大阪でネズミ被害が急増中!?急増した背景や被害状況を解説します!

こんな人におすすめ!

  • 大阪に住んでいる
  • ネズミが家に出た
  • ネズミ被害の予防をしたい
  • 業者へネズミ駆除の依頼を検討している


大阪のネズミ被害は確実に増加傾向にある

害獣駆除対策センターでは、多くのネズミ駆除の依頼をいただいております。

2023年は2650件だった依頼件数も2024年には3020件にまで増加し、なんと前年比13%の増加となりました。

また、10年前と比較すると2014~2024年では約287%増加しており、今後も増加していくことが見込まれます。

大阪府ネズミ相談件数の推移

大阪府ネズミ相談件数の推移(2014-2024年)

グラフでもわかるように、2014〜2019年までは増加率69%と増加しているものの、緩やかであったグラフが、2019年から2024年にかけて急激に増加していることが読み取れます。

なぜここまで大幅に増加しているのか、次の段落で解説していきます。


コロナ禍が引き起こした「ネズミ大移動」

なぜ今、ネズミ被害が急増しているのか?

2020年と言われて何を思い出すでしょうか?
大きな出来事といえば新型コロナウイルスによる緊急事態宣言でしょう。

2度目の緊急事態宣言にて時短営業や閉店が相次いだ時期よりネズミの被害件数が激増したことが確認されています。

急増した理由

居住地のネズミ被害が増加した経緯

先ほども申し上げたように緊急事態宣言による飲食店の閉店&時短営業がネズミの生活環境を大きく変えてしまいました。

都心部のネズミ生活は飲食店に依存しています。しかし閉店や時短営業、営業停止の影響を受け、食料確保が難しくなってしまいました。

その結果、ネズミは食料を求め、飲食店から民家へと居住地を移してしまいました。

そのため、被害件数が増えてしまっているのです。


なんで年々増えていってるの?

コロナが終わったからこれからは、被害減っていくのでは??

そう思うかもしれませんが、これからどんどん増えていくと害獣対策駆除センターでは予想しています。

なぜなら、飲食店から移動したネズミは私たちの居住地で繁殖を行い、個体数を増やしているからです。
なおかつ、ネズミは生まれた場所に適応する力がとても高いため、必ずしも飲食街に戻るということはなく、ほとんどのネズミは私たちの居住地に適応し住み着いてしまいます。

そのため、これからも被害件数が増えていってしまうと私たちは考えています


大阪市が行う「ネズミ防除強調期間」

ここでは大阪市がネズミ防除のために行なっている「ネズミ防除強調期間」の取り組みについて紹介します。

どんな取り組み??

大阪市では、12月から2月を「ネズミ防除強調期間」として、市内一斉のネズミの防除を推進しています。

2019年に始まった制度であり、ネズミ防除に対する意識を高めることができる素晴らしい取り組みになっています。

なぜこの時期かというと

  • 寒くなってネズミが屋内に避難してくるため
  • 年末年始に家庭の食糧が増える影響
  • 春の繁殖期前に数を減らしたいから

といった理由があるためです。

Warning

ネズミは秋から居住地に侵入してくる可能性が高くなっているため、秋ごろから防除対策を行いましょう。


防除方法の相談先

保健福祉センターでは防除方法についての相談や捕獲カゴの貸し出しの相談を行なっております。

各区保健福祉センター(生活環境)

 区名電話番号区名 電話番号 
 北 06-6313-9973 東淀川区06-4809-9973
都島(分館) 06-6882-9973 東成 06-6977-9973
 福島 06-6464-9973 生野06-6715-9973
 此花06-6466-9973 旭06-6957-9973
 中央 06-6267-9973 城東06-6930-9973
 西06-6532-9973 鶴見 06-6915-9973
港  06-6576-9973 阿倍野06-6622-9973
 大正 06-4394-9973 住之江06-6682-9973
 天王寺 06-6774-9973 住吉 06-6694-9973
 浪速 06-6647-9973 東住吉 06-4399-9973
 西淀川 06-6478-9973 平野 06-4302-9973
 淀川 06-6308-9973 西成06-6659-9973

大阪府の被害状況

大阪府で依頼を受けたネズミ被害の被害内容の内訳は以下のようになっておりました。


大阪でのネズミ被害の内訳(2024年)

天井裏の騒音 (45%)

クマネズミによる夜間の走り回り音。睡眠不足や精神的ストレスの主原因。

食品被害 (28%)

米・パンのかじり被害。食中毒リスクも伴う深刻な衛生問題。

配線齧害 (15%)

電気配線の齧り被害。停電や火災の原因となる危険な被害。

フン害・その他 (12%)

糞尿による悪臭・建材損傷。感染症リスクも懸念される。

※害獣対策駆除センターの実績データより集計

大阪府では天井裏の騒音被害絵依頼をいただくことが最も多いです。

実際のところ、全国的にも天井裏からの騒音被害が多くなっています。



大阪はネズミの大巣窟!

大阪府は東京に次いで2位であり(害獣対策駆除センター 調べ)ネズミの大巣窟となっています。

特に大阪府の繁華街では飲食店が多く、ネズミの餌になる環境が整い、すみかになる地下街なども多いため、多くのネズミが生息しています。

大阪ネズミの種類別の被害割合

クマネズミ

警戒心が強く、天井裏被害の主犯。駆除が最も困難。

ドブネズミ

下水道から侵入。32.3%急増で最も深刻化。

ハツカネズミ

小型で住宅地に拡散中。食品被害が多い。

特にクマネズミの被害の割合が高く50%、ドブネズミが40%、ハツカネズミが10%となっています。

クマネズミが多いことから、大阪府でのネズミ被害は屋根裏の騒音被害のご依頼を最も多くいただきます。



今すぐできる対策法

対策方法は下記の記事で解説しておりますぜひご参考ください。


専門業者にお願いしよう!

ネズミを自分で完全に駆除することは難しく、フンや尿、死骸を自分で処理しなければいけません。
そのため、病原菌の感染のリスクもあり、非常に危険です。

そのため、家に出たネズミの駆除は専門業者に依頼してお願いしましょう。
専門業者なら安心・安全に手間をかけることなく、確実に駆除することができます。


業者を選ぶときのポイント

その

補償内容

多くの業者では、駆除後の一定期間内の再発時に無償で保証対応してくれます。どのようなアフターフォローがあるか確認しましょう。

その

料金と作業内容

作業内容と費用の内訳が明確で、追加料金の発生条件などの事前の提示、しっかりとした説明を行なっているかどうか。

その

口コミ・評判

WebサイトやSNS上での評価をチェックし、対応が速いか、丁寧かなどご自身が気になる点を確認しましょう。

その

複数の業者に見積もり

料金やサービス内容は会社によって大きく異なります。

業者を選ぶときは必ず複数の会社へ見積もりを行いましょう。


大阪府の害獣被害は害獣駆除対策センターへご相談ください!

「どこに頼んだらいいかわからない・・・」

害獣駆除の専門業者はたくさんあるため、迷ってしまいますよね・・・
そんな時は「害獣駆除対策センター」にお任せください。

害獣対策駆除センターでは、経験豊富な害獣駆除のプロが徹底的にネズミの駆除・予防をいたします!
調査・お見積もりは無料で行いますのでお気軽にご相談ください。


害獣駆除対策センターの強み

害獣駆除対策センターはすべて自社対応、
実績豊富な害獣駆除のプロの職人が多数在籍しているから・・・

Danger

一部の害獣駆除会社は、他社に丸投げしているケースがあります……
害獣駆除業者の中には悪徳業者も多くいます。十分に注意して業者を見極めることが大事です。


害獣対策駆除センターの施工の流れ

STEP

まずはご相談ください

現場担当者が直接お電話にて相談をお受けしますから、お話もスムーズ。
ご相談は無料ですので現場の状況を詳しくお聞かせください。年中無休で対応します。


STEP

無料の現地調査を行います

弊社で対応可能であった場合、まずは現地の調査を行います。
最短30分で現地到着可能です。無料ですので、ご安心ください!


STEP

提案・お見積り・ご検討

調査した内容を元にお客様にとってベストな提案をさせていただき、作業の詳細まで説明のうえお見積りを出させていただきます。
お見積り後の上乗せはありません。明朗会計第一です!


STEP

作業日の調整

年中無休で対応しますので「この日しか無理」と言った場合などでも、ご都合に合わせて対応いたします。


STEP

駆除作業

お見積り内容にご了承いただいたら、害獣・害虫対策のプロが確実に駆除・予防します。

施工にかかる期間は被害状況や修繕場所によって変わります。施工期間の目安はお見積もり時にお伝えいたしますのでご安心ください。


定期点検

定期点検・メンテナンス

作業が完了して終わりではありません。その後、アフターメンテナンスのサポートが始まります。
柔軟かつ隅々まで行き届いたアフターフォローが可能です。




まとめ

今回は害獣対策駆除センターでの実績をもとに大阪府のネズミ被害がどれだけ増加しているか、増加の背景、被害状況について解説してきました。

これからも居住地のネズミの被害は増加する一方だと思いますので、何も被害がなくても早めに必ず防除のための施策を行いましょう。

防除の方法については、こちらの弊社の記事を参考にするか、お住まいの保健福祉センターに相談しましょう。


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この記事の作成者
害獣駆除の専門家 鈴木 北斗

害獣駆除センター
害獣駆除の専門家
鈴木 北斗


害獣駆除センターの害獣・害虫駆除の研究員です。害獣と害虫の駆除方法について研究しています。記事で執筆している内容は、自社での実績と経験、国内と海外の学術論文を基に情報提供しています。

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