ダニ駆除!退治方法を害虫・害獣駆除のプロが解説

住宅の中で害虫・害獣が住み着く場所はどこが多い?対処法を考えよう!

今回はダニの生態とダニ駆除方法をご紹介します。

ダニ退治する上で重要なのは退治してから除去をすること。
退治だけでは死骸や糞が残ってしまうので、それらが除去までするのが基本です。

次に、日本にいるダニの種類と食性・生態を簡単ご紹介します。

ダニ種類ヒョウヒダニ
(0.3~0.4mm)
ケナガコナダニ
(0.3~0.4mm)
ツメダニ
(0.3~0.8mm)
食性人のふけ、食物等ワラや、乾燥食品等捕食対象は
ヒョウヒダニ、コナダニ
小昆虫
生態室内塵に最も多く発生。
アトピー性皮膚炎、喘息、アレルギー性疾患の主原因。
畳に発生、米麦・豆類・チーズ・粉ミルクなどの食品や家畜飼料にも発生する畳やカーペットなどの中にいる捕食対象が多くなると増える。
人と接触した場合に皮膚を刺し、皮疹に。

ダニは暖かくなると増える!?

ダニは、畳、ソファ、カーペット、ラグ、布団にひそんで、人やペットを刺したり、アレルギーなど体に影響を及ぼすこともあります。
室内ダニは高温多湿、温度20~30℃、湿度60~80%。の高温多湿を好みます。
温度が逆に低い場合は、ダニは繁殖しません。寒い時期は、ダニは動かずに生きています。
日本の平均気温は20~30度のため、常にダニが繁殖しやすい環境にあります。
特に気をつけたいのが家の中にいるダニです。ヒョウヒダニ(チリダニ)、コナダニ、ツメダニが主な室内のダニといわれています。
このうち、アレルギーの原因となるのはヒョウヒダニで、家の中にいるダニの7~9割を占めます。
また、ツメダニが発生したときは注意が必要。
ツメダニがいるということは、捕食対象のヒョウヒダニやコナダニが家の中で多く発生している可能性が高いのです。
ツメダニは人を刺すこともあるのでしっかり退治することが大切です。

寝具→布団乾燥機でダニ退治

埃や人のふけ・垢などの老廃物をエサにするヒョウヒダニにとってとても快適な環境です。
ダニは50度以上の熱と乾燥に弱いので、布団乾燥機を使って1時間程度乾燥させればダニを退治をすることができます、 その後、掃除機などをゆっくりかけてダニの死骸や糞を除去しましょう。

カーペットやラグ→スチームアイロンorドライヤーでダニ退治

寝具と同様にダニの好む環境です。毎日の掃除機がけももちろん大切ですが、
定期的にダニ退治をしましょう。
スチームアイロンをあてて、ダニを退治してから、掃除機で除去。
スチームアイロンがない場合はドライヤーでもできます。

ソファ

布製のソファでカバーが外せるなら洗って、乾燥させます。
その後、本体に掃除機をしっかりかけてからカバーをしてください。
また、カバーが外れない場合は、布団乾燥機でダニを退治し、掃除機をかけましょう。
こちらもドライヤーで代用可能です。

カバーリングタイプのソファ

お湯で選択することで対処可能です。
ダニを駆除させるには、50度以上のお湯に20~30分つける必要があります

※カバーを洗えるか、熱を加えてもいいかはソファの素材によるため、
洗濯表示や取扱説明書等をしっかり確認しましょう。
消毒用エタノール 合皮・本皮のダニを駆除するには、
消毒用エタノールを使った方法が最も効果的です。
・ソファ表面を水拭きする
・ソファの全体に消毒用エタノールを吹きかける(隙間や縫い目は徹底的に)
・消毒用エタノールを雑巾で拭き取る
・綺麗なフキンで仕上げ 以上で完了です。お家にある物で簡単に駆除できます。
・ダニ退治用のくん煙剤を活用 部屋の隅々まで手軽に対策をしたい場合は、
ダニ退治に特化したくん煙剤を使用するのがおすすめです。

一定時間部屋に入ることができなくなりますが、薬剤の入った煙が狭いところにも行き届きます。
ダニ退治する上で重要なのは退治してから除去をすること。
退治だけでは死骸や糞が残ってしまうので、除去まですることが大切です。

ダニ駆除スプレーの使い方

・ソファやカーペット、ラグから20~30cmぐらい離してからダニ駆除スプレーをふきかける。
・その後、1時間ほど放置しましょう。
・1時間ほど経ったら、掃除機で死骸を吸い取りましょう

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