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シロアリは、木造住宅にとって大きな敵です。
シロアリによる被害は、年間約1兆円にも上ると言われています。家の構造や強度を低下させるだけでなく、健康や美観にも影響を与える可能性があるため、注意しなければなりません。
シロアリの被害を防ぐためには、どのような対策や駆除を行えばよいのでしょうか?
この記事では、シロアリの確認方法、対処方法と対策についてご紹介します。
シロアリは、木材や土壌に住み着いて、木の繊維を食べる昆虫です。シロアリは、日光や乾燥を嫌うため、目に見える場所に出てくることはほとんどありません。そのため、被害に気づくのはすでに深刻な状態になってからということも多いです。
シロアリの被害を早期に発見するためには、定期的に家の状態をチェックすることが大切です。シロアリがいるかどうかを確認する方法は、以下のようなものがあります。
シロアリは、一定の時期になると、羽を持った個体を大量に発生させます。これを羽アリと呼びます。羽アリは、新しい巣を作るために飛び立ちますが、その際に家の中に入り込むことがあります。家の中で羽アリを見つけたら、シロアリの巣が近くにある可能性が高いです。
シロアリは、木材と土壌の間に泥でできた管状の構造物を作ります。これを泥の管と呼びます。泥の管は、シロアリが移動するときの道や保護するためのものです。泥の管は、基礎や壁、床下などに見られます。泥の管を見つけたら、シロアリが活動している証拠です。
シロアリは、木材の内部から食べていくため、外見はあまり変わらないことがあります。しかし、木材を叩くと空洞の音がする、木材がふにゃふにゃになっている、木くずや粉が出ている、などの症状が見られる場合は、シロアリがすでに侵入している可能性があります。木材の損傷は、家の強度や安全性に影響するため、早急に対処する必要があります。
シロアリの侵入を防ぐには、家の建設前の準備段階と家を建設した後の二つに分けて考える必要があります。
まず、建設前の準備段階で気を付ける点は以下があげられます。
家の基礎は、家の中でも一番地面から近いところにあります。シロアリにとって住み心地の良い環境にしないためにも、基礎にはコンクリートを採用するようにしましょう。
シロアリは木材を介して家の柱などに侵入します。侵入させないようにするためにも、シーラントなどで侵入経路を作らないようにすることが大事です。
つづいて、家を建設した後に気を付ける点は以下があげられます。
シロアリは、湿った土壌を好むため、基礎の周囲の土壌を乾燥した状態に保つことが重要です。そのためには、適切な整地と排水を行うことが必要です。
シロアリは、セメント基礎の亀裂など、家のちょっとした隙間から侵入することがあります。そのため、コーキングの埋めなおしなどの実施を検討するのもよいでしょう。
シロアリの被害を発見した場合は、早急に対処することが必要です。シロアリへの対処方法は、以下のようなものがあります。
シロアリを駆除するためには、農薬製品を散布することが一般的です。農薬製品には、シロアリの体内に侵入して死滅させるものや、シロアリの行動を阻害して巣に戻れなくさせるものなどがあります。
農薬製品の散布は、自分で行うこともできますが、専門的な知識や技術が必要な場合もあります。また、農薬製品には、人やペット、環境に影響を与える可能性があるので、注意して使用する必要があります。
シロアリの被害を受けた場合は、ハウスメーカーや運営会社への相談も有効な方法です。シロアリの駆除や予防に関するアドバイスやサービスを提供している場合もありますし、場合によっては補填してくれることもあります。
運営会社に相談するときは、契約書や保証書などの書類を用意しておくとよいでしょう。
自分でするのが困難であれば、シロアリ駆除業者に依頼することもできます。シロアリ駆除業者は、シロアリの種類や被害の状況に応じて、最適な駆除方法を提案してくれます。また、シロアリの予防や定期点検などのサービスも行ってくれます。シロアリ駆除業者に依頼するときは、以下のようなことに注意してください。
■ 業者の実績や評判を確認する
■ 業者の料金やサービス内容が明確になっているかを確認する
■ 業者と契約する前に見積もりや説明などを行っているかを確認する
まとめ
シロアリの確認方法、対処方法と対策について紹介しました。害獣駆除対策センターでは、無料で見積もりや被害についての調査を行っております。 シロアリ以外にも、ネズミやイタチ、アライグマなども承っています。少しでもお困りのことがありましたら、問い合わせ窓口よりご連絡ください。
相談窓口:0120-072-739