つからなくても、すぐに侵入口を塞いではいけません。コウモリが建物内で動かずに過ごしている場合、閉じ込めてしまうおそれがあります。
一方、冬でも新しいフンが毎日増えている場合は、活動中の個体がいるか、別の害獣のフンである可能性があります。清掃だけで済ませず、侵入状況を確認してください。
※弊社から見積りに関してご連絡させていただく場合がございます。

コウモリのフンによる健康上の注意点は、季節よりも、フンの量と掃除方法によって変わります。
特に、大量に蓄積した乾燥フンを掃除機やほうきで処理すると、細かな粉じんが舞い上がることがあります。夏だから危険、冬だから安全というものではありません。
少量のフンを自分で回収する場合は、次の点を守ってください。
天井裏や壁の内部にフンがある場合、大量に蓄積している場合、強い悪臭や害虫が発生している場合は、自分で清掃しないでください。
感染症や体調に異変が生じた場合の対応については、「コウモリのフンは感染症の危険?症状と日本のリスクを解説」で詳しく紹介しています。
コウモリは鳥獣保護管理法の対象となる野生動物です。許可なく捕獲したり、殺傷したりすることは原則として禁止されています。
住宅での対策は、コウモリを傷つけずに建物の外へ追い出し、すべての個体が退出したことを確認してから侵入口を塞ぐ方法が基本です。
特に夏は幼獣、冬は活動していない個体が建物内に残っていることがあります。季節だけで判断して塞ぐのではなく、実際の出入りを確認してください。

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結論:6月から9月にかけて最も増えやすく、害獣駆除対策センターの2025年データでは、この4か月間で年間相談の約71.7%が集中しています。
この時期に集中する理由は、気温上昇で餌となる昆虫が増えて活動量が増加することに加え、6月中旬から7月中旬がアブラコウモリの出産期で、約1か月の哺育期間中は親と幼獣が同じねぐらを利用するためです。掃除をしても翌日には新しいフンが落ちている場合、建物の隙間を継続的にねぐらとして利用されている可能性が高いといえます。
結論:7月から8月は飛べない幼獣が建物内に残っている可能性が高いため、自分で追い出しや侵入口の封鎖を行ってはいけません。
この時期に親だけを追い出したり、侵入口を先に塞いだりすると、幼獣を建物内へ閉じ込めるおそれがあります。フンの掃除は使い捨て手袋とマスクを着用し、霧吹きで湿らせてから行うことは可能ですが、追い出しや封鎖については、まず建物内の状況を確認する必要があります。専門業者へ調査を依頼することをおすすめします。
結論:コウモリのフンは昆虫の破片を含むため乾燥すると崩れやすく、軒下や換気口など出入り口の下にまとまって落ちやすい点が特徴です。
一方、ネズミのフンは中身が詰まっており崩れにくく、壁際や屋根裏などの移動経路に沿って散らばっている傾向があります。見分ける際は、崩れやすさと落ちている場所を確認してください。ただし、フンを素手で割ったり指で潰したりして確認してはいけません。見た目や落下場所だけで判断できない場合は、夕方の出入りや足音など、ほかの痕跡も確認する必要があります。
結論:春(4月から5月)と秋(9月から10月)が追い出しと封鎖を検討しやすい時期です。
春は子育てが始まる前で、幼獣がいないことを確認しやすい時期です。秋は幼獣が自力で飛べるようになるため、夕方の出入りを確認したうえで対策を進めることができます。ただし、秋は気温低下で活動量が減少する場合があるため、日付だけで判断せず、実際にコウモリが外へ出ているかを複数回確認してから作業を進めることが重要です。
結論:冬は活動量が低下して新しいフンが減りますが、建物内に残っている可能性があるため、出入りを確認できない状態で侵入口を塞いではいけません。
コウモリは屋根裏や壁の内部で動かずに過ごしている場合があります。フンが増えていないからといってコウモリが建物内にいないとは限らず、存在を確認できないまま封鎖すると内部へ閉じ込めるおそれがあります。冬は無理に封鎖せず、春以降の対策に向けて活動状況を調査してから対応を判断してください。
結論:粉じんを吸い込まないよう、使い捨て手袋とマスクを着用し、霧吹きで湿らせてから回収してください。掃除機やほうきは使用禁止です。
コウモリのフンは乾燥すると崩れやすく、掃除機やほうきで処理すると粉じんが舞い上がります。霧吹きで湿らせてからペーパータオルや新聞紙で包み、ビニール袋へ入れて密閉してから廃棄します。使用した手袋やマスクも同じ袋へ入れて処分してください。作業後は手をしっかり洗い、フンが落ちていた周辺をアルコールや次亜塩素酸で拭き取ることをおすすめします。
結論:コウモリは鳥獣保護管理法により保護されており、許可なく捕獲・殺傷することは禁止されています。
追い出しと侵入口の封鎖は法律上可能ですが、建物内に幼獣が残っていないことを確認したうえで行う必要があります。特に夏から初秋は幼獣がいる可能性が高く、誤って閉じ込めると違法となるだけでなく、建物内で衰弱・死亡して悪臭や衛生問題を引き起こすおそれもあります。自分で対応できる範囲を超えている場合は、専門業者へ相談することをおすすめします。
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