家に住み着いたゴキブリを徹底的に駆除する方法を紹介!!



ゴキブリが家に現れた!大事な3つの手順

ゴキブリが家に現れた際には、焦らずにしっかりと対策を立てることが非常に大切です。
もしゴキブリに住みつかれると、屋内で卵を産み、そこで繁殖してしまう危険性があります。

住みつかれて、卵を産んでしまうと簡単に駆除するのは難しく、徹底的な対策が必要になってきます。

徹底的な対策をする上で大切になってくる3つの手順があります。


  1. 家の中にいるゴキブリを倒す
  2. 複数の毒餌で幼虫を倒す
  3. 家にゴキブリを絶対に侵入させない

ここからは、この3つの手順についてどのようなことをすれば良いのかを詳しく解説していきます。


家に住み着いているかどうか見極めよう!!


まず事前準備として、自宅にゴキブリが住み着いているかどうかの確認をしましょう。

ゴキブリは全ての種類が住み着くとは限りません。
クロゴキブリのように外での活動が主で住み着くことが少ない種類がいれば、チャバネゴキブリのように屋内の活動が主で住み着く可能性が高い種類もいます。

そのため、1度見かけたからといって、必ずしも住み着いているとは言えません

ゴキブリが家の中に住み着いているかどうかを判断するためには、どんくらいの頻度で見かけるが一つの指標となります。

通常、ゴキブリは夜間に活動するため、夜中に頻繁に見かける場合は、家の中での繁殖を疑った方がよいでしょう。具体的には、

日に2回以上見かける、または2日に1回以上

の頻度で出現する場合、家のどこかに巣を作っている可能性があります。すでにどこかに卵がある可能性が高いため、これから紹介する駆除方法を実践しましょう。


今いるゴキブリを徹底的に駆除しよう!

今現在家の中にいるゴキブリを手っ取り早く駆除する方法として、バルサンを使用するのが最も効果的です

ホウ酸団子やゴキブリホイホイ、市販のゴキジェットで駆除する方法などもありますが、バルサンは目に見えない家の隅々のゴキブリを駆除してくれます。

バルサンには煙タイプミストタイプの2種類がありますが、それぞれに特有の特徴があります。


煙タイプの特徴

煙タイプのバルサンは、家全体に薬剤を充満させることができるため、家具の隙間や壁の奥など、目に見えない場所に潜んでいるゴキブリを確実に駆除することができます。

効果は強力ですが、煙が大量に出るため、アパートやマンションでは使用を控え、一軒家のご自宅での使用を推奨しています

使用の際は、火災報知器に影響を与える可能性があるため、使用前には報知器の感知機能を一時的に停止させるか、報知器カバーを利用するようにしましょう。


おすすめの煙タイプバルサン

バルサン プロEX

バルサンプロEXはバルサン史上最強シリーズで、3つの有効成分を配合しており、家の隅々のゴキブリを徹底退治してくれます。家電にカバーをしたり、衣類や食器が煙に触れないようにしなければいけなかったりと手間は多いですが、その努力に見合う効果があります。使用後は換気や掃除を行えば、人体への危険はなく安全に使えるのでご安心くださいい。2種類のサイズがあるのでご自身のご自宅にあったサイズをご使用ください。 使用する際はパッケージ記載の使用上の注意を読んで正しく使用することをおすすめします。


ミストタイプの特徴

ミストタイプのバルサンは、液体のミストが広がり、目の届かない場所や狭い隙間にもしっかりと薬剤が行き届き、ゴキブリを効果的に駆除します。
煙タイプと比較すると効果が少し弱いですが、壁や床への残留が少なく、家具や家電への影響を最小限に抑えることができます

さらにミストのため飛散があまり広がらないので、アパートやマンションでも使用することができます。飛散力の弱さゆえに押し入れなどはバルサン使用前に開けておいた方が効果を発揮してくれます。

また、ミストなので火災報知器の心配をしなくていいというメリットもあります。


おすすめのミストタイプバルサン

バルサン プロEX 霧タイプ

バルサンプロEXはバルサン史上最強シリーズで、3つの有効成分を配合しており、家の隅々のゴキブリを徹底退治してくれます。家電にカバーをしたり、衣類や食器が煙に触れないようにしなければいけなかったりと手間は多いですが、その努力に見合う効果があります。霧タイプは火災報知器へのカバーが不必要なのと、所要時間が煙タイプよりも少ないというメリットがあります。使用後は換気や掃除を行えば、人体への危険はなく安全に使えるのでご安心くださいい。 使用する際はパッケージ記載の使用上の注意を読んで正しく使用することをおすすめします。


使用後は食器やキッチン用品をしっかりと洗うのを忘れないようにしましょう


残った卵にどんな対処をすればいいの??


バルサンで住み着いてしまった成虫ゴキブリを殲滅することができました、しかし、ここからがゴキブリから家を守るための本番です。

まだ屋内に卵が残っている可能性が非常に高いです。
卵はバルサンでは駆除することができないので、別の方法で対策する必要があります。

卵から孵ったばかりの幼虫は毒餌(ベイト剤)に弱いため、毒餌を設置して卵から孵った幼虫を駆除するのが非常におすすめです

しかし、適当にベイト剤を設置しても完全には駆除できない可能性が高いです。その理由を含め、大事になってくる3つのポイントを紹介します。


【3つのポイント】

①有効成分が異なる毒餌を2〜3種類用意する

ゴキブリには味の好みがあり、特定の味の毒餌を好んで食べることがあります。
そのため、有効成分が異なる複数種類の毒餌を購入し、家中に設置することが大切です。そうすることで、特定の好みを持った幼虫が駆除できないリスクを軽減することができます。

理由に関しては次の章で解説します。


②家の中に説明書の5倍量を設置する

通常の説明書では各部屋に1個ずつ置くと書かれていることが多いですが、それでは効果が弱く、徹底した駆除をすることはできません。

そのため、説明書に記載されているの5倍の量の毒餌を1mおきに、家中に設置することをおすすめします
この時、必ず1箇所に複数種類の毒餌を固めておくようにしましょう。


③ゴキブリの習性を利用して設置する

ゴキブリは壁のヘリを移動する習性があるため、毒餌は部屋のフチにおくようにしましょう
また、棚の周りやタンスの引き出しの中などもヘリになっているので毒餌を設置しましょう。


意外とグルメなゴキブリ!

一部では「毒餌に耐性を持ったゴキブリがいる」と言われていていますがそれは間違いです。

耐性があるように感じるのは間違いありません。そう感じてしまう大きな理由として、虫なのにも関わらずゴキブリには個体ごとに好きな味、嫌いな味があることが影響しています
ゴキブリは意外とグルメで、好きな味以外の餌はほとんど食べないという、わがままな性格なのです。

そのため、毒餌は1種類ではなく複数種類(2〜3種類)の毒餌を用意して設置しましょう。

毒餌は製品ごとに有効成分が異なります。有効成分が異なると味が違いますので、最低でも2種類、なるべく3種類の毒餌を用意しておけば駆除できる可能性が大きく高まります。


毒餌を1種類しか置いていないとどうなる??


例えば、100匹中90匹がしょっぱい味を好みで、残り10匹は甘い味を好む無個体だった場合、仮にしょっぱい毒餌だけを置いておくと、駆除できるのは90匹で、残りの10匹は駆除することができずに生き残ってしまいます

他にも100匹中99匹が甘い味を好むが、1匹だけがしょっぱい味を好むといったケースもあり得ます。もし仮に甘い毒餌のみを置いておくと、甘い味を好む1匹は生き残ることになります。

1匹だけなら問題ないと思うかもしれませんが、その1匹が繁殖すると、遺伝の関係で甘い味が好みの個体としょっぱい味が好みの個体が半分半分で生まれる可能性があります
そうなると次の世代では生き残る個体が増え、「耐性を持った個体がいる」と勘違いしてしまうのです。


最後は屋内に入ってこないようにしよう!

最終段階として、再発防止のために外からの侵入を防ぐ対策を行いましょう

バルサンには使用後に侵入防止の効果が一定時間残りますが、時間が経つと効果が薄くなってしまうので別の対策を行なった方がいいでしょう。

ゴキブリの侵入を防ぐために、街頭用の殺虫スプレーを使用するのが効果的です。

街頭用の殺虫スプレーは普通の殺虫スプレーよりも効果が非常に強力で噴射しておくと一定期間予防効果が続きます

以下の場所に噴射することをおすすめします。


【街灯用スプレーおすすめの使用場所】

  • 窓の枠と真ん中の区切り部分
  • 玄関ドアの枠部分
  • 換気扇内側と周辺

窓の枠部分と真ん中の区切り部分に噴射しよう

ゴキブリは5mmの隙間さえあれば侵入してきます。

築年数が古い建物は経年劣化などで隙間ができがちです。もし窓に隙間があれば、そこから侵入してくる可能性が高いので、家にある全ての窓のフチにスプレーを施しましょう。

特に、隙間ができてしまう窓の真ん中の区切り部分や窓枠に噴射しましょう


玄関ドアの枠部分に噴射しよう

玄関のドアの枠、特に下と上の部分には隙間があることがあります

玄関ドアのフチ部分に1周スプレーを噴射することで、ゴキブリの侵入を予防することができます。


換気扇内側と周辺に噴射しよう

換気扇は外と直接繋がっているため、ゴキブリの格好の侵入経路になります

換気扇のフィルターの裏側や羽の内側と、換気扇の周りにスプレーを噴射しておきましょう。

また、特に羽付きの換気扇だとフィルターがついていないことが多いので換気扇カバーを必ず設置しましょう。


対策の費用はいくらかかるの??


対策方法費用
自分で駆除対策する場合の費用4,000円〜6,000円
業者にお願いする場合の費用2万円〜5万円

自分で行う場合

もし住み付かれてしまった場合、自分で駆除するのは手間と時間がかかってしまいます。
なおかつ、業者とは違い確実に駆除できる保証は100%ではありません

しかし費用としてはバルサンと毒餌、殺虫剤の購入だけでいいのでそこまでかかりません。

年間4,000〜6,000円程度で予防することができます。


業者にお願いする場合

専門業者に依頼する場合の費用は、被害の大きさやご自宅の大きさによって異なりますが、

一般的に20000〜50000円程度です。

まずは被害の状況を確認して、具体的な費用の見積もりを業者に依頼して確認しましょう。


駆除が難しい時は業者に依頼しよう!!

予防しても駆除しても全く改善されない・・・
何年もゴキブリの被害にあっている・・・

そんな時は害虫駆除のプロ専門業者に依頼して駆除してもらいましょう。

プロの業者に任せれば、的確にゴキブリの発生理由を特定し、専門の薬剤を使用するので、確実に駆除・予防することが可能です。

ホームレスキュー株式会社は皆さまが安心して生活できるよう、プロの害虫駆除の職人が確実な駆除・予防いたします。
駆除依頼を希望の方はお気軽に相談・見積もりしてさい。


業者にお願いするとき注意する事

業者に依頼する際には、以下の3点のポイントに注意します。

1.信頼性
業者の評判や口コミを確認し、信頼できる業者を選ぶことが重要です。また、害虫害獣駆除は経験が非常に重要な世界なので、HPを見て実績のコラムがあったりと、実績が豊富そうな業者を選びましょう。

2.料金や作業内容
HPを見たり、電話をかけたりして費用や作業内容を確認し、明確であるかを確認しましょう。詳細な料金は実際に現場を見ないとわからないことが多いため、費用や作業料金が明確な複数の業者から見積もりを取って比較しすることを推奨いたします。また、最低料金がある場合があるため必ず確認しましょう。

3.保証内容
駆除したはずなのにアブラムシが駆除しきれてなかったなんてこともあります。そんなとき、保証がなかったり中身のない保証の場合、追加で費用がかかってしまいます。保証内容が明確であり、保証期間が長く安心できる業者にお願いしましょう。

ホームレスキュー株式会社は皆さまが安心して生活できるよう、プロの害虫駆除の職人が確実な駆除・予防いたします。
駆除依頼を希望の方はお気軽に相談・見積もりしてさい。


この記事の作成者
害獣駆除の専門家 ケーシーさん

害獣駆除センター
害獣駆除の専門家
元田 ケーシー


害獣駆除センターの害獣駆除の研究員です。害獣の生態や効果的な忌避方法を研究しています。記事で執筆している内容は、自社で試験調査した内容や、国内と海外の学術論文を基に情報提供しています。

地域別駆除実績

関西エリア

関東エリア

東海エリア